'03.12.24 作成
其 の 参
千と千里のX'mas songs
今までとはおもむろにスタイル変更したこのコンテンツの第一弾は、まぁ、時期的なものもかんがみまして、『クリスマスソング』のことについて語らせていただこうかと思います。
私の中で『クリスマスソング』といってまず思い浮かぶのは、山下達郎さんの名曲「クリスマス・イブ」でも、ワム!の「ラスト・クリスマス」でもなく、大江千里さんのクリスマスソング'Sなのですね。
大江千里さん・・・ってなんだか言いづらいので、『千ちゃん』と呼ばせてください。
千ちゃんのご実家は確かクリスチャンで、千ちゃん自身も洗礼を受けてクリスチャンネームを持っていたと思うんですが・・・違ったかな? 故に、千ちゃんはクリスマスに対して特別な思い入れがあったようです。
初期の頃、千ちゃんは冬リリースのアルバムには必ずクリスマスソングを入れていました。ご本人の思い入れ通り、それぞれ珠玉の名曲揃いなので、ちょっとご紹介しましょう。
● もう一度 X'mas (アルバム「未成年」)
私が一番最初に聞いたクリスマスソング。私の千ちゃん初体験となった3枚目のアルバム「未成年」の、昔でいうところのA面のラストの曲でした。千ちゃんの声が初々しいですねぇ(苦笑)。この頃得意だった「C(およびD)メロでは必ず曲の雰囲気が変わる。そしてその後、転調」の王道をいっている曲で、当時お子ちゃまだった私にはとても斬新でした。流行りはじめのシンセドラムがピョコピョコいってて、すごくPOPでカワイイのだなぁ。
● サンタクロースがやってくる (アルバム「乳房」)
4枚目のアルバム「乳房」のオープニングを飾る曲です。しょっぱなの「学校の足踏み式のオルガン」げな賛美歌調の前奏が好きで、よく、冬場に友達用にオリジナルテープを作るときには必ず1曲目としていれてました。今でも12月が近くなると、何気にお風呂で歌ったりします(^^;)。
● バンドをつくろう (アルバム「乳房」)
こちらも4枚目のアルバム「乳房」の、昔でいうところの(しつこいって(^^;))A面ラストの曲です。サラッと聞くと「えっ? これってクリスマスソング?」と思われると思いますが、歌詞でちゃんと「♪イブまでに、昔のように〜」ってのが入ってますので・・・、ぎりぎりOK?(苦笑)
それにしてもこの歌詞の男は未練がましいのか、それとも潔いのか(^^;)。
● Bedtime Stories(シングル、アルバム「Sloppy JoeU」)
この曲は当時、12インチシングル(=LPサイズのシングル。今で言う所のマキシシングルかな?)として発売されました。確かジャケットで千ちゃんが白いスーツに赤いサンタ帽という絶妙にかわいい姿を披露してくださいました。
特に歌詞の中にクリスマスを明示するような歌詞は出てこないんですが、なんとなくクリスマスに聞きたくなる曲です。
千ちゃんもこの曲はお気に入りのようで、ベストアルバム「Sloppy JoeU」で「この曲(「Bedtime〜」)をラストにしたアルバムを作りたかったのかといわれると『そ、そうです』とうなずいてもよいくらい」と語っております。
● ゆめみるモダンクリスマス (アルバム「AVEC」)
アルバムジャケのセピア色が物語る通り、全体的にアンニュイな感じの曲が多い(・・・でもない?)「AVEC」の中でも、初期の曲調げなPOPな曲。個人的にはこの辺りの千ちゃんの声および歌唱法が好きです。
● 白い雪まいおりた (シングル、アルバム「Winter Joe」)
久々に出した「クリスマスに聞きたくなる」曲。押しつけがましさがなく、さらっとしてるところが大人な感じで良いですね。
● What A Silent Night (アルバム「Winter Joe」)
・・・ごめんなさい、まだ聞いたことないです(^^;)。
● Pearl−White Eve (アルバム「home at last」)
● クリスマス クリスマス (アルバム「home at last」)
この2曲は、楽曲提供したものをセルフカバーした曲ですね。「Pearl〜」は言わずと知れた松田聖子ちゃんの曲で、「クリスマス〜」はやまかつWinkの曲です。2曲とも原曲のイメージとはちょっと違い、しっとりとした感じになってます。
千ちゃんには悪いが「Pearl〜」はやっぱり聖子ちゃんの方がいいなぁ(^^;)。
他にもあるかもしれんなぁ(^^;)。実は「Room802」以降のアルバムは未入手、もしくは入手していてもきちんと聞いていないという体たらく状態でして・・・。もし「○○が抜けてんじゃねぇかよぉ!(怒)」と言う曲がありましたら遠慮なく指摘してやって下さい。後日UPします。
何か、この文章じゃ、ちっとも曲のよさがわからんよなぁ(^^;)。
最近、「クリスマスソング」をあまり書かなくなっちゃいましたが、40代になった千ちゃんが描く「クリスマス」って一体どんな感じなんだろうなぁ〜ってすごく興味があるので、来年あたりにゼヒ聞かせて欲しいものです。