'05.04.10 作成
わたしのきもち
毎週木曜日 午前9:15〜9:30
金曜日 午前10:30〜10:45
'04年4月から放送開始のこの番組のテーマは「子どもたちに人間関係をうまく結ぶためのヒントを提示します」(by「幼稚園・保育所番組の広場」)だそうで。まぁ、最近の子供達・・・だけではなく大人も、人間関係を上手く結ぶのが苦手な人が(私を含め)多いので、「大人になってから苦しまないように勉強しとこーねー」って事なんでしょう。
対象年齢は3〜6歳なんでしょうが、中高生辺りも、もう一度これを見て勉強しなおしてもらいたいもんだ、と老婆心ながら思います。
主なコーナーはこんなかんじです。
1.オープニング
ほのぼのとしたオープニングテーマのあと、紙コップのキャラ「キモッチ」が画面の向こうに色々話しかけてくれます。このキモッチ、若干自己チューでわがまま。思い通りにならないと逆ギレ・・・。まさに対象年齢の子供と同じです。でもなんだか憎めないのは、声の担当が阿部サダヲさんだからなんでしょうかね?
2.もっさんと子供たちのコーナー
一瞬「愛・地球博からはクレーム来ないのか?」と心配してしまうほど、モリゾーに瓜二つ。いつでもブランコに乗っていて、ライトグリーンなふわふわもチャーミングな「もっさん」と3人の子供達が「こういうときにはどうしたらいいかな?」というようなことをテーマに、遊びながら学ぼうと言うコーナー(ホントか?(^^;))。
もっさんもモリゾー同様、もっさりとしてて決して怒らぬ好々爺キャラです。
3.かおのたいそう
初めて見たとき一番驚いたのがこのコーナーだったな(苦笑)。だって、あの的場浩司くんが中国風の背景に顔だけ出して、へんてこな歌詞に合わせて顔の体操するのよ? 信じられる? 私ゃ、我が目を疑ったね(苦笑)。さすがカワイイ娘を持つパパ。子供の喜ぶ顔がみたくて引き受けたんだろうな、きっと。わかるよ、うん、よくわかる。
基本的に的場くんて真面目なんでしょうね。音楽を待っている時の「俺どーしたらいい?」みたいな表情が何ともいえずいいです(苦笑)。
多分「怒った顔」「困った顔」「笑った顔」の3パターンだと思います。「へんてこな歌詞」とかいっちゃいましたが、子供達にわかりやすい内容とメロディで、音楽道楽としては結構ツボです。
4.ぶんちゃか森のぶんちゃかトリオ
ぶんちゃか森に住む、やさしくて相手のことを気遣った発言や行動が出来る、お母さん達からすると「こういう子供になって欲しい」No.1(ホントかぁ?(苦笑))のふえのピロ、いたずら好きでちょっと意地っ張り、一般的な子供タイプのラッパのブンタ、妙に冷静沈着で子供らしくない発言をよくするたいこのポコンの3人組が繰り広げる、子供達によくありがちなシチュエーションで「こういうときにはこうした方がいいよ」という提案をしてくれるアニメ。
それぞれの声とナレーション担当は、トリビアでもお馴染みの高橋克実さんです。
5.エンディング
オープニング同様キモッチが画面の向こうに色々話しかけながらエンドロールを迎えます。
最初の頃は時間帯のめぐりが悪くてなかなかみられなかったのですが、見はじめると結構面白いです。声とか顔の出演者が密かに豪華なので、それにも注目していただきたいです。
冒頭にも書きましたが、この番組はひそかに私たち大人にも通じるテーマを解りやすく扱ってくれています。ぜひとも大人の方、子供の番組だからとバカにせずに、真摯に受け取って見てください。