ブレーキキャリパーの自家塗装
ブレーキキャリパーの塗装を思い立ち、色々調べている時に同じER34乗り(2ドア)の「やすださん」(相互リンクを貼らせて頂いてます)のサイトで自家塗装されているレポートが掲載されていたので、気になった点などを質問させて頂いた後、僕も自家塗装に踏み出しました。70スープラ時代もR32の4POTキャリパーを流用していましたが、その時は青に塗っていました。その後S15用の4POTに移行して、赤に塗装しました。青と赤を両方施工してホイールとのマッチングを考えたら赤の方が良い感じだったので今回は赤で塗る事に決めました。



今回使用した塗料ですが、「ミヤコ自動車工業(株)」から販売されている「D’UP コート」と言う商品を使用しました。
商品は某オークションで3000円(税別)で落札しました。
この塗料の仕様ですが、1液性で内容量:100g ・用途:自動車ブレーキ廻り用塗料 ・成分:合成樹脂(シリコーン樹脂)、顔料、有機溶剤 ・種類:合成樹脂耐熱塗料

特徴は、通常の耐熱塗料にくらべ格段の美しいツヤと仕上がり。
・ブレーキの熱で焼付けされ、強固な皮膜を形成します。
・1台あたり10〜15分(キャリパー、ローター中心部、外周を着色した場合)の簡単作業。
・これ1本でビックセダン、ワゴンまで1台分着色可能 
と記載されております。

作業手順ですが、
@ワイヤーブラシなどで汚れ、錆等を除去します。
Aブレーキクリーナーで汚れを吹き飛ばします。
B塗料を塗るときは付属のハケを使用し、薄く回数を重ねるように繰り返して下さい。
≪決して厚塗りはしないでください。厚塗りは乾きが遅く、液だれの原因になります。≫
と、記載されていますので、忠実にその通りに塗っていきました。



僕は薄塗りを3回繰り返しましたが、結構上手に塗れた方だと思います。ちなみにマスキングは無しで塗装しました。
発色具合も格好鮮やかな赤で朱色っぱくならずに、希望通りの赤だったので満足しています。
塗料の量もキャリパー4個を3回薄塗りをしましたが、まだ余っているので、量的には十分足りると思います。
また、付属のハケを使用して塗りましたが、「もう少し細い方がいいかも」と思いましたが、実際に使ってみると案外使いやすかったです。

「やすださん」のサイトにあるように「NISSAN」のロゴをペーパーヤスリで塗装を剥いでしまいたかったのですが、その作業は塗料が完全に乾いてから行った方がよさそうだったので今回は延期する事としました。







さてさて、問題の仕上がり具合の比較写真です。
前後共に塗装後の方の画像の上にマウスポインターを合わせてみてください。撮影角度が変わります。

塗料代金の3000円から考えればかなりコストパフォーマンスに優れている商品だと思いまいした。
ちなみに表面のクリアー塗装はしておりません。
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