声をだして読む              

         

どなたにも、やさしく、楽しく、面白く!

 

『古事記』 2017 47 日開始

 

『古事記』といえば、 アマテラス大神、スサノオノ尊、海さち山さち、ヤマトタケルなどの物語で誰にも知られていますが、イザナギ、イザナミなどの神代から 神武、応神、仁徳、推古天皇に至る実在の天皇の帝紀までが収められていて、そこに読み取れるのは、統治の由来と王権による国家の発展の歴史です。 日本最古の歴史書といわれるゆえんです。成立以来、中世には陰陽道や仏教と習合的に解釈されたり、明治期には大日本帝国憲法第一条 「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」を根拠づける古典とされたりなど、時代によって様々に読み解かれてきました。 戦後、神話は崩壊しましたが、天皇制は現代においても「万世一系」を綿綿と受け継いだなかで、天皇の生前退位が議論されている状況です。

「時代に創られ生きてきた」という意味で、 『古事記』は他に例のない書物です。

『古事記』を読んでいくと、 なぜこの神話的歴史が書かれたのか、それによって誰が利益を得たのか、作者たちの狙いとするところがぼんやりなりと見えてきます。

「そうだったのか!」 (池上彰さん) 、「初耳!」 (林先生)と、 心躍ること必至です。

どうぞお気軽に覗いてみて下さい。

 

☆準備説明会  47 日(金)午後 730  

三島市 民活動センター (本町タワービル 4階)

☆講座のオリエンテーション、『古事記』の概要説明等を行います。

◎読書会日程  毎月第1、第3金曜日午後730 分〜 9時(予定)

◎使用テキスト 『小学館日本古典文学全集』収録『古事記』。

 

お問い合わせ⇒   みしま古典を読む会

2017 37               

電話 055972-4953、  08036552990

 

声をだして読む   

         

どなたにも、やさしく、楽しく、面白く!

 

 

開講中            

 

帝を頂点とする平安貴族の完璧な男社会、経済力のない女性に自由の道はない。

男に愛されることで自らの地位を獲得するか、結婚を拒否して髪を

下ろし出家するか、さもなくば、自ら命を絶つか。

 

そこに描かれているのは、イケメン男をめぐる甘ったるい恋愛ばなしなどではなく、 不遇の中流貴族の聡明な娘・紫式部が見た同時代の悩める女性たち、セクハラ、パワハラの渦巻く中で壮絶に生き抜く女性たちの姿です。 源氏物語が書かれて1千年。時代は変わっても、変わらない人間の真実がそこにあります。

「みしま源氏物語を読む会」は08年6月開始より、時代背景、平安の文化思想、 日本語の言葉の面白さなども味わいながら、ゆっくりゆっくり読んできました。

聞いて、声を出して読む。頭と心とお口のエクササイズです。 予習も復習もありません。どなたもお気軽にご参加下さい。

 

◎見学随時OK◎

と き  毎月1,3月曜日 午前 10時半〜 12

ところ  三島市民活動センター (本町タワービル 4階)

☆会費   テキスト、資料代等実費           

    ☆テキスト 角川文庫『源氏物語』  

     ◎現在、第32帖「梅枝」を読んでいます。◎

お問い合わせ⇒   みしま源氏物語を読む会

2017 37  電話 055972-4953、  08036552990


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