藤沢秀行名誉棋聖に学ぶ

名言抄(「秀行の創造」より)

 

21.ポカと悪手

 

私はポカをよく打ちました。ポカは悪手です。いろいろな種類があります。手拍子、早合点、錯覚、その他。そして、プロの碁では一つのポカはそのまま命取りになります。”ポカの秀行”はポカのためいくつかの大タイトルを取り損ないました。

 

ポカは悪手ですが、すべての悪手をポカとはいいません。打ってすぐ気づく、あるいは打ちながら気づいている悪手がポカなのに、普通の悪手は、悪いことを気づかずに打っていることが多いためです。そして、悪手に気づかないのでは、なぜ形勢が不利になったか、また、どうして負けるのかがわからないことになります。

 

悪手が“ポカ”なら救いようがあるけれど、悪手に気づかずに打たれるのでは、もっともっと心を新たにして研究しないといけません。

 

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