仙丈ヶ岳(3,033m)

2015年9月21日(月)〜23日(水)

1日目 自宅〜芦安温泉(車中泊)

2日目 芦安温泉〜広河原〜北沢峠〜仙丈ヶ岳山頂〜仙丈小屋(泊)

広河原 北沢峠行きの市営バス(定員29名) 北沢峠は標高2,032m
こもれび山荘(旧 長衛荘) いい雰囲気です 気温6度=さすがに寒い
いよいよ登山開始です 二合目で北沢長衛小屋方面からの登山道と合流 五合目で大休憩
甲斐駒ヶ岳&摩利支天 鳳凰三山 もうすぐ森林限界
抜けました 甲斐駒ヶ岳をバックに 富士山が見えてきました
北岳(右)と富士山(左) 甲斐駒ヶ岳方面はこんな感じ 絵になります
小仙丈ヶ岳(2,855m)に到着 これを見に来たのですが、富士山は雲の中 槍・穂高連峰ももちろん見えます
小仙丈ヶ岳からは素晴らし陰稜線歩きが楽しめます どれがピーク?
大仙丈カールをバックに記念撮影 この先は岩場の下りです
 お気に入りの1枚 見えているのは本当のピークではありません 仙丈小屋分岐まで来ました
仙丈小屋が見えてきました こじんまりした小屋です ピークに人が立っているのが見えます
 藪沢カール ピークを前に最後の登りで記念撮影
 大仙丈ヶ岳への分岐を右に折れます 登頂の記念撮影
この岩の上が一番高い場所 9座目の3,000m峰です
 小屋は藪沢カール内に建っています 夕日を背に こんなに晴れていたのに、
夜はすっかりガスってしまいました


3日目 仙丈小屋〜小仙丈尾根〜北沢峠〜広河原〜芦安温泉〜自宅

富士山と北岳をバックに 馬の背ヒュッテへの分岐で記念撮影
馬の背ヒュッテへの分岐で記念撮影 富士山と北岳 富士山・ズームで
雷鳥と遭遇
甲斐駒ヶ岳の勇姿
中央は八ヶ岳
 五合目直下の梯子 無事に下山
無事に下山 広河原行きのバス停は
北沢峠から少し下った場所にあります
 仙水峠方面の登山口


この写真が撮りたかったのです




パノラマ写真



道  程

スタート
2,032m
一合目 二合目 三合目
四合目 五合目
通称「大滝頭」
六合目 七合目
小仙丈ヶ岳頂上
 
八合目 九合目は取り忘れたかもしれません。
千丈小屋への分岐
頂上
3,033m
 


紅  葉



《コメント》

仙丈ヶ岳は初心者でも比較的楽に登れる3,000m峰で、
山頂からはもちろんのこと、途中の小千丈尾根からは
富士山(3,776m=1位)、北岳(3,193m=2位)、間ノ岳(3,190m=3位)の
日本の高峰第1位、第2位、第3位である3つの山を
一度に横並びで眺めることができます。
日本百名山には入っていませんが、一度は訪れたいとても素晴らしい山です。
健脚であれば日帰りも十分可能ですが、
御来光を仰ぐため、山頂直下にある千丈小屋に泊まる行程で登ってきました。

登山口である北沢峠までは、山梨県側からも長野県側からもアプローチすることができますが、
山梨県側からのアプローチはなかなか厄介です。
私達は山梨県側の入山口である芦安温泉から、乗合タクシー・路線バスを乗り継いで北沢峠に入りました。
まずは、芦安温泉から広河原まで乗合タクシーで入ります。
路線バスもありますが、乗合タクシーの方が断然お薦めです。
広河原で北沢峠行きのバスに乗り換えます。
広河原は標高1,500mにあり、北岳への登山口となっています。
余談ですが、北岳は標高3,193mなので、標高差1,500mを登らなくてはなりません。
そういう意味で、かなりハードな山と言えます。
北沢峠は標高2,000mにあるので、バスは標高差500mを運んでくれます。
ですから、同じ3,000m峰ですが、仙丈ヶ岳は標高差1,000mですので、
そういう意味で、それほどハードではないと言えます。

広河原発北沢峠行きの始発バス(定刻6時50分)に乗るためには、
芦安温泉を朝一番の乗合タクシーで出発しなければなりません。
乗合タクシーは早朝4時から第2駐車場の乗り場に入ってきます。
人数(定員9名)が揃い次第出発してくれますが、
夜叉神峠のゲートが5時30分にならないと開かないので、
たとえ早く出発したとしても、ゲートの手前でゲートが開くのを待つことになります。

芦安温泉の駐車場(第2駐車場がベスト)には前夜に入っている必要があります。
深夜には駐車場は埋まってしまっていますので、早朝ではダメです。
ようするに、車中泊が必要となります。
お風呂は白峰会館にあります。(18時30分までに会館を出ればよい)
トイレは第3駐車場にあります。

北沢峠行きのバスは定員29名です。
定刻前でも定員になり次第出発してくれ、乗り切れない場合には増発便が出るようです。
これは、帰りも同じことで、定刻はありますが、
定刻前でも、定員になり次第出発してくれます。

北沢峠には公衆トイレと「こもれび山荘」があります。
こもれび山荘の前にはテーブルやベンチがあり、ここを利用させてもらえば、ゆっくりと出発の準備をすることができます。
私達もここで朝食を摂り、トイレを済ませるなど、ゆっくりと準備することができました。
余談ですが、こもれび山荘は一度は泊まってみたい素敵な山荘です。
しかしながら、混雑しているときは予約客しか受け付けないようですので、
宿泊の場合は予約を忘れずに。

北沢峠から仙丈ヶ岳山頂へのルートは大きく3つあります。
1つ目は藪沢新道を登って馬ノ背ヒュッテを経由し山頂を目指すルート。
2つ目は五合目(大滝頭)で馬ノ背ヒュッテ方面に右折し、馬ノ背ヒュッテを経由して山頂を目指すルート。
3つ目は五合目からそのまま直進して小仙丈ヶ岳を目指し、小千丈尾根を登って山頂を目指すルート。
私達は王道である3番目のルートで山頂を踏みました。
登りも下りもこのルートが一番景色がいいと思います。

このルートの登りは、5合目までは樹林帯の中をだらだらと登っていきます。
勾配はそれ程きつくありませんが、眺望はありません。
一合目から順番に標識が立っていて、それらを目標にして歩いて行けば、
知らず知らずのうちに高度を稼いでいくことができます。
途中、木製の梯子の所まで来たら、五合目はもう目と鼻の先です。
五合目は大滝頭(おおたきのかしら)と呼ばれていて、格好の休憩場所になっています。
五合目からは勾配が徐々にきつくなっていきます。
森林限界を超え、さらに勾配はきつくなりますが、素晴らしい眺望が疲れを和らげてくれます。
きついですが頑張りましょう。
上り詰めれば素晴らしい眺望の望める小仙丈ヶ岳のピーク(2,855m)に到達します。
ピークから先の小千丈尾根はちょっとしたスカイラインです。
アップダウンもありますが、比較的ゆるやかで爽快な尾根歩きが楽しめます。
ひょっとしたら、この尾根が仙丈ヶ岳のピークより景色がいいかもしれません。
千丈小屋分岐から山頂まで再び勾配がきつくなります。
見えているのは本当のピークではありませんので、だまされないようにしましょう。
千丈小屋に泊まるのであれば、分岐を右に折れて小屋経由で山頂を詰めるという方法もあります。
小屋に荷物をデポしていくことができるので、多少は楽かもしれません。
仙丈ヶ岳山頂(3,033m)からは360度の眺望が満喫できます。

仙丈ヶ岳は十分に日帰りできる山ですが、
私達は御来光を望みたかったので、千丈小屋に宿泊しました。
千丈小屋は小さな小屋で、施設設備・売店の品数など、充実しているとは決して言えませんが、
心遣いのうれしい、とてもアットホームな感じの小屋でした。

もちろん御来光は山頂で拝むのが一番いいのでしょうが、
小千丈尾根からも十分に拝むことができるということでしたので、
帰りのバスの時間が気になっていたこともあり、
私達は小屋から千丈小屋分岐を経由して小千丈尾根に出て、
そこから御来光を待つことにしました。
残念ながら御来光は拝めませんでしたが、
余裕をもって下山することができました。
広河原行きのバスは、午前中は2本しかありません。
9時45分発(B運行)に乗り遅れると、13時30分(B運行)までバスはありませんので、ご注意ください。

今回の山行では2度も雷鳥に遭遇できました。
最初は小屋から千丈小屋分岐への登りで、2度目は小仙丈ヶ岳からの下りでです。
早朝や午前の早い時間帯なら雷鳥に会えるかもしれません。

素晴らしい眺望と雷鳥との出会いを期待し、是非登って頂きたい山です。