藤沢秀行名誉棋聖に学ぶ

名言抄(「秀行の創造」より)

 

25.アリの一穴

 

碁の戦いは、大まかな全局的な視野に立つものと、小さい部分の二つがあります。大小二つの面を考え合わせながら、時にはなんでもないような小さいことから大事件に発展することがあります

 

よくいう “アリの一穴”をプロは重視します。大事件になっては困る、また、大事件にしたい、ということをつねに考えているためです。

 

アマチュアの考えでは、どうゆうことのない利かしの形が、プロにとっては耐えられない利かされであり、利かされへの反発がそのまま事件発生になりかねません。これは、碁の芸は小さいテクニックの積み重ねで完成されていることを教えます。

 

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