狩野川河口から望む富士山

伊豆の天城連山に源を発する狩野川は、修善寺・田方平野をぬけて
沼津の街を蛇行して駿河湾に注ぐ清流です。途中、ダムが一つもなく、
鮎や鰻の遡上には絶好の川で、昔から鮎釣りで有名です。

この狩野川の河口近くの橋を「港大橋」といい、ここから沼津の市街
の背景に富士山の五合目から上を眺めることができます。

沼津市は、人口約23万の典型的な地方都市で、気候温暖で緑と水に
恵まれた静かな町です。主な産業は、干物とお茶とハイテク産業でしょうか。
また螺子(ネジ)の生産も日本一とか。また、文人・歌人を多く輩出して
いるのも、その風土と関係があるかもしれません。

観光スポットもあちこちにありますが、最近人気があるのは、「御用邸
記念公園」と「若山牧水記念館」のようです。

静岡県東部の中心都市といいながら、沼津には1973年(昭和48年)
まで大学が一つもありませんでした。東海大学海洋学部の教養部が郊外の
愛鷹山中腹に開設されて初めて、沼津が大学のある町になったのです。
この教養部が基になり、現在の東海大学開発工学部が出来、約1600名の
学生が全国から集まり、4年間を沼津で過ごします。


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E-mail:moon@wing.ncc.u-tokai.ac.jp


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