徒然乱れ書き日記

11月・12月

2005年12月14日(水)
何も無い

いつの間にかもう12月も半ば。またしても多忙なわたし。何と言うわけでもないのに忙しい。

最近の出来事としては、狆
(ちん)を飼いはじめた。狆とは、日本が原産で「陸の金魚」などと言われる優雅な犬だ。江戸時代に
大奥で可愛がられていた、また徳川綱吉が大切にしていたと言われる素敵な犬でもある。しかし、「狆を飼い始めたんだ」と言っても
大抵の人は、「何それ?」と言う。犬かどうかすら分からないらしい。余裕が出来たら写真とって披露しようと思う。とっても可愛い
んだから!因みに、名前は「太夫(たゆう)」である。

それから、最近「エンタの神様」だったか忘れたけれど、「桜塚やっくん」という芸人さんが出ているのを何度か見た。やっくんはスケバン
の恰好をして、「スケバン恐子」というキャラを演じているのだが、あのやっくんとは、「あばれヌンチャク」のやっくんなのかしら?
まだ調べてないから確実ではないが、かつてお笑いマニアだったわたしは確信している。あばれヌンチャクはいつの間にか解散して
たのかしら?
それはともかくとして、わたしは以前にも申し上げた通り、女装が似合う男の人が大好きなのだが、このやっくんは滅茶苦茶女装が
似合うのだ!あばれ時代のやっくんには何とも思わなかったのに、今現在のやっくんの素敵さと言ったら!夢にまで出てくる勢いだ。
ファンレターでも書こうかしら。女装してるやっくんの素敵さについて綴ったファンレターを。
これに触発されて、今友達との間で、この思いを詠み込んだ短歌作りが流行している。友達は別に女装が似合う男が好きな訳では
ないので、主にわたしの浮かれっぷりを詠んでいる。もっとたまったら、いつかここでまとめて発表しようと思います。
わたしの作風は、上の句はオリジナルで、下の句は過去の素敵な短歌からぴったりくるのを引用する、というスタイルだ。楽しい。


今日は凄く寒かった。仕事場では季節を問わず水を使うのだが、ホースの水は凍るわ、犬の飲み水は凍るわ、仕舞いには洗濯機の
給水口も凍って暫く使えなかった。そんなことは初めてだ。
そんな中、今日は家の近所の川で何かのドラマの撮影が行われていた。山田孝之さんとか武田鉄矢とかが来てるらしい。今も撮影
してるらしくて、ちょっと見に行ってこようかとも思ったけど、何しろバカみたいに寒いから行かない。
それくらい寒いのに、昼には川の中に入って演技したりしてたらしい。母がレオポルドの散歩を装って見てきたんだけど。
その川は、富士山の湧き水が集まってる川なので、夏でもとっても冷たいのだ。ましてや冬なんて!
設定では大阪の町中の都会的な川
(川沿いに製紙工場が立ち並んでいるため選ばれたらしい。因みに、製紙には綺麗な水が不可欠
らしく、湧き水の豊富な富士地区には製紙工場がやたらとある)
ということだが、父が言うには、「都会の川しか知らない連中は、
湧き水の冷たさを知らない。こんな季節に入るなんてバカだ」と。実際信じられない。役者って大変な仕事なんだね。
死人が出なければ良いけど。

2005年11月26日(土)
体操世界選手権男子個人総合

富田選手、そして我らが静岡県の水鳥選手、1位2位おめでとうございます!体操で日本人が1,2位だなんて見たこと
無かったから凄く感動した。昨日は女子の個人総合を放送していたが、今回は男子も女子も、中国は参加していないのだろうか?
録画はしたがまだちゃんと見てないので事情がよく分からないのだけど。
女子は、アメリカのメメル選手が優勝した。アメリカといえば、パターソン選手はどうしたのだろう?見た目もとってもかわいいし、
演技もわたし好みの素敵な選手なんだが、今回は参加してないのか?今日の種目別もまだ見てないが、こっちにはでてるかしら?
個人総合で2位になったアメリカのアナスタシア何とか選手
(おそらくロシア系)は、今回はじめて見た選手だが、めちゃくちゃ細くて、
演技も優雅で気に入った。応援しよう。


一昨日の木曜日に、久しぶりにYMO
(Y蘇れ!M幻の!Oお好み焼き!というお好み焼きを食べるだけのサークル的組織)
活動をした。そこで当然の様に漫画の話になったのだが、今わたしはスラムダンクにはまっている。読むのはもう十何回目だけど。
わたしは影響されやすい性質なので、スラムダンクを読んだり、ここ最近のフィギュアスケートや体操や新体操やマラソンの大会を
見たせいで、今とってもスポーツがやりたい。それならやればいいじゃないですか、と思うかもしれないが、わたしはスポーツなんて、
自分がやるのは好きじゃないのだ。やりたくないのだ。漫画とかテレビとかを見てると、気分良くなって例えば「自分も楽しくマラソン
走れるんじゃないかな?」等と勘違いしがちなのだが、実際のわたしは疲れることやめんどくさいことはしたくないし、そんな体力も
資質も無い。
わたしは中学では吹奏楽部で、高校では華道部だったのだが、一見地味なこれらの部活でも、バスケ部やサッカー部など、動きの
ある部活に負けず、ドラマがあるのだ。ということをメンバーに力説した。スラムダンクでも、敵チームとの戦いと共に、メンバー内での
ライバル意識なんかも面白いところだが、それは吹奏楽部などにも言えることである。各楽器ごとに第一、第二、第三とポジションが
あって、楽譜もそれぞれ違うのだけれど、第一争い等が静かに行われていたりするのだ。楽しく充実していたあの頃・・・
しかし、スポーツ系はそういうのが分かり易いからいいなあと思う。得点ではっきり勝負がつくし。

そういう訳で、妙なテンションで興奮していたわたしは、メンバーの一人が中学当時卓球部だったため
(もう一人のメンバーは美術部)
「卓球部にもスラムダンクのようなドラマがあるのか?」と詰め寄った。それをきっかけに、スラムダンクのバスケットボールを
卓球に置き換えた再現ドラマが始まった。
練習しすぎて手首を壊し、不良になってしまった部員が、ある日突然やってきて卓球台を逆に畳んだり、玉をペコっとやったりラケット
のゴム部分を剥がしたりするのだ。そして最終的には「・・卓球が・・したいです・・」と言うのだ。
ここのシーンは他のパターンでもやった。美術部バージョンでは、みんなの絵に黒い絵の具を塗ったり、筆に油絵の具を付けたまま
放置してカチコチにさせたり、絵の具の黒と白のラベルを逆にしたりするのだ。そしてやっぱり最後には「・・もう一度・・絵が描きたい
です・・」と言うのだ。最終的には、YMOにまで当てはめて「お好み焼きが・・焼きたいです・・・」という台詞で大いに盛り上がった。
今年の流行語大賞にノミネートされそうな勢いで「〜したいです」を連発していたわたしたち。凄く幸せなことだと思った。
みんなも、かつて自分が所属していた部活などに当てはめてみると面白いと思います。
そういえば、富田選手は流川に似ている。

富田選手はとても運動神経が良く、他のスポーツも得意なのだそうだが、体脂肪が2%なので水に浮くことが出来ず、水泳だけは
苦手なんだそうだ。2%って!その2%の脂肪はどこについてるものなんでしょうか?でも、体操選手ってみんなスーパーサイヤ
人みたいだもんね。ハリウッドでドラゴンボールを実写映画化するって話が昔あったがどうなったのか?もしやるなら、体操選手に
やらせたら良いと思う。そういえば、昨日の仲居君が出てる番組に、「ドラゴンボール全42巻を完璧に暗記している」というオタクの
方が出ていて、悟空とベジータが初めて戦ったシーンを再現していたが、すげえな!

2005年11月20日(日)
興奮

高橋尚子選手、おめでとうございます!それから、浅田真央ちゃんもおめでとう!
わたしは真央ちゃんが大好きだ。凄く楽しそうだし、ちゃんと踊るから。しかし優勝するとは、参りました。トリノ五輪に出られないのが
本当に残念でならない。わたしが何かすれば出られるようになるのなら、幾らでもしてやるのに。
真央といえば、最近わたしは珍しく連続ドラマを見ているのだが、それは、井上真央が主演する「花より男子」だ。わたしは最初、
つくし役の子が、キッズウォーの茜の子とは気付かずにいて、「なんかこの子見たことあるな〜。もしやわたしの知り合いがいつの
間にか俳優になったのか!?」などと思っていた。キッズウォーはしっかり見てたのに分からなかった。凄い変身ぶり。髪型が違うからか。
漫画の「花より男子」は、今のところ15巻までしかもっていない。そのうち1〜4巻は、大学生当時、東京の赤坂で拾ったものだ。
拾っておいて良かった。あの時拾わなければ、未だにわたしは「花より男子」には手を出していなかったことだろう。
捨てた人に感謝します。

体操の世界選手権のテレビ放送が近づいてきた。日本男子はメダルが期待できるだろうか?
専らわたしが熱を入れて見てるのは女子の方だが、今は応援してた選手がみんな引退してしまったので、ちょっと冷め気味。
団体としての中国女子は応援してますので、頑張って欲しい。


全く話題は変わるが、ここのところわたしが熱心に自分の葬式についての話をしていたからかどうかは分からないが、今まで入って
いた取り合えず程度の、大した保障のない保険を解約し、新しい保険に入れられてしまった。お母さんに。何かわたしに危険なものを
感じたのだろうか?そんな話をしてると自分で呼んでしまうのかもしれないし。
わたしは、自殺なんて怖いし、したいと全く思わないけど、いつ死ぬか分からない。という覚悟だけは何故か出来ている。その時が
突然来ても後悔しないように、自分の葬式のプランを明確にしておきたいのだ。人に決められるのは腹が立つのだ。
尤も、その時にはもう死んでるわけだから、後悔もなにもあったもんじゃないとは思うが。何年か分からないけれど、わたしが生きて
きた集大成である葬式を、わたしの意にそぐわないものにしたくないのだ。わたしはその時の為に生きているのだから。死ぬ前には
是非、辞世の句を詠みたい。普段、和歌や俳句を鑑賞する趣味はあっても、自分で作ることは全くしないが、最後は素敵な歌でも
詠んでみたい。妄想は膨らむばかりだ。
葬式の時も、その後の仏壇
(置いてもらえるか分からないけど)にも、線香は「二井三」という京都のメーカーの「京美人 小町美」
というのを使って欲しい。素敵な香りがするから。「二井三」は、線香の他にも、お香やにほひ袋や香水なども扱っていて、わたしは
「宮人水香 源氏物語シリーズ」の「朧月夜」と「夕顔」という香水
(オー・デ・パルファム)を愛用している。これは犬にも受けがいい。
白檀とかムスクとかは割りに犬に好かれる。仕事柄、ありがたい話。

葬式の話の後で申し訳ない上に、大分出遅れたが、
紀宮様、黒田さん、ご結婚おめでとうございます!こういう国民的な祝い事
って、とっても興奮する。オリンピックと同じくらいに。思わず泣いてしまいました。
早くオリンピック始まれば良いのに。

2005年11月10日(木)
チャチャ

10月の最後の方の日記に書いたように、「赤ずきんチャチャ」の12、13巻だと思って買った本の中身が「こっちむいてみい子」だった
ので、チャチャの12,13巻を買いに古本屋へ通っているのだが、12巻はすんなり見つかったのに13巻がどこにも売っていない。
普通の本屋
(変な表現だ)にも行ってみたが、無い。12巻までは見かけるのに、13巻はどこにも無い!やっぱり何かの呪いだろうか?
わたしは割と、そういったスピリチュアルな世界を信じるほうだ。実際に霊を見たりとか、怪奇現象が起きただとかいった経験はまるで
無いのだけど、呪いとか癒し
(スピリチュアル意味でのな。と言って通じるのだろうか?犬と触れ合うとかでなくてね。)とか、パワー
スポットとか、そういったことにはときめいてしまう。普段から「大いなる自然に宿る精霊に癒されたい」という願望を持っているわたしは
何か大きなショック等を受けた時などには、すぐそういうスポットに行きたくなってしまう。今年の3月に丹頂を見に行ったのもそういう
理由だ。動物とか植物とか、土地とか古い建物とかには超越的な力があるに違いなく、それら持つパワーに救ってもらおう、という
魂胆だ。実際、鶴(と、流氷の海にいたカモメ)には、大いに救われた。良い経験をした。

ところで、この間の日曜日の「堂本兄弟」という番組のゲストが平原綾香さんだった。平原さんが漫画が好きなんだそうで、好きな漫画
として、「ワンピース」と「ケロロ軍曹」と「風光る」を挙げていた。何か嬉しい。「ケロロ軍曹」という漫画は読んだこと無いのだけれど、
「風光る」も「ワンピース」も好きなわたしは、「ケロロ軍曹」も好きになるだろうか?
しかし、「堂本兄弟」という番組の最後のスタッフロールは超速い。あれで動体視力を鍛えろというのだろうか。わたしごときには、字が
ぼやけて見えてしまう。目も回るし。

2005年11月6日(日)
不幸な話2

本屋で本を立ち読みし、その本を本棚に戻そうとした時、本のカバーで手が切れた。結構血が出た。とても虚しい気持ちになった。
おばあちゃんが、源氏パイをたくさんくれた。しかし、我が家には源氏パイをおいしい食べ物と思っている人は誰もいないので、いつに
なっても減らない。レオ
(犬)のみが一日一枚食べている。
温かい飲み物が嫌いなわたしには、厳しい季節が訪れようとしていること。冬でもアイスティーで通すわたしは、一緒にご飯を食べる
周りの人たちに嫌な目で見られるのだ。わたしは鍋料理も嫌いだ。これからの季節、夕飯に鍋が出る率が格段に上がってくる。
恐ろしい季節だ。寒いのは結構好きなのに周りの環境はわたしに厳しい。

ここからは不幸は話ではないが、昨日テレビで新体操イオンカップの放送を見た。今わたしが応援しているのはベッソノバ選手と
ゴデュンコ選手だ。前女王のカバエワが引退して、やっとベッソノバが金を取れる時が来たかと思ったのに、今回もベッソノバは三位
だった。1位は17歳のカプラノバ選手
(ロシア)。カプラノバは確かに技術は凄いけれど、踊ってないからあまり好みでない。ベッソノバ
は本当に美しく踊る。だから好きだ。美人だし。ルールが変わった所為もあるけど、最近の新体操選手は音楽を疎かにしてると思う。
音に合わせて踊る、ということの意味を今一度考えてもらいたい!と、ダンサーであるわたしは言いたい。偉そうに。わたしよりずっと
身体的資質は良いものを持ってるんだから、わたしより何十倍も美しく踊れるはずなんだから!もったいない!
ベッソノバ選手等はともかくとして、わたしが好きな新体操選手はみんなもう引退してしまった。バテリシナもビトリチェンコもラスキナも
引退した。わたしが一番好きなシッド選手も引退した。とっても美人だし、演技も美しくて大好きだったのに。体操・新体操選手の選手
生命はダンサーと違って、本当に短い。その短い期間に咲いて散らなければならない。武士のようなものだ。こじつけだけど。

今月は、体操の世界選手権も放送される予定なので楽しみだ。体操でも、好きな選手はみんな引退済みなので、次のお気に入り選手
を早く探さなくては。
ついでに言うと、宝塚宙組の和央ようかさんも引退ですね。和央さんに特別な思い入れがあるわけではないのですが、トップの交代、
女王の入れ替わりというその瞬間が好きで、つい注目してしまいます。わたしの好きな、星組の壇れいさんももう引退です。壇さんには
思い入れもあるので淋しい。だってとっても美人なんだもの!やっぱり美しいものを見るのは楽しい。

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