甲斐駒ヶ岳(2,967m)

2017年8月10日(金)〜12日(日)

1日目 自宅〜奈良田駐車場(車中泊)

2日目 奈良田〜広河原〜北沢峠〜甲斐駒ヶ岳〜こもれび山荘(泊)

奈良田のバス停 広河原のバス停  記念撮影 
記念撮影 仙水峠を目指します 左に入っていきます
まだ余裕の表情です 長衛小屋(最後のトイレ) この橋を渡って出発です
栗沢山への分岐 仙水小屋(最後の水場) 樹林帯を抜けました
賽の河原のようです オコジョには会えませんでした もうすぐ仙水峠
仙水峠から摩利支天を望む 
ベニテングダケ ようやく駒津峰に到着(まだ6合目) 山頂がかすかに見えます
六方石(8合目)
六方石を振り返ります 花崗岩の斜面 励まされます
摩利支天への分岐 摩利支天
後の分岐 山頂到着 これも立っています
記念撮影
修験の山だけあります 「雪先花」と書いてあります
こんな所があります 駒津峰まで下山してきました
双子山への分岐 双児山に到着(登り返しがきつかった) 無事に下山


おまけ

こもれび山荘 夕食 下山後の乾杯 帰りの奈良田行きバス


《コメント》

百名山の一つ甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
木曽駒ヶ岳を別名西駒ヶ岳と呼ぶのに対し、甲斐駒ヶ岳は東駒ヶ岳とも呼ばれています。
修験の山だけあって、予想以上にきつい山行となりました。

甲斐駒ヶ岳と言えば「黒戸尾根」が有名ですが、
北沢峠から仙水峠を経由して山頂を目指すルートをとりました。
このルートが最も一般的なルートです。

山梨県側から北沢峠に入るには2つの方法があります。
奈良田温泉から広河原経由で入る方法と芦安温泉から広河原経由で入る方法です。
2015年に仙丈ヶ岳に登った際は、芦安温泉から広河原経由で北沢峠に入りましたが、
今回は奈良田温泉から広河原経由で北沢峠に入りました。
こちらの方が自宅(静岡県富士市)からは圧倒的に便利でした。

北沢峠には奈良田温泉からバスを2本乗り継ぎます。
奈良田温泉から広河原までは山梨交通(1,130円/大人)で、
広河原から北沢峠までは市営バス(750円/大人)です。
夏山シーズン中、奈良田発の始発バスは5時30分に出発します。
奈良田には第1駐車場と第2駐車場があります。
第1駐車場はバス停のすぐ横にありますが、台数に限りがあります。
私たちが前の日の金曜の夜10時頃着いたときには
数台分の空きしかありませんでした。
第2駐車場は更に500m程奥に進んだところにあります。
こちらは広さとしては十分だと思います。
第2駐車場からもバスは出ているので、
始発バスに合わせて早朝に奈良田に入る場合は
第2駐車場を利用するとよいでしょう。

スタート地点となる北沢峠には
長野県側からの登山客もぞくぞくとバスで到着してくるので、
小屋泊をしていた登山者も合わせ、
出発準備をする多くの登山者で大変な賑わいとなります。

北沢峠の公衆トイレは完全な水洗トイレです。
とても綺麗です。
甲斐駒ヶ岳方面は長衛小屋のトイレが最後のトイレ場です。
仙水小屋のトイレは宿泊客しか利用できないので注意しましょう。
水場は仙水小屋の水場が最終水場です。

登山道に入り、しばらくは樹林帯が続きます。
沢沿いの道を徐々に高度を上げていき、
樹林帯を抜けると岩がゴロゴロと露出している傾斜地(ガレ場)に出ます。
ガレ場の脇を登り詰めたところが仙水峠(2,264m)です。
次に目指す駒津峰(2,740m)までは急登が続くので、仙水峠で休憩を取っておいた方がいいでしょう。
仙水峠から見る摩利支天の眺望は圧巻です。

駒津峰までは樹林帯の急登が続きます。
ハイマツ帯に入ったら駒津峰まではあとわずかです。
駒津峰は甲斐駒ヶ岳の6合目に当たります。
晴れていれば、駒津峰からは山頂方面が確認できます。

岩尾根を一旦急降下し、登り返し、また下って8合目に当たる六方石(ろっぽうせき)に至ります。
ここは、駒津峰と甲斐駒ヶ岳の間の最低鞍部に位置する場所で、
ここからがいよいよ甲斐駒ヶ岳本峰への登山道と言えます。
頂上に至るルートは、岩場を登っていく直登ルートと、
花崗岩の斜面を巻きながら登っていく巻き道ルートの2本あり、
ほとんどの登山客は巻き道ルートを登っていきます。
摩利支天へ分岐から先は砂礫の崩れやすく滑りやすい斜面となっており、
とても歩き辛く、疲労度が増していきます。
頂上に立つ祠が見えてきたら山頂は目と鼻の先です。

下山は駒津峰から双児山を経由して北沢峠に至るルートを選びました。
駒津峰から北沢峠ます1時間50分と書いてありましたが、
疲れていることもあり、とても2時間余りで下ることはできませんでした。
特に、双児山山頂への登り返しは辛かったです。
双児山は2,649mなので、
北沢峠まで600m余りを下ることになります。
樹林帯の中の下山道は暗く、下山者の姿も少なく、少し心細くなりましたが、
必死で歩き続けました。
こもれび山荘の赤い屋根が見えたときにはホッとしました。
出発する前、「4時までには戻ってきてください」と
こもれび山荘で言われましたが、
結局、戻ってきたのは5時少し前になってしまいました。
なんとか登り切った山旅となりました。