GCZ32 パーツの紹介

NISTUNE+R35エアフロ

  Z32での初回パワーチェックからもう少しで2年が経過しますが、ようやくあの時に依頼した「ECU現車合わせ」の順番が回ってきました。 

今回は「factory23さん」のお勧め仕様で以下の内容で現車合わせセッティングを行いました。

・純正ECU+ニスチューン
・R35GTR用エアフロ
  NISTUNEとは、純正ECUに追加NISボードという基盤を装着して、リアルタイムでセッティング可能になります。

簡単に言えば、ノーマルコンピューターを使用しながらのフルコン化。というニュアンスです。

Z32最終型ツインターボ5MTではType3を使用しました、。
   画像は ノーマルECUにニスチューンの基盤を取り付けた所です。

  NISTUNEのメリットは、純正のコンサルタントカプラーからデーターを自由自在に書き換える事が出来るようになります 。

今後の仕様変更にも柔軟に対応可能です。
   フロントパイプ左右にそれぞれセッティング用の空燃比センサを取り付ける為のボスを溶接しました。

フロントパイプを外したついでに傷んでいたガスケットも交換して頂きました。
   今回はfactory23さんのお勧めでエアフロをR35用に変更しました。
Z32のエアフロが毎年高騰し続けているのと、いつ製廃になるかわからないので先々の事を考慮し、どうせ1からセッティングするのであればこの機会にR35用のエアフロに交換しませんかと言うことでした。
画像はR35純正のエアフロと、それをZ32に取り付ける為のアダプターです。
  実際にはこのような感じで取り付けます。 
R35純正エアフロは現時点で13700円(2022年4月時点)

アダプターはHPI製で22000円でした。
  空燃比計も左右別で仮設していよいよセッティング開始です。 
  シャシダイでセッティングした後に実走行で確認テストと言う流れで作業が進んでいきます。 

中回転での空燃比が13位ありが燃調が結構濃かったようなので、その辺りも修正して頂き全域で空燃比11程度にあるようにセッティングして頂きました。もしかしたらすこし燃費が良くなるかも知れません。
   こちらがNISTUNEのソフトウェアです。

今回の仕様は
エアクリーナーツインタイプ
インタークーラーHKS製
燃料ポンプSARD(235L/H)
マフラー:フジツボレガリスR
プラグ:イリジウム7番

ブースト1.0Kにてインジェクター開弁率100%でこれ以上はブーストを上げられない状態でした。 
  5日間の作業が終えて今回ニスチューンが完了しました。

ブースト1.0K
馬力:396PS
トルク:48.1Kgm
レブリミット7200rpm
点火時期変更

遂に400馬力仕様になりました。

純正タービンなので低速も有ってベストなバランスに仕上げて頂きました。アイドリング時からエキゾーストサウンドも以前より変化し乾いた音に。なんか速そうな予感!



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