'05.04.07 更新
にほんごであそぼ
毎週月〜金曜日 午前8:00〜8:10
(再) 午後5:40〜5:50
昨今の日本語ブームの火付け役と言っても過言ではない、ETV看板番組の一つ。「〜あそぼ」シリーズ、第3弾(第1弾は「つくってあそぼ」、第2弾が「英語であそぼ」)。
本放送は'03年の4月より開始ですが、その約1年前の'02年の1月に「お正月特番」みたいな形で試験的に放送されたことがあります。確か、基本的な流れはほとんど同じだったように記憶してますが・・・。もし違ってたらすいません。その時にすごい衝撃を受け、「是非本放送でやってくんないかなぁ」と思ってたら、希望通りレギュラーになり、現在に至ると言うわけですね。
諺から古文、漢詩、はたまた小噺や狂言、駄洒落、方言まで、日本語の美しさを余す所なく、しかも子供にも分かりやすく紹介してくれる、とってもいかした番組です。
放送の流れはこんな感じです。
1.オープニング
コニちゃんことKONISHIKIさんと4人の可愛い子供達による寸劇(?)コーナー。
2.かるた
番組オリジナルのいろはかるたを紹介するコーナー。
'05年になってニューバージョンが登場しました。
3.ややこしや
狂言師・野村萬斎氏によるコーナー。
その他にも狂言を生かした「呼声」など、さまざまな内容でやっております(うわ、大雑把の極み(^^;))。
萬斎さんの魅力が満載です(苦笑・・・駄洒落かよッ!)。
4.小噺
'04年4月から落語家・柳家花禄さんが登場し、小噺から駄洒落までいろんなお話をしてくれます。
個人的には駄洒落を言った後の照れくさそうな表情が好きです。
5.じゅげむ、祇園精舎、論語、雨ニモ負ケズ
CDで発売されるほど大人気の「じゅげむ」、「祇園精舎」、「論語」、「雨ニモ負ケズ」の暗唱コーナー。いや〜、初め聞いたときには「こんなん、子供達は覚えられんだろ〜」と思ってたんですが、甘かったですな。子供達の方がすんなり覚えて言えちゃってますからねぇ。さすが脳の柔らかいうちは違う(^^;)。
「じゅげむ」は落語でお馴染みの、自分の子供にめでたい言葉をずら〜っとくっつけて名づけてしまうと言うお話「寿限無」の中の「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ〜」の部分。
「祇園精舎」は中学校ぐらいの国語で習う「平家物語」の一文「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜」の部分。村井は中学のころ暗記させられました(^^;)。
「論語」は孔子の「子曰〜」で有名な一文。
「雨ニモ負ケズ」はこれまた国語の授業で必ず暗記させられる宮沢賢治の代表作です。
6.わらべうた
おおたか静流さんの歌にあわせて、子供達が手遊びや昔ながらの遊びを展開します。
7.さんよう さんよう、さんようさんといっしょ、
三代目・神田山陽氏によるコーナー。'03年までは「かたる」と言うコーナー名でしたが、'04年からオールロケ、サイコロの出た目が頭につく言葉やその意味を探す『言葉探しの旅』「さんようさんよう」にリニューアル、更にガマの油売りの口上や「やあやあ遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にもみよ」を子供達と一緒に語る「さんようさんといっしょ」が始まりました。
'05年は番組オリジナルの「かるた」の意味を解りやすく説明するコーナー(コーナー名を失念しました(^^;)。解ったらUPします)がスタートしました。
8.エンディング
とうとう踊りつきになりました。一見何の意味もなさそうな「びっとんへべへべ」ですが、ちゃんと深い意味があるそうですよ。
9.今日の名文
その日にコニちゃんや子供達が話した言葉やかるたの言葉を、原文どおりにおさらいしてくれます。
ちょっと大雑把に紹介しましたが、とりあえず見てちょーだい!(爆) 絶対に嵌るから。
更に詳しく番組を知りた〜いという方は、ぶいさんの「にほんごであそぼ ふぁんさいと」へどうぞ!
もっと細かく解説してくださってますんで(^^;)。