久遠の絆
――君と僕の永遠――
《 前編 》
駅馬 如
君に見せたいものがある。 そして、同時に―――見せられないものもある。 それもまた、真実。 《本当のこと》は、決してひとつじゃない。 でも―――君と僕の《真実》、それはきっとひとつだけ。 僕のそれを見せるから、君のそれを見せて……。 隠す必要はないよ。僕は君と同じだから―――。 |
また、だ……と、直江は脚を進めながら思った。一歩、また一歩と先に進みながらも、自分の背後の気配に気を配る。 感じるのだ―――また、あの気配を。自分を見つめる、一つの視線を―――。 一体それが何であるのか―――誰のものであるのか、最早直江にはどうでも良かった。 表現のしようのない感情をを抱えたまま、直江は先を急ぐ。このまま立ち止まってしまっては、その先何が起こるのか解らない。解らないからこそ、どこか―――自分自身が認知していない、どこか冷静な《部分》が、直江に先を急がせる。 早くこの場から立ち去れ、と。このままここにいてはいけないのだ、―――と……。 何故いけないのか、そして何故自分は急ぐのか―――知りたいと、否、知らなくてはならないと、自分の中のどこかでそう思っているという事実に、小走りに走りながら、直江は微(かす)かに気づき始めていた……。
からり、と。僅(わず)かに閉まりの悪い玄関の扉を急いで閉め、その扉に背を預けたまま、直江はひとつ、重い溜息をつく。 「……はぁ……」 背後の扉が冷たく感じる。まだ肌寒い季節だと言うのに、仄(ほの)かに体温が上がってしまうほど、直江は走って来たのだ。 背中から感じる扉の冷たさが、体温が上がってしまった身体(からだ)に伝わり、徐々に冷やしていってくれているかのように感じる。 その、仄(ほの)かに冷ややかな扉に身を預けて、直江はふと、注がれるものに気づく。 溜息をついた時に俯いていたままだった顔を、はっ、と上げると、いつの間にいたのだろうか―――彼女の前に、見慣れた男が一人、立っていた。 「どうしたんだ、そんなに息せき切って……?」 「……に、兄さん」 そっと覗き込んで来る表情(かお)には、《心配》が溢(あふ)れている。たった一人の大切な妹を心配する、兄の顔―――。 「な・何でも……」 つい先程まで荒く乱れていた吐息を、無意識の内に整える。何でもありません、と続けようとするが、駆けて来たことで荒くなっていた彼女の吐息は、そう簡単には治まってはくれない。 だが、直江は、なるべく自然に振舞おうと必死になる。照弘に―――この、自分を気遣う優しい兄に気づかれないよう――気づかれてはならない、と……そう思う。 《何か》から走り逃げて来たのだと―――ましてや、その《何か》の正体すらも分からないなどと……知られてはならない。もしもそんなことになったならば、この兄は、直江のために、何があっても事の顛末(てんまつ)を確かめようとするだろう。 《何か》が一体何であるのかなど解らないが、照弘を巻き込むのだけは、直江は嫌だった。誰よりも自分を大切にしてくれているこの兄に、負担をかけることだけは―――避けたい。 「外がちょっと寒かったから、走って帰って来ただけです」 そう言って姿勢を正す。凭(もた)れたままだった背中も、そっと扉から離す。 「―――本当、か……?」 「本当ですって、兄さん」 笑みを浮かべたままそう話す妹の顔を静かに見つめて、照弘は何かを言いたげに口を開きかける―――だが、彼はそっと小さな溜息をついただけで、他に何も言いはしなかった。 直江は、その静かな……それでいて強い《もの》を感じさせる兄の瞳を、直視できなくて、ぎこちなく視線を逸らす。もしもこのままずっと見つめていたならば、恐らく、自分の嘘がこの兄にばれてしまうだろう。だから―――だから彼女は、兄の顔を見れなかった。 だが―――そんな直江の態度こそが、兄に疑問を感じさせざるを得ないものだということに、直江は気づいていない。 「大丈夫、です……」 僅かに下を向いて紡がれた言葉。同時に揺れた瞳を、照弘は見逃さなかった。だが―――彼は何も言わず、「そうか……」とだけ言う。 彼はそっと手を伸ばすと、仄(ほの)かに赤らんでいる直江の頬を、そっと撫でる。 ……彼女は気づいているのだろうか……? 自分の言動が空回りしていることを―――。 「……何ともないんだな……?」 頬に触れている掌(てのひら)を、そのまま移動して、微(かす)かに冷たさの残る髪へと触れる。耳元を流れる柔らかい感触が、照弘の手の上を滑る。 確認とも―――問いかけともとれる言葉で、彼は訊く。直江はそれに、ふと顔を上げると、彼女らしくもなく小さく答えた。 「はい……何でもないです」 「―――それなら、早く着替えて来なさい。もうすぐ夕食だと、母さんが言っていたぞ」 「……はい」 これ以上、ここで立ち話もなんだから、と照弘は促す。言われた直江が、弾かれたように身を翻(ひるがえ)したことで、それまで艶やかな頬に触れていた照弘の掌(てのひら)が、自然と離れる。 「それでは、着替えてきます」 ぱたぱた、と。軽やかなスリッパの音を立てて、直江が廊下を走る。それを見て、廊下は走るな―――と、思わずいつものように言いかけそうになって、照弘は苦笑する。 この場から心なしか急いで立ち去る己の妹を、彼は見送る。 ……果たして彼女は、気づいているのだろか……? 自分が《何か》隠し事をしているということに、照弘が気づいているということを。そして、隠している―――隠せていると思っているらしいことを、彼に気づかれているということに―――。 あれでうまく隠せてると思ってるのだからな……。 彼は小さな苦笑を口元に引く。こつん、と横の壁に後頭部を押しつけると、言葉もなく、まもなく階段に消えるだろう直江の背中を見送る。 彼の妹は、滅多なことでは弱音を吐かない。それが親しい者であれば、尚更、である。親しい者―――勿論、それには照弘も含まれている。そのため、照弘の前で弱音を口にしたことなど、今までになかった。 ―――否、1度だけあったな。 ふと、以前見た光景が頭を掠め、彼は苦笑する。 もう、何年前だったのか正確には思い出せない程以前に、彼は直江の涙を垣間見たことがある。ただの1度だけ―――それ以来、彼女の瞳に浮かぶ雫を、照弘は見たことがない。 決して楽しいことだけではないだろう。悲しいこともあった筈だ。だが、直江は―――彼の大切な妹は、決して涙を見せようとはしない。 いつも気丈に振る舞い、笑顔を作る―――それは恐らく、兄に対する気遣いと、心配をかけまいとする彼女の心遣いなのだろう。 これだから、目が離せない……。 先程の妹の様子を思い出し、ふ、と、彼は微(かす)かな笑みを浮かべる。 あの時の直江の様子を見て、彼女自身の言葉通りに《何でもない》のだと思う程、照弘は鈍感ではない。彼女を―――自身の大切な妹を、幼い頃から慈しみ見つめ続けてきた照弘なのだ、直江の様子に気づかない訳はなかった。 ……彼は、大切な―――何よりも大切な妹が、何か危険なことにでも巻き込まれているのかもしれないという可能性に、微(かす)かに息を詰め、思わず口元を押さえる。 一体、何があった……? ―――本当はあの時、彼は、その場で聞き質(ただ)そうと思ったのだ。どうしたのだ、と……何があったのだ、と……。例え彼女がはぐらかそうとしようとも、事の真相を聞き出すつもりだった。少なくとも、常から静かに帰宅する彼女が、珍しく勢い良く玄関に飛び込んで来たかと思ったら、急(いそ)いで扉を閉め溜息をつく彼女を見た途端、そうするつもりだった。 だが―――彼に気づかれまいと……必死に隠そうとする彼女を見ていると、無理に聞き出してはいけないような――聞くことで逆に彼女を傷つけてしまいそうな――そんな気がしたのだ。 何故なのかなど解らない。ただ、彼女のために、今は聞いてはいけない―――そんな気がするのだ。 無理をすることはない。 照弘はそう思う。本当に必要なことなら、いずれ彼女の方から話してくれるだろう。嬉しいことに、彼の妹は、兄――それも、あと二人いる他の兄ではなく、照弘(じぶん)に――多大な信頼を寄せてくれている。きっと、いずれ相談してくれるだろう。 だから、何も、急ぐことはない。直江を―――妹を心配し、彼女の杞憂を晴らしてあげたいと強く思うが、その原因が彼女の口から話されなければ、今の彼には為す術(すべ)がないのだ……。 どことなく歯痒い思いを感じるが、それもある意味、仕方のないことなのだ。彼女から話してくれるのを待とう―――そうは思うが、頭の一片(かたすみ)では、今すぐにでも彼女の憂いの原因を付きとめ、そして晴らしてやりたいと強く思う自分もいる。 「やれやれ……」 彼はふと、苦笑としかとれない笑みを浮かべ、盛大に溜息をついた。 ……照弘は、とことん直江に甘い自分を解ってはいたが、それでも、必要以上に――少なくとも彼自身は必要だと考えているが――彼女を心配する想いを、意図的に堰(せ)き止めることはできなかった。 無意識に、照弘は前髪を掻き上げる。そして、もう1つ溜息をつくと、直江の消えた方向に向けたままだった足先を、居間の方に向ける。 ……階段とは逆の方向になる居間へと、長い廊下を進む。程なくして、白い襖(ふすま)の向こうから静かに話し声が聞こえて来る。 「…………?」 誰もいない筈の部屋から声が聞こえることに、僅かな疑問を抱いた照弘は、そのままそっと襖を開けると、中をのぞき見る。 『――――――』 静かな声の正体は、何のことはない、付けっぱなしのままだったテレビの声である。途端に感じた安心に、すっと、不意に肩の力が抜ける。 ―――やはり、先程の直江の様子が、無意識の内にでも気に掛かっているのだろう。普段ならば、考えてみれば、疑問を抱(いだ)く様な事ではないということがすぐにでも解るものであるというのに、今回は気づき得なかったという事実に、彼は苦笑せざるを得なかった。 そんな自分に呆れながら、彼は手を伸ばす。声の元を断とうと歩み寄りながら、彼の指がテレビのスイッチに触れるその寸前―――偶然耳に入った言葉に、照弘の指は目的地まで届かなかった。 『今日午前○時頃、東京○○区にて―――……』 流れているのは、特に変わったことのない、いつも見ているニュース番組。だが―――問題はその内容にあった。 自分が凝視していることにも気づかない程、照弘の視線は、いつになくそのテレビ画面に奪われていた―――。
自分の部屋に入るや否や、とすん、と―――持っていた鞄を机の上に投げ出し、家に入ると同時に脱いでいたコートを投げ出す。乱暴ではなく―――だが決して慎重にではなく放り出されたそれに目を向けることなく、直江はベッドに仰向ける。 きしり、と、彼女の体重を受け止めたベッドが僅かに軋(きし)む音が聞こえる。真白いシーツに身体が包まれてから、ほんの数瞬遅れて、短めのスカートが彼女のほっそりとした脚の上に届く。 直江は徐(おもむろ)に白い両の腕を上げると、それを暫(しば)らく見つめた後、何気無く降ろす。 ……何をしてみても、思考が流れてしまう。気になって―――どうしても気になってしまって、考えがうまく纏(まと)まらない。 彼女の思考は、あるひとつのことに奪われていた―――。 「何なんだろう……」 ふと、声になって出てしまう疑問。それが、頭から離れない。 いつの間にか―――無意識の内に考えてしまう。あの《気配》のことを―――あの《視線》を……。 行く先々で―――彼女が通る道々で、感じるそれら。それは何も、今日初めてのものではない。これまで、彼女の意思に関わり無く、幾度として繰り返されてきたのである。 例え足を速めようとも―――どんなに走ろうとも、自分を執拗に追って来る正体の解らぬ相手に、直江は知らずの内に、《不安》という名の《恐怖》を抱いていた。 ある意味、それは当然のことだろう。 ―――これまでの数年間、彼女は何不自由なく生活してきた。暖かい家庭、優しい家族、たくさんの友人―――いわば極平凡な生活。 それらが崩れてきたのは、一体いつのことだろうか……。 ―――彼女は夢にのも思わなかったのだ。その、平凡で平和な日常が崩れ去る日が来ようとは。いつまでも平和な日々が続くことが、当たり前であると―――当然のように思っていた。 だが、それは―――。 「……はぁ……」 暗く―――ともすれば際限なくどこまでも暗くなっていってしまいそうな思考を、溜息をつくことで止(と)める。否―――止めようと試みる。 だが―――そんな彼女の意図とは裏腹に、思考は次々と悪い予想を齎(もたら)す。 ……直江は、再び小さな溜息をつくと、徐(おもむろ)に身体(からだ)の向きを変える。身体の場所を移したことで、自分の体温が未(いま)だ移ってはいないシーツの感触に―――その冷たさに、それまで曇りがかっていた思考が、僅かとはいえクリアになってくる。 ―――こうしていつまでも考えている訳にもいかない。そう思い、直江は上体を起こす。 何せ、きっとこの階下では、妹のことに関しては人一倍心配性な長兄が、自分が夕食を摂(と)りに降りて来るのをじっと待っているのだろう。 ただでさえ心配し過ぎることの多い兄が、先程のことで僅かでも疑問を抱くことがないとは思えないのだ。 恰(あたか)も、不審な―――照弘の《心配》を受けてしまわざるを得ないような行動は、少なくとも彼の前では見せていないし、きっと上手(うま)く誤魔化せているのだとは思う。だが、自分を気遣う兄を早く安心させるためにも、今は、一刻も早く、普通の―――冷静な表情を見せることが大事なのだ。 ……そう思い、本当は身の内(うち)を駆け巡る疑問――否、《不安》だろうか――を意識的に心の奥にしまい込み、彼女は立ち上がる。 その時、ふと目の前のガラスに映った自分の姿が目に入り、ふ、と苦笑する。 日が暮れてから、既に幾許(いくばく)とも分からない時が経っているのだ、周囲は闇の色が濃くなってきている。こんな時間であるにも関わらず、カーテンも閉めずにいたのか、と―――窓に映る自身の姿に苦笑してしまう。 普段ならば、『皺になるから』と、帰宅早々に着替えている制服を未(いま)だ着替えもせずにベッドに横になっていたという事実に、漸(ようや)く気づく。 「早く閉めて、兄さんに……」 そっと窓辺に寄り、セーラー服のタイを解きかけながらカーテンを手にし、見るとはなしに窓の外に目を向けた、その瞬間―――視界の端を掠めた《もの》に、直江の言葉が途切れてしまう。 「――何……?」 自宅の門扉の数メートル先で、何かが動いたような気がする。直江は、僅かに身を乗り出すかのようにして、そこに瞳(め)を凝らす。だが、先程――否、ほんの数瞬前――に確かに感じた《気配》は、今はもう、そこにはなかった。 「……見間違い?」 自分が感じている《不安》――彼女自身はそう思いたくはないのだが――を直視できなくて、思わず声を出してしまう。 先程自分の視界を掠め、そして微(かす)かに感じた《気配》は、単なる見間違いなのだと――自分の身の周りに起こっていることに過敏になっている所為(せい)で、そう感じてしまうのだと――そう思い込もうとしても、別の《何か》が、彼女にそれが事実なのだと告げている。 ……薄暗い視界であったが、確かに、《何か》がそこに在(あ)ったのだ。 ―――だが、今、こうして凝視する彼女の目には何も映ってはいない。 直江は、それまで握りしめていたカーテンを、出来得る限りの素早さで横に引いた。そして、閉ざされた窓の外に背を向けると、ずるずるとその場に座り込んでしまう。 「…………」 今、確かにそこに、誰かがいた。まるで―――こちらを覗いているかのように。こちらを―――この、直江の部屋を……! 「……っ……!」 思わず微かに息を詰めてしまう。あまりに考えたくないことに――それが現実であるという事実に――彼女はらしくもなく視界を閉ざし、首を振る。 ……先程確かに感じた《何か》の気配―――《それ》が、いつからともなく自分を追う《気配》とは全くの別物なのだと、そう割り切ってしまうには、あまりにリアルすぎていたのである。 何故、自分が―――何の為に、こんな体験をしなければならないのだろう。 直江は、自身を襲う不安という名の《恐怖》に、酷く動揺していた。 何故、何故、何故……! ……そんな、大きな疑問に苛(さいな)まれていた彼女の耳に、その時ふと、よく聞き慣れた声が飛び込んで来た。普段から耳にする、優しい―――柔らかい声(それ)が、今は何故か、微(かす)かに硬さを含んで、自分を呼んでいる。 それは、階下から直江を呼ぶ照弘の声であった。 耳に届く兄のそれに、彼女はふ、と緊張を解(ほぐ)し、固めていた身を崩す。 そうだ、自分は早く降りて行って、兄を―――この自分を誰よりも心配し慈しんでくれる、あの優しい兄を、何より安心させなければならないのだ。 ……不意に脳裡(のうり)に浮かんだ兄の顔に、全身の緊張が解(ほど)け、ほっと溜息をつく。 《兄を安心させる》という目的を思い出したためか、自身を襲う不安が以前よりも軽くなっていることに、直江は不意に気づき、苦笑する。それ程、自分にとって照弘という人物が、大切で―――どれ程特別な存在であるのかという事実を、改めて感じたのだ……。 そして―――彼女はそっと立ち上がる。 彼女の背後にある《もの》が――広がる薄暗い外界にあるのであろう《それ》が――気にならない訳では、決してない。ただ、今振り向いてしまったならば、どうなってしまうのか、自分でも解らないのだ……。 そして、そんな自分が、直江は嫌だったのだ。 ……そうして、一度立ち止まっただけで振り返りもせず、直江は着替えることもしないまま、足早に自身の部屋を後にした―――。
自身が確かに《気配》を感じた背後を、決して振り返ろうとはせず―――そして立ち止まろうともしなかった直江は、だから知らない。その、彼女自身の手によって閉ざされたカーテンの僅かに離れた先において、窓辺から離れたことによって消えた彼女のシルエットを、一心に見上げている存在(もの)がいたことを―――。 そして何より、その者の口から静かに紡がれた言葉が、他でもない、彼女の名前であったことを……。 |
To be continued……
The End & to be ……
■ コメントという名の言い訳 ■ |
うっは〜……何なの、これ……(遠い目)。 実に半年以上ぶりの新作です(死)。か〜な〜りお待たせしまった小説、のくせに、何なんでしょうねぇ、これは……(大汗)。 今回は、てってんさんからのキリリクということで、テーマは、ずばり! 《美少女直江の、八×直》です♪ 当初、テーマを聞いた時、「う〜ん、どんなのになるかしら〜?(悩)」とか思ってた駅馬だったんですが、書いてみると―――何だ、普段(←注:いつもの駅馬んトコの直江受)と変わんないじゃ〜ん!(爆)という事実にぶちあたりました(?)。何かこう……例え性別が違おうとも、やってることは、いつもの直江受……みたいな?(苦)
関係ないですが、今回のお話し、全くの季節感ゼロ!でごめんなさいですぅ(苦笑)。まだ夏だってのに(もう秋かしら?)、文中では何故か冬……(死)。
ところで、今回の小説で、駅馬が1番楽しんで(?)書いてたとこっていうのが、実は―――セーラー服の直江なんですよ〜v(死) でも、てってんさんからのリクでは、《美少女直江》としかなくて、別にセーラー服との設定はなかったハズなんですが、何故にセーラー服……?(死) いや、だって駅馬には、《美少女と言えばセーラー服!》という、妙で変ちくりん(←ホントにな)なモットー(?/何だそりゃ)がありまして……(←言い訳)。
でもでも!! 何より、皆さんにお詫びしなければならないことが―――!(焦) あのですねあのですね、これ、ちゃんと八×直ですよ???(あせあせ) (ええ、例え文中に八海の「は」の字もなかろうとね……(苦))。 何だか、いやに《橘兄×直》っぽくて、「いや〜ん、何やねん!」って感じなんですけど(どんな感じだ)、ちゃんと八×直なんですぅ〜っ!(泣き笑い) 駅馬もですね、書いてて、「……あれ? はれれ?」って思って内に、何やら橘兄×直モードが炸裂してきて(?)、「もしかしてこれ、《君は僕の宝物》PartU!?」などど焦ってしまったりなかったり……(何だそりゃ)。 そうして駅馬は1つの結論に達しました。 ―――”ウチの橘兄さんは、いつでもどこでもどんな時でもどんな直江でも、迷うことなくラヴなのだ!” というコトに(笑)。……って、何だ、それじゃ八海と同じじゃん(爆)。 つつつ・つぅまり、ウチの八海も橘兄も千秋もそれ以外のキャラも、皆皆、直江が好きなんですよね〜〜〜v と、いう訳で(どんな訳だ)、この小説が、八×直のクセに妙に橘兄×直ちっくでも許して下さい(泣)。……ダメ?(上目遣い)
何より、「私がリクエストしたのは、こんなのじゃないんだけど……(怒)」ときっとお思いだろうてってんさん(きっとそうですよね……/苦笑)、こんなんになってしまって、ごめんなさいですぅ!!(土下座)
そしてそして、これを読んで下さっている皆さん! ……キリリクのくせに、続いちゃってごめんなさいです〜〜〜〜〜っ!!(脱兎)←またこのパターンか……(いやだって、マジに時間がなくて……(号泣))。 何だか、またしても長編の予感……(遠い目)。 |