2007.10.6 ママチャリグランプリ in 富士スピードウェイ
今回は車のネタから離れて、ママチャリグランプリに出場したのでレポートします。
富士スピードウェイでは年間3戦でママチャリグランプリと言う名の「買い物自転車」による耐久レースが行われております。
その第2戦目が、先週F1が開催されたばかりのこの地で行われたので、エントリーして参加しました。
1チーム、2名〜20名までで構成し6時間耐久レースとなります。選手の交代(ピットイン)は何回でも可能。ママチャリの走行性能を向上させる改造は不可。参加者はヘルメット・グローブ・長袖・長ズボンの着用が義務づけらております。第1戦・第2戦はカートコースにて開催されました。今回は65チームでのレースとなりました。
僕達は職場のメンバー6名でチームを作り、この第2戦が初参加となりました。当日7:30のゲートオープンに合わせて入場しましたが、もう既に半数以上のチームが集合していました。
早速に自分たちのスペースを確保してテントを設置。憩所&ピットの準備をしました。この場所ではバーベキューも可能なので、多くのチームの皆さんがバーベキューを行っていました。もちろん僕達も行いまいした。

そして8:30から開会式(ミーティング)が開催され、注意点やレースの説明が行われ、周回をカウントする為の発信機を各車両に取り付けました。
そして20分間の練習走行の後、いよいよ10:00からレース開始です。スターティンググリッドは「やる気順」です。
準備に手間取っていたので僕等のチームは真ん中付近からのスタートとなりました。
各チームそれぞれ個性が出ていまして、本気組から仮装組まで一斉にスタートとなりました。さあ、これから16:00までの6時間の過酷なレースが始まりました。

僕達は6名だったので、一人10分のインターバルで交代する作戦でした。その計算だと一人6回(計60分)乗れば良い計算です。10分と言えどレースですので本気でペダルをこぐと5分目位から息が上がってきます。そしてだんだんペースダウンして行くのが自分でも分かりました。
ようやくピットインして次の選手と交代した後は、太ももがパンパンになり、呼吸は乱れ(酸欠状態)気持ち悪くなり、しばらくは動けません!こんなのを後5回繰り返すと思うと気が遠くなるほどでした。

レース開始から30分毎に現在の順位が発表されるのですが、最初の発表時、なんと僕等チームは3位でした。この結果にメンバーも燃え始め、当初は完走を目標としていたのですが、急遽「10位以内を目指そう」と言う事になりました。

しかし周回を重ねるうちに、順位は6位・8位・10位・12位…と下がって行きました。やはり6名で参加と言うのが痛かったのかも知れません。多くのチームが10名以上で構成されており、早目のピットインで次々と元気な人間が出てきます。
おまけに途中でチェーンが外れたり、タイヤの空気を補充したりと言うアクシデントがあり、耐久レースの厳しさを痛感させられました。

ピット兼休憩スペースでは残りのメンバーでバーベキューの準備を始めたのですが、みんな気持ち悪くてあまり食欲が出ず結構な肉が余ってしまいました。

後半戦に入り、運転自体には慣れてきたせいか前半く比べて転倒する車両が減ってきました。
冗談抜きで、コーナーではインの取り合い、ラインの取り合いになるので接触事故などで転倒する車両が何台もありました。

そんなこんなで、ラスト1時間となった際の我がチームの順位は13位。1個上に順位を上げるとなると、1LAPづつの差が開いています。目標の10位以内を目指すとなるとかなりのペースアップが要求されます。

最後の自分の番では、今までで1番早いペースでこぎ続け、息はゼェゼェ、足はパンパンで何とか次の選手に繋ぎ、後は残りのメンバーに運をたくして最後の応援に力が入りました。
しかしどのチームのこの時間になるとスパートとかけてくるので、交代エリアでもみんな真剣そのもので、目が血走っていました。

そして16:00 1位のチームがチェッカーフラッグが振られ、残り2週で終了となりました。
そして残りのチームが走り終わり、どのチームも達成感を噛み締めながら、みんな良い笑顔だったのが印象的でした。

ここまでくると、自分たちが何位だったのか把握できません。
16:30からの閉会式で発票されます。

簡単に身の回りの片付けを済ませ、閉会式が始まりました。1位から10位までが金のトロフィー。11位から20位までが銀、21位以降が銅。と、全てのチームにトロフィーが渡されます。
1位のチームは、2位のチームに10LAPの差を付けての優勝でした。聞いた所競輪選手のチームだったようです。(どうりでめちゃくちゃ速かった謎が解けました)

そして僕達のチームは12位でした。初参加で怪我もなく完走でき、10位以内には入れなかったけれど健闘したんじゃないかと思います。

さあ、明日からの筋肉痛との戦いがこの後つづくのでした…


次回の第3戦は年明けにレーシングコースで行われるようですが、僕達の参加はまだ未定です。
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スタート地点&ピットの様子
写真にマウスポインターの乗せてネ
コーナーでの立ち上がりがキツイんです
我々のチーム「メカドック」の後姿(中央が管理人です)
ゼッケンNo.は、もちろん34
他チームの個性的な車両
閉会式(皆さんヘトヘトでした)