'03.11.08 作成
第65回都市対抗野球大会
ヤオハンジャパン初陣レポート
at 東京ドーム 7月24日 (Sun)
Vol.9でも告知したとおり、私、春駒とJ.S嬢は、泊りがけでドームに来ておりました。
ドームすぐ裏手のホテルに泊まっていたんですが、「さあ、行こうかな」と思って何気なくカーテンを開けたら・・・。目の前に伊豆○根、富○急と言った見慣れたバスがずら〜。そして全てのバスの窓には『必勝・ヤオハンジャパン』の文字。
「もしかして・・・、これがウワサの?」・・・そう、県東部のバス会社からバスを引っ掻き集めてやってきた、一万人を超すヤオハンジャパン大応援団の皆様でした。
「気合入ってるなぁ」と思いながら、特別内野席のチケットを購入した春駒もかなり気合が入ってました(笑・・・前日まで全てチーム券で入場したくせに(^^;))。
気合が入っていると言えば、ヤオハン側のグッズの豪華さはキョーレツ(^^;)。カラーのパンフ(でも中身は、二次予選の時のものとほとんど一緒)はもちろんのこと、うちわ、小振りの采配、ヤオハングリーンのサンバイザー、毎日新聞の東京版(これが何故か分からんかった(^^;)。私は嬉しかったけど)、さらに、ドーム内で使えるという1000円分のプリペイドカードつき! ヤオハンの紙袋までつけてくれたわ(笑・・・なんだかヤオハンでお買い物をした気分(^^;))。この不況の中・・・、やってくれるぜ、和田社長! それだけするなら、ちょっとは選手達に還元してやってよ(苦笑・・・この話をしだすと長くなってしまふ(^^;))。
ヤオハン先発はなんと野末さん。はっきりいってびっくりしました(絶対に某くんだと信じて疑わなかったので(^^;))。自チームのエースより、他にチームのエースを信頼したのね、岡嶋監督(-_-;)。まぁ、野末さんはドームで投げた経験もあるしね・・・、しょーがないか・・・と涙をのんであきらめた春駒でした。でも見たかったよぉ(>_<;)。
それにしても野末さん、よくぞ踏ん張ってくださいました(T-T)。4回までは、投手交代のタイミングはいつ頃か・・・などと思っていたんですが、尻上がりに良くなってきて・・・。流石は静岡を代表するエース様! 岡嶋監督の辛抱強さにもほとほと感服いたしました(私だったら、2回の1点差に迫られた時点で代えるかもしれん(^^;))。
補強組といえば、盛&田原の河合楽器組も大活躍!
盛さんはお馴染みの堅実な守備でもりたててくれたし、田原さんも、まるで大西くんのようなド派手なランニングキャッチを披露してくれたし・・・。ほんに、いい補強をしたものよのぉ(*^o^*)。
それから打順、驚きましたねぇ。「原くんが6番?」
予選中、ずっと2番打ってましたし、私もその印象しかなかったですから、ただただびっくりしました。
初回の先制タイムリーはお見事! あのタイムリーのおかげで一気に波に乗れた感はありました。
リードも頑張ったっスねぇ。あれだけ球がうわずっていた野末さんを・・・。
でもまぁ、なんだかんだ言っても、この試合で特筆すべきは、やはり、大西崇之サマでしょう。
2回の2ランも「さすが・・・」と思いましたが、2本目の6回のホームランの方が値千金だったですね。ガッツポーズがよくお似合い・・・。デットボール喰らってバット投げつけたときは「らしいわ・・・」と思ったのでさほど驚きもしませんでした(笑)。足、痛そうだったなぁ・・・(試合後も少し引きずってましたっけ)。
守備もいいよなぁ・・・。打球を取りに行くときの第一歩目が早いですよね。だから余裕で落下点に入るという・・・。私、ボールをとる前から拍手がおきた選手って初めて見ましたよ。
確かにプロ級です、どれをとっても。
「勝てる確率は50/50」・・・・・・試合前日、ある選手がそういったんだそうです。相手は昨年のベスト4のチームですからね。でも、大会前に行った壮行試合で日産に勝ったというのを聞いたとき、私は「もしかしたら・・・」と思ってました。
らしい勝ち方をしてくれましたよ。キンチョーしてガチガチになっちゃうんじゃないかと心配してたんですが、いらん心配と化してくれてよかったっス(キンチョーの「キ」の字もなかった(^^;))。
応援団も張り切ってたなぁ。演奏も、予選のときよりも上手くなってたので安心しました。海外に支店があるのをひけらかす(苦笑・・・う〜ん、トゲがあるな(^^;))かのように、中国の獅子舞も元気よく踊ってましたし。ただ・・・、『燦々ぬまづ』のあの応援(ピンクの長襦袢を着た白塗りのおにーちゃんたちがワケも解らずただ踊ると言う応援)だけはやめといたほうが良かったと思います(苦笑)。
試合後、ヤオハンの出待ちをしようと外へ出たはいいものの、何処から出てくるか解らない(-_-;)。「どうしようか?」とJさんと話をしていたら、見慣れたお顔の方を発見!
「横井さんだ!」
そう、北陸銀行へ補強されていた、NTT信越の横井さんだったんです。まさか、こんな所でお逢いできようとは(ToT)。思わず後をつけていったら、選手通用口にいけたという(苦笑)。横井さん、ありがとう(笑)。それにしても、何処を見に来ていたのやら?
次々といすゞの選手&応援団は出てくるものの、ヤオハンの選手が出てきやしない(-_-;)。約15分後、ぞろぞろと選手達が出てきました。やはり、どの顔も笑顔、笑顔・・・。中でも特にニコニコだったのが、4回の本塁クロスプレーで脳しんとうを起こして途中退場した中山恵一さん。昔のお仲間(・・・だと思うんですけど(^^;))に囲まれて一言、「悪い頭が余計悪くなっちまうよ〜」。結構調子良かったんで、途中退場はすごく悔しかったと思うんですよ。それなのに・・・。そんな事言ってるから、友達の方々から「元気そーじゃねーかよ。何で引っ込んじまったんだよ」とか言われるのよ(^^;)。
ヤオハンの選手を一通り見終えて(笑)、春駒は結構満足していたんですが、さらにさらに、佃さん(NTT信越)まで見る事が出来ようとは・・・。佃さん、田原さんと楽しそうに談笑していたんですね。その時は「ハテ、どういうつながりが?」と疑問に思っていたんですが、家に帰っていろいろと資料を見ていたら、両方とも亜大出身なんですね。ということは、佃さん、ヤオハンの応援に来ていたのね、ジャージ&ポロ姿で(笑)。
あ・・・試合のレポを何もしていない(^^;)。いつものことですね・・・ハイ(-_-;)。
P.S.
私とSさんの予測(Vol.9.5 春駒のレポ参照)通り、ヤオハンは新高輪プリンスに宿泊先を決めました(思わず大笑いした私達(^^;))。しかし、対戦相手のいすゞも新高輪だったんで、プリンス側が気を利かせて、ヤオハンの宿泊先を高輪プリンスへ変更させたんだそうです。さすが、プリンス・・・。
(1994.10.5 発行 Vol.10 掲載)
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