ダンゴ配合





  2012年の配合等追加しました。最下段に有ります。 2012/12/06
NEW  2013年9月現在の私の配合を追加しました。 2013/09/19

1、用意する物
2、配合
3、配合の混ぜ方
4、2005年 配合について再考
5、2011年〜 配合
6、2012年の配合 画像付き解説
    
 1、用意する物
米ぬか コイン精米所で貰って来ます。米屋で購入しても15kg 150円〜200円位です。
押し麦 スーパーで購入 1kg300円位    2011年から殆んど使わなくなりました。  
荒引きサナギ 徳用2kg入り  
チヌパワー 徳用2kg入り  最近は殆ど使わなくなりました。
海岸の砂浜で採取  私はプラスチック容器に5〜6回分ストックしておきます。
砂は比重の重いものを使用します。例えば・・・風当たりの強い場所の砂等 
コーン(夏場) 業務スーパーで 500g100円位 (2012年調べ、以前はもっと安かった。)
100円以上になった為 2013年からは100円ショップの缶詰を使用しています。
○○のエサ ホームセンターで購入  20kg1280円
白チヌ 入れなくても良いが、オマジナイと云うか私のジンクスです。


 2、配合(基本) 【バッカン 縦25cm×横40cm×深さ30cm=30リットルの物】
米ぬか 押し麦 荒引きサナギ チヌパワー
バッカンに半分
入れる。
1/3袋入れる。 1/3袋入れる。 1/4〜1/3袋
入れる。
両手ですくって
5〜6杯入れる。
2011年からの配合
  米ぬか  荒びきサナギ   白チヌ  ○○のエサ   オキアミ    砂    コーン
バッカンに2/5
入れる。
徳用袋の
1/4入れる。
1/5〜無し
入れる。
1kg入れる 四つ切の1/2を
付けエサ兼用で
カップで5〜6杯
上記と同じ位
夏場は300g位
入れます。



2010年あたりからダンゴ配合が変わりつつ有ります。

私の場合何kgとか量ったことは無く、かなり大雑把に作っています。
表中〜としたのは状況により変えるからです。
集魚材を入れるとエサ取りが寄ると嫌う人がいますが、私はエサ取りも黒鯛を
寄せる手段と思い欠かした事はありません。
何人か並んで釣っている時、入れた方が断然有利です。
黒鯛が寄ってくればエサ取りは自然と居なくなります。
夏場は集魚剤をあまり使いません。

年々砂を入れる量が増えていきます。初期の頃は3杯だった物が4杯になり5杯になり・・・
御前崎港は水深も有り、流れも有るため着底を早めないとボラ等にダンゴを突つかれて
途中でバラケてしまったり、流されてポイントがズレてしまいます。


・夏は、ボラや其の他のエサ取りの活性が高いですから集魚剤を少なくします。
・サナギは以前、細引きも使いましたが今は荒びきオンリーです。
・砂は水深が5〜6mの時5杯 10mまで6杯 13mまで7杯でやっています。
・上記配合で1バッカン当り800円弱です。(米糠0円の場合)
 是に、夏場はコーン100円分位を、秋には冷凍サナギを持参します。
 オキアミの解凍した物はタッパに味醂を入れた中に漬けておきます。
 余れば持ち帰って冷凍庫に入れ次回用にします。
・最近は金の掛からない釣りを心掛けていますが、この辺が限界でしょう。


 3、配合の混ぜ方(2011年版)
1、バッカンに米ぬか2/5を入れた中に砂を入れますが、この時砂は湿ったものを入れて良く
  かき混ぜます。乾いていると絡みが良くありません。
  2010年からは、現地でオキアミを溶かして入れる関係から、砂は乾いたものを使用しています。

2、次に白チヌと荒びきサナギと○○のエサを入れます。これも湿らせた方が良いのですが、その
  ままでも構いません。良くかき混ぜます。
  ムラにならない様に隅の方も良くかき混ぜます。

3、次にオキアミを入れます。オキアミは全体に両手で潰してから良く混ぜます。
  ・後は様子を見ながら不足するようなら少しずつ海水を入れます。オキアミから水分が出ます
   から初めは少なめで、オキアミがなじんだらもう一度かき混ぜます
  ・水の入れ過ぎが心配な時は配合の半分くらいまで混ぜて、ダンゴを作ってみて足りなければ
   入れるようにすれば入れ過ぎを防げると思います。

4、初めは水分が少し足りないかなと感じるくらいで握ってバラケの様子を見ます。
  ・ダンゴの大きさは人によって違いますが、私はテニスボール大です。
  ・2002年から杓を使うようになり、杓に乗るようにさらに一回り小さくしています。
  ・着底してから30秒〜1分でバラケるのが良いでしょう。冬季は2〜5分
  ・魚がいる時といない時ではバラケの時間は変わります。魚がいればダンゴを突つくので当然
   バラケは早くなります。その時は配合に少し海水を足してバラケ時間を遅くします。
  ・水深がある時もバラケを遅くするか、砂を足して着底を早くします。

5、配合は時々かき混ぜてやり、時間がたつと乾いてくるので不足分の水を足してやります。


4、2005年 配合について再考  ( こんな時も有ったかと、あえて残しておきます。2012年) 
 ・私のダンゴ配合はカップ何杯とか正確に量った事などなく、かなりアバウトにやっています。
  そんな私でも毎年テーマを持って(自分の中では)配合を作っています。昨年はコスト(どこ
  まで安くできるか)でした。入れる物を制限してみると釣果に響くもの、あまり関係の無い物
  等見えてくるものが有りました。1回や2回では判りませんから、かなり我慢の釣りも強いら
  れました。
  
  今年は春先に数度、様子を見に行ったとき、かなり厳しいとの事でしたから(黒鯛が居ない
  からではなくダンゴでは食ってこない・・・堤防のヘチにはかなりの数が目撃されている)
  
  そこで今年のテーマはズバリ ”足止め”
  《下に記すものは、あくまでも私の考えであって他人の考えを中傷するものではありません》
  
  黒鯛を足止めさせるには何が有効か?
  ヌカと砂はベースですからいじれません。
  
  ・サナギ粉・・・細びきと粗びきが有り、私は以前併用して使っていましたが、黒鯛の腹を見
           るとサナギを食っている事が多い。集魚の点では細びきが有効だが足止め
           には固形物の多い粗びきが有利との考えから粗びきのみ使用。
  
  ・○○パワー・・もじどうり集魚材  流れてしまって足止め不可、入れるのを止めました。

  ・押し麦・・・・是をケチると釣果が落ちます。黒鯛は視覚のアピールも重要です。
           私は普通の押し麦と小粒の物を混ぜて使用しています。
  
  ・オキアミ・・・足止めには有効です。要はフカセ釣りの要領ですね・・口に入るエサが近くに
           漂ったり落ちたりしていれば付けエサにも口を使うわけです。
           付けエサがコーンの時も有効です。
  
  ・アミエビ・・・○○パワーの代わりに集魚材としてエサ取りの少ない時、水分補給に使用
           しています。

 ・現在の配合はバッカン(30L)に米ぬか約1/3〜2/5  乾いた砂・両手で掬って5〜6杯
  2kg入り粗びきさなぎ1/2袋(1kg)  押し麦・適量   オキアミ・適量(結構入れます)
  アミエビ・入れる時もある。  付けエサがコーンのときはダンゴにもコーンを入れます。
   
  市販の集魚材の類はサナギ以外一切入れませんから、ダンゴの色はサナギ色で、お前の
  ダンゴは色が悪いとよく言われます。別に黒鯛はダンゴの色で食うわけではありませんか
  らね。・・・う〜ん、確かに人目には色が悪くて不味そうだな!

         


5、2011年〜の配合について
 ・何と言ってもダンゴ配合を一変させる○○のエサの混入が御前崎のダンゴ師の間で大流行
  2010年から使われていたが当初は効果は?悪くはないが入れなくても良いかな・・・程度だった
  が、2011年にはヌカと砂と是だけと云う猛者まで現れ、そこそこの釣果が有ったことから値段の
  安さもあり皆が使うようになった。
  私の場合、流石に是だけということはないが押し麦を止めてサナギの量を減らしています。
  20kgで1000円位の安さで効果も有れば使わない手は無い。

 ・御前崎のダンゴ釣り師は年金組が多く、値段を掛けたら釣れて当たり前、如何に安くダンゴ配合
  を作って釣るか!を競っている所があります。が、「俺の配合はヌカだけだ」の台詞に騙されては
  いけません。やはり、釣る人はそれなりに入れてます。
 
 ・その他、私の場合2010年からアミエビを止めオキアミの四つ切が600円で売られている事もあり
  四つ切を半分に切り、その半分を付けエサ兼用でダンゴ配合に混入させています。

 ・2011年からの、私のダンゴ配合は、ほぼ固定しています。
  糠、砂、粗びきサナギ、白チヌ、○○のエサ、オキアミで通しました。値段は付けエサ込みで
  800円位でしょうか。(粗びきサナギ、白チヌはオマジナイ程度で量は少ないです。)
  結構良く釣れました。


6、2012年 私のダンゴ配合(秘密の部分も有りますが、ローカルHPなのでまぁ〜良いでしょう)
1、米糠をバッカンに1/2入れます。 2、砂をカップで6杯入れます。 3、砂を入れたら良く混ぜます。
4、○○の餌を約2kg入れます。 5、これも入れたら良く混ぜます。 6、荒挽きサナギの徳用2kgの1/3入れます。
7、白チヌを1/5袋入れます。 8、良く混ぜておきます。 9、オキアミの四つ切と1/2に切った物

上の画像解説
◎私の現在のバッカン(41×27×26)約28Lの物で解説しますから、大きさが違う方は適宜調整して下さい。
1、バッカンに米糠を2/5入れます。
2、砂をカップ(100均に有る園芸用カップです)に山盛り6杯入れます。(水深7〜10mの場合)
  私は乾いた海砂を使用しています。乾いた砂なら事前に配合を作って置いても日持ちがします。
3、ムラにならない様に良く混ぜます。(落下速度とかバラけに関わります)
4、○○の餌を約2kg入れます。(カインズホームに売っています。20kgで1080円)
5、是れも、まんべんなく掻き混ぜて下さい。(バラけに関わってきます)
6、荒挽きサナギの徳用2kgの1/3を入れます。
7、本来なら6のサナギで終了ですが、白チヌやチヌパワーを入れる時も有ります。是等を入れる時は
  1/5袋位と、香り付け程度の使用です。又、是等を入れない時はサナギを1/2袋と増やします。
  是等は自分の好み、あるいは時期により使い分けると良いと思います。
8、是等を良く混ぜて準備しておきます。(砂が乾いていますから数日間なら作り置き可能)
  是でバッカンの約7〜8割位です。
9、オキアミの四つ切を1/2に切った物を持参し、専用袋で海に入れ解凍します。(事前に解凍すると
  海の状況が悪い時、始末に困る)解凍は1/2〜2/3程度解凍した時点で止めます。
  解凍出来てない物の中から適宜、付け餌用として残して置きます。(全体の1/3〜1/4位)
  後は全て手で捏ねて潰しダンゴ配合に混ぜます。
  オキアミを混ぜ込む要領ですが、一度に全体に混ぜる様にやるとダマになりムラになります。
  初めは上の方5〜6cm位の間で練り込む様に万遍なく混ぜ、その間でオキアミがバラバラになる
  様に混ざったら、それから全体に混ぜ込む様にするとムラを防げます。
10、後は適宜に海水を入れてダンゴの握り具合を調整します。

私のダンゴ配合材料購入店と価格(2013/05現在)

▲天狗堂釣具店(島田市御仮屋町9609-4 TEL0547-36-5223)
  定休日 毎週火曜日   (内税)

 荒挽きサナギ(徳用2kg)  =700円
 白チヌ            =770円
 チヌパワー(徳用)     =770円

 オキアミ四つ切ブロック(Lサイズ) =1000円
 アミエビ                =230円

 その他 
 メーカー品の高額リールは置いてない。普及品のみ 両軸リールは種類有り 
 有名メーカーの竿も置いてない。改造竿の作成等行ってくれる。(要応談)
 夫婦で営む個人経営店

▲駿遠釣具(島田市横井2丁目12-52 TEL0547-35-6769)
  定休日 毎週月曜日   (外税)

 オキアミ四つ切ブロック(Lサイズ)     =980円
               
 アミエビ         (ハナマル)    =250円
               (無印)1/6切り  =200円
               (無印)1/8切り  =180円

 荒挽きサナギ(徳用2kg)  =682円
 チヌパワー(徳用)     =780円
 その他 有名メーカーのリール、竿(高額竿は取り寄せ)等、格安で販売 
 がまかつ竿も取り扱っている。



 2013年9月現在の私の配合
1、米糠をバッカンに2/5入れる。
2、砂をカップで6〜7杯入れて良くかき混ぜる。
3、○○の餌を1kg入れる。
4、荒挽きサナギ(徳用)1/3を入れて良くかき混ぜる。
5、アミエビ(200円の物)を1.5個入れる。
  (最近オキアミが値上げされた為変更しました。)
6、オキアミは四つ切品を1/8に切って付け餌に使用しています。

へたな集魚剤を使うくらいなら、生餌を使った方が効果がある。
この配合だと初めは良いが、時間が経過すると、割れ易くなる
ため、その時は強力粉を適宜入れてまとまり易くしています。
注意点
強力粉は入れ過ぎると割れなくなります。少しずつ様子を見ながら
使用して下さい。



御前崎港では、お馴染みの○○の餌 全国的には?
20kg入り袋 (上側) 約半分使った。(裏側)

                   ○○の餌は 2013年07月現在1080円から1180円に値上げされました。