燕岳(2,763m)

2014年8月15日(金)〜17日(日)

有明荘〜燕山荘(泊)〜燕岳〜有明荘

Day2 有明荘〜燕山荘(泊)
中房登山口7:30〜燕山荘着12:30

出発前の記念撮影 中房温泉…一度泊まってみたい 登山口は1,462m
下から見るとこんな感じ いよいよ急登との闘いです 第1ベンチ
第2ベンチ 第3ベンチ 富士見ベンチ
合戦小屋に到着 皆さん雨をしのいでいます 名物のスイカ
合戦沢の頭で急登も終わり 燕山荘に到着 表銀座コースの出発点でもあります
燕岳 燕山荘は2,685m 道祖神?
燕山荘から見た燕岳
 
 黒部源流の山々…左端は槍ヶ岳
槍ヶ岳 八ヶ岳〜富士山〜南アルプス iPhoneは便利

Day3 燕岳登頂〜下山
燕山荘6:45−燕岳山頂−燕山荘7:35
燕山荘7:45〜中房登山口11:55

燕山荘の周囲にもコマクサの群生 燕岳山頂に向けて出発 奇岩で有名です
振り返れば燕山荘 イルカ岩 メガネ岩
山頂=2,763m コマクサの群生 下山開始
下山開始 無事に下山 無事に下山

燕山荘

到着直後はいつもこれ! 玄関で記念撮影 ロビーにて
夕食 ホルンの演奏サービスbyご主人 朝食

安曇野グルメ

La Felicita
ピッツァ
La Felicita
生パスタ
北アルプス農場
牛乳ソフトクリーム
上条
天恵そば
上条
鬼おろしそば(ミックス)


《コメント》

北アルプス入門の山として知られる燕岳。
「北アルプスの女王」の名を持つ人気の山です。
そして、燕山荘は「山上のホテル」とも呼べる山小屋で、こちらも人気のある山小屋です。
燕岳、燕山荘から眺める表銀座の山々と槍ヶ岳。
一度は泊まってみたい燕山荘と、昨年登頂した槍ヶ岳の勇姿を見たくて
燕岳(2,763m)を目指しました。
お天気には恵まれませんでした(と言うより「悪天候」)が、満足の山行でした。

初日は登山口直下にある有明荘までとしました。
安曇野プチ観光を楽しんでから有明荘に入りました。
有明荘は、燕岳登山のベース宿としては最適です。
もともと国民宿舎だったと言うことで、施設がとても充実しています。
その上、掛け流しの天然温泉で、宿泊料も比較的安価です。
私たちは、温泉には4度入りました。
最初は家族風呂、夕食後と2日目の朝に男女別大浴場。
そして、3日目の下山後に立ち寄り湯。
温泉情報でもアップしていますが、素晴らしい温泉・お風呂でした。
有明荘に宿泊すると、下山後の立ち寄り湯は無料になるという特典があります。
一方で、登山客はチェックイン後に車を登山客用の駐車場に移動させなければなりません。
私たちは、とりあえず、有明荘のすぐ上にある第3駐車場に移動しておきました。

2日目、いよいよ入山です。
天候は雨。そこで、今日は燕山荘までとし、燕岳登頂は3日目と決めました。
車を第3駐車場から第2駐車場に移動させました。登山口までは徒歩10分程です。
駐車場は第1、第2、第3の3箇所有り、早朝より入り口で台数をチェックしていますので、
係りの人にどこが空いているか聞いてから、車を入れるようにしましょう。
登山口のある中房温泉には宿泊客もしくは日帰り温泉利用者しか駐車できません。

さて、いよいよ入山です。
合戦尾根はアルプス3大急登の一つとして知られていますが、
クサリ場や梯子などはなく、整備された初任者向けの登山道となっています。
また、第1、第2、第3、富士見のそれぞれのベンチは合戦小屋までほぼ等間隔で設置されていて、
確かに急登ですが、ペースを掴みやすく歩きやすい登山道でした。
それぞれの間隔をだいたい50分(休憩を含めて)で登れば良いペースだと思います。
合戦小屋でちょっと長目の休憩をとり、合戦沢の頭まで登り切ったら急登は終わりです。
合戦沢の頭から燕山荘までは、比較的なだらかな斜面をトラバース気味に登り詰めて、燕山荘に到着です。

登山口からいきなり急登が始まります。
この急登は下山の際にも難所となります。
歩きはじめはとにかくゆっくり歩きましょう。
ここでいきなり頑張ってしまうと、恐らく後が続かないでしょう。
第1ベンチまでは50分(私たちは40分でした)を見ておけば十分です。
その後の各ベンチ間の間隔は比較的短く感じられました。
合戦小屋では食事もできますし、トイレもあります。
名物のスイカは、この日はあいにくの雨天、気温も低く、食べている人はほんの数人でした。
むしろ温かい食事や飲み物の方が売れていました。

合戦小屋を出発し、しばらく登っていくと合戦沢の頭という平地に出ます。
晴れていれば眺望も開け、周囲の山並みが見渡せる場所で、急登はここまでです。
最後の上りに備えて休憩していくのもいいでしょう。
晴れていれば、目指す燕山荘も見えるはずです。

燕山荘は「一度は泊まってみたい山小屋bP」という女性に人気の山小屋です。
外観も素敵ですが、何よりの自慢はホスピタリティだと言うだけあって、
従業員の接客が素晴らしいです。
この日は、キャンセルが相次ぎ、個室が空いているというだったので、
雨の中を頑張って歩いてきたご褒美にと、個室にアップグレードしてもらいました。
結果的に、この判断は大正解でした。
燕山荘では、一般客室は、敷き布団の上に寝袋に寝るというシステムになっており、
個室には毛布も掛け布団も準備されています。
基本的に3人利用の個室を2人で利用させてもらったので、
とても広々としていましたし、ゆっくり休めました。
燕山荘では、夕食の際に、ご主人によるホルンの演奏サービスがあります。
これも名物の一つで、この時間、食堂の中が温かな雰囲気に包まれます。

3日目、雨の中を燕岳山頂目指して燕山荘を出発しました。
本来ならば、荷物をデポし、身を軽くして山頂まで往復するのがいいのでしょうが、
雨の中、荷物をデポする適当な場所もなかったので、そのまま荷物を背負っていきました
燕山荘から燕岳山頂までは往復1時間です。
砂礫の中にチングルマの群生があり、花の時期には咲き誇るチングルマを楽しむことができるでしょう。
様々な形の花崗岩の奇岩群れも名物です。
中でも有名なのはイルカ岩とメガメ岩で、一目でそれとわかります。
それらを楽しみながら、鞍部から徐々に登っていくと山頂に着きます。
晴れていれば、山頂からは360度の大パノラマが楽しめるでしょう。
山頂で記念撮影をして、いよいよ下山です。

合戦尾根の登りは中々手強かったですが、下りもなかなかのものでした。
特に第1ベンチから登山口に至る直前の最後の急登の下りは結構足にきました。
登山口から駐車場までのほんの10分の舗装路の下りがとても長く感じられました。
荷物を下ろし、登山靴を脱ぎ、濡れた衣類を脱ぎ終わったとき、
なんとも言えぬ充実感を感じることができました。

その後、有明荘で温泉に浸かり、休憩所でのんびり休んでから帰路につきました。

今回の燕山荘&燕岳
もう一度訪れたい山旅でした。

【余談】

「安曇野山岳美術館」は小さな美術館ですが、是非、お立ち寄りください。
できれば、入山前がよろしいかと思います。