8/Jan/2004 DSW-II 40 Kit製作

Small Wonder Lab.のDDS 7MHz QRP CWトランシーバのキットです

160US$でケース(エンクロージャ)やつまみ類全て含んだ完全キットです.
SWLのWebにDDSとPIC(周り)はPCBに実装済みとの記載があり購入しました.

スイッチオンでUS標準QRP周波数の7040kHzになります.ワイヤ配線は不要です.



10月4日注文(40Mバンドは3日販売開始)で12月9日発送ですから2ヶ月以上待ちです.
実際は12月中旬(2003年)に到着.


早速その日のうちにパーツのチェックと半田付け開始です.
上はケースを含む全てのパーツです.
下はインストール済みチップが載ったPCB(基板)です.




1日目は1時間ちょっとで終了.実は47pFのキャパシタが1本足りなかった.
2日目手持ちをさがすも25pFしかなかったので2本をパラにして取り付け.

トロイダルコイル4本をTVを見ながら巻きました.(写真はまだ付いてません)



ワイヤ配線の代わりに全てドーターボードです.
トロイダルコイルさえしっかり巻けば問題なしです.
Rock-Mite 40と同様に部品配置を捜すのは時間を喰います.
基板完成までに同じく4時間位でしょうか(コイルは緩まないようきっちり巻きましょう).
外部DC入力9Vでパワーは最大(QRPパワーメータで振り切れます)2W以上出ます.
リアパネルのポットで調整し、500mWちょうどに合わせました.
DDSの出力波形は載せませんが、きれいです.(Rock−Miteの発振波形は歪んでました)

受信IFは4.000MHzのフィルタが付いたシングルスーパです.
DDSで11MHz台を発振させ4MHzに落とします.
DDSのクロックは32MHz.サンプリングは送信時4倍以上なので波形は比較的きれいです.
送信に切り替えるとDDSが直接7MHz台の発振に替わります.
DDS出力部をオシロスコープで観測しながらダミーを付けて送受切り替えすると
スパッと切り替わるのが良くわかります


電源スイッチはありません.電源を入れると7040kHzになるのでJAではちょっと面倒.
WebではLEDは緑でしたが7MHzは赤?(プッシュスイッチも)でした.
LEDはうまく入らず、テーパ(シャーシ)リーマでちょっとフロントパネルの穴を広げました.
RFゲインつまみはフルにするとかなり歪みます(ゲイン70%程度以下が実用).


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