才難は、この若者に降りかかった


                    K美術館館長 ノーテンキ越沼
   (蜜柑のタイガー、いや未完の大河、ちょっとちがうな、未完の待機、
    ええい、転換面倒だ、未刊の大器。・・・やっぱりチィガウゥ)
   天災は忘れる前にやってきますが、天才は忘れたころにそこにいますです、はい。
このコンピュータ万歳のときに、金と女ニまるで円のない若者のアナクロ手描きの
アナログチラシに、すっげぇーおっもしれぇ!と、この高尚な私にはとても似合わない
言葉を博士たのが、このタイガーいや久原大河。日本近代文明がすっかり忘れ
知待ったビンボーを和風で楽しむ痩せ我慢からのヨイトマケ間際、オットコドッコイ
冷や汗と一緒に捻り出された宿題図面のお手上げ状態の素晴らしさを五郎次郎っと
ご覧あれ。最早、最中最中と笑うしかない極楽絵巻のただ中を、ただで見られる
天上天下唯一無比、単独のトップランナーの、インターネットよりも早く、CNN
よりも素早く、まさしく21世紀の最初の目撃者に、あなたは成る!さあさあさあ、
早いもの価値だよ!流行はこれからやって来る。

        (注:K美術館は実在します。館長はそのかぎりではありません)

注釈
 上記誤変換拙文は、久原大河君が在学(日本大学国際関係学部)した静岡県
三島市での梅津和時さんのバンドのライヴ(2月3日)で彼から手渡された初個展の
案内葉書を見て、私の別人格が突如登場して、1時間足らずで悪戯書きしたものです。
私、本人格は、久原大河君のチラシを、井川遥以上米倉涼子未満(ほのぼの〜
トップギア)の実に愉快になる、珍重に価するレトロ系アートと、高く買っております。
まあ、見て損はありません。よろしく。
                              2002年2月3日節分
                           越沼正(K美術館館長)