GCZ32 トラブル事例

オートエアコン内気センサー故障

GCZ32を購入したのが7月でした。
それまで乗っていたGZ32はマニュアルエアコンだったのですが、
今回購入したGCZ32(最終型)300ZXツインターボはオートエアコンでした。

それは夏場の日中と夜でのオートエアコンの風量の差から気がつきました。

まず、日中に運転をする際オートエアコンの設定温度を25℃にしていましたが
風量がいつまでたっても最大の4のまま。

マニュアル操作に切り替えて風量調整すれば風量が下がるのですが
オートのままだとずっと4のまま。

風量4(全開)だと正直音がうるさい位に冷風が出ます。

夜間に運転すると風量2位から1へ切り替わります。

この症状から察して、室内(ルーフ部)の内気センサーを点検してみる事にしました。
   
まず、この部分に内気センサーが付いているので、カバーを外す必要があります。
内装剥がし用ツールを使用しなくても先端に指をかけて引っ張ったら外すことができました。 
    これが内気センサーです。
社内ルーフ近くの温度を計測しています。 ボルト2本で固定されているのでプラスドライバーを使用して取り外します。
この状態でエンジンをかけ、内気センサー内のファンが回転しているかを目視確認します。
    これはコネクターを外して完全に取り外した状態です。

内部にファンが付いているのですが、僕の車両はエンジン始動直後、一瞬だけ回ってその後回らない状態でした。ファンが回らない事により室内の空気を取り込めずルーフ付近の熱気をセンサーが拾っていたため、常に冷房全開だったと推測。
   最寄りの日産ディーラーへ行き、内気センサーを購入してきました。いやいや、まだ製造廃止になってなくて良かったです。
(2017.07現在)
インカーセンサー2772031P00
16416円 数量1
  新旧比較。
左が新品です。

交換後、コネクターだけ繋いだ状態でエンジン始動。
内部のファンがずっと回り続けている事を目視角確認してから元に戻します。
これで日中のエアコン風量が4⇒3⇒2⇒1と自動で制御されるようになりました。


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