第４回パワーチェック

３度目の正直って訳ではありませんが、少し仕様変更をしたのでER34では３回目(通算では４回目）となるパワーチェックを行いました。
今回は測定場所をＳＡ厚木店に変更しました。
ＳＡ厚木店で使用するシャーシダイナモは２ローラータイプの「サクラダイノシステム　D６０００S」という物です。
今回はオプションでブースト圧と空燃比も同時に測定してみる事にしました。

さてさて、今回の仕様は・・・禁じられていたパワーフローを再び装着してしまいました！（あれほどＩＭＰＵＬで止められていたのですが）後は第3回と同じ仕様です。
まあ、何はともあれやはり剥き出しタイプのエアークリーナーの方が吸気量が多そうなので一度試験的に測定してみたくなりまして。今回は実家のガレージにストックしてあった新品のフィルターに交換して挑みました。

今回はオプション機材を装着するので、過去に比べて準備作業に時間がかかりました。

測定が始まり、ガラス越しの待合室から見ていましたが、前回に比べてかなり元気よく回っているのが分かりました。
他の作業で待っている人達からも注目される程に吸気音・エキゾースト音と共にアクセルオフ時の吹き返し音が目立っていました。なんだか今回は期待できそうな感じです。

余談ですが、白ホイールが回転している時ってこんな感じなんですね。普段自分では見る機会がないので、こうゆう機会に思わず見とれてしまう管理人でした。

では結果発表です。

馬力：２９５ｐｓ　　トルク：３７．４kg/m
最大ブースト　０．８２キロ/4000rpm

遂にカタログ値突破です！！
いやいやエアークリーナーの効果がここまで出るとは驚きです。でも測定場所とシャシダイが違うのも気になりますが、また今回の結果を信じる事にするポジティブな管理人でした。

次回に向けて、高回転でのブースト圧の垂れを解消したいと思います。5500rpmでは０．６８まで垂れているので次回はトラストのブローオフバルブ（大気開放じゃないタイプ）に交換してどうなるかを検証して見たい所です。
また、空燃比が高回転で１１．５と薄めなのでちょっと怖い気もします。それと純正ブースト計では０．９まで上がっていたのですが、ちゃんと測定すると０．８だったので、純正メーターは少し高めに表示する事が分かりました。