寝ウキの作り方


                                          2012年公開


 2013/1/3 寝ウキの作り方を、ブログに画像付きでUPしました。
indexページにも書いて有りますが、当HPは容量が小さいため数多くの画像を
貼れません。ブログには発泡素材での作り方を、画像付きで詳細に解説して
有りますので併せてご覧下さい。重複する箇所も有ろうかと思いますがご容赦
下さい。ブログの[ウキ作り]をクリックして該当箇所をご覧下さい。



右画像は色々な材料で作った寝ウキです。寝ウキは誰でも比較的
簡単に作れます。棒に足が付いていれば、それで事足りるわけです。
棒だけでも良いし、支点となる円いシモリ玉を付けても良いでしょう。
御前崎港ではシモリ玉を付けたウキを使っている人が多いです。

棒部分の材料は、
・市販の棒ウキ (長さは色々ありますが、2本入りで100円〜140円
 位だと思います。)
・ストロー 百均でもホームセンターでも安くて大量にある。
・萱 釣具店にも有りますが、私は、ススキの上から一節目を取って
 来て2〜3年ねかせてから使います。(草原に行けば大量に取れる
 し、しかもタダです。 水分がある内に使っちゃ駄目ですよ。)
他にも、孔雀の羽、バルサ材、桐材、等々色々有ると思いますが
手に入り易さ、作業の簡単さから上記3品が適していると思います。
直径は4mm〜6mm位で、感度重視なら細い物、視認性重視なら
太い物にすれば良いでしょう。
シモリ玉は5〜7号位を感度や視認性で選びます。



寝ウキの材料各種
 市販の棒ウキ(100〜140円位)    ストロー(安くて大量にあります)    萱(ススキです)


上記の中から最も手軽に作れる市販の棒ウキを利用した作り方を紹介します。
使う道具や材料類 購入する場所
カッターナイフ  プライヤー  ハサミ
0.5mmのステンレス針金  瞬間接着剤
ホームセンター   百円ショップ等
水性蛍光塗料(オレンジ、イエロー)  ペーパー400番位
クリアー塗料  筆
玩具店(ラジコンカーや鉄道模型が有る店)
ホームセンター
リリアン 手芸店   釣具店


シモリ玉を使うときは、シモリ玉には2mmの穴しか開いておらず
加工する必要があります。
丸ヤスリのセットかドリルセットが必要です。出来れば丸ヤスリの
方が良いです。

  プライヤーとハサミとカッター  リリアンと0.5mmのステンレス針金    タミヤ製ペーパー  水性蛍光塗料と白の下地塗料

  シモリ玉(画像はイシグロ販売)    丸ヤスリ3〜5mmとドリルセット


市販の棒ウキを利用した場合の作り方
すでに色が付いているので其のまま使っても良いと思いますが、違う色にしたい方は下記を参考に!

1、棒ウキの色が付いている部分をカッターの背などで削り落とす。
2、削り落としたら、全体に400番位のペーパーを掛けます。
3、次に蛍光塗料を塗りますが、発色が悪いようなら下地の白を先に塗っておきます。
  色を塗るときは、一度に濃く塗らない様に注意して下さい。ムラになります。
  薄く塗って重ね塗りをします。3〜4回塗れば綺麗になるでしょう。(必ず乾いてから塗って下さい。)
4、良く乾いたら、次にクリアーを塗ります。以上で棒は完成です。一年くらいは保つでしょう。
  (本来ならウレタン系のクリアーを塗れば、永く保ちますが、高価ですし初心者には扱いにくいです。)
5、足にリリアンを取り付けます。是は直接取り付ける方法と、ゴムで取り外しが出来る方法があります。
  リリアンの作り方は、当HPのウキ関連部品の作り方を参照して下さい。
6、シモリ玉の加工をします。シモリ玉は2mmの穴しか開いてなく、大きく開けてやる必要が有ります。
  丸ヤスリかドリル刃で開けますが、ドリル刃だと穴がズレたり欠けたりします。シモリ玉は発砲ウレタン
  なので、丸ヤスリで開けても、そんなに大変では有りませんし、修整しながら開けることができますの
  で失敗がありません。
7、シモリ玉には色付きも有りますが、自分好みで色を付けてもいいでしょう。
  色をつけるときは、水性か発砲用を使って下さい。油性だと溶けます。
8、シモリ玉の取り付け=シモリ玉の取り付け位置によって感度が変わります。足側は感度が悪く、中央に
  寄せるにつれ感度が良くなります。始めは可動式にして、色々感度を確認しながら位置を決めれば良い
  かと思います。
  


上から=直接付けリリアン (市販の棒ウキに直接付けたものが
      手元に無かったため、画像はカヤ製の直接付けです。) 
中央=ゴムの取り外しが出来るリリアン
下=リリアン無し 



寝ウキの使い方
Aは棚を取っているため、ダンゴが割れるまでウキが水面下にあり、ダンゴが割れればウキが水面上
に出て寝るためダンゴが何時割れたか分かるが、Bのように這わせて有るとダンゴが何時割れたのか
皆目分からない、そこでCのようにウキが立つ位まで道糸を張ってやる。(張りすぎて引っ張らない事)
ダンゴが割れればウキが寝るので割れ時が分かる。