徒然乱れ書き日記

8月,9月

2005年9月30日(金)
琴欧州

わたしは相撲が割りと好きだ。昔はもっと好きだった。千代の富士がいたからだ。千代の富士はわたしにとって永遠のスターだ。あんなに
素敵なスターは他にいない。とにかくかっこいい。千代の富士ってすげーんだぜ!子供の頃には、虫垂炎の手術をした際、千代の富士の
腹筋が厚すぎたため、手術時間が予定より長くなってしまって麻酔が切れてしまったが、それでも耐えたというエピソード有り。また、力士
に誘われた時、最初は断ったが「飛行機に乗れるよ」という言葉に心惹かれ力士になったのだそうだ。
数日前に千代の富士引退から丸14年が経ったと、ニュースでやっていた。もうそんなに経ってしまったのか。
千代の富士を自分のお父さんだと思っていたあのころが懐かしい。
さて、今場所は大いに盛り上がった。ブルガリア出身の琴欧州が大活躍したからだ。ひゃっほう!久しぶりに相撲が盛り上がってわたしは
嬉しい。今は特に好きな力士が居ないので、それほど情熱を傾けてる訳ではないが、それでも大体毎日見ている。
相撲って楽しいのに、友達等、同年代の人たちは全然見ないらしい。もったいない。とってもエキサイティングなのに。サッカーや野球よりも。
わたしは甲子園以外、サッカーもプロ野球も全く見ないけど、相撲は見る。国技だし。
今後、もっと大相撲が盛り上がり、朝青龍や琴欧州も好きだけど、日本人の強い力士が出てくることを願っています。

30日の日記を書いてる間に、10月1日になってしまいました。今しゃぺり場を見ています。提案者の佐藤さんという人の主張が、わたしには
余り理解できません。大まかに言えば、「もっと大きい夢や野望と情熱を持ってそれを成し遂げて、後世に名を残すような人生を送ろう」
というようなものだ。それ自体は理解できるし、良いことだと思うが、それを他人に押し付けたり、そう思ってない人を否定するのはダメでしょう。
小さい夢や、些細な幸せなんて、なんの価値も無い、という考えのようだった。わたしのように、些細なことを心の支えにしてる女は否定されて
しまいました。サラリーマンも否定されてしまいました。彼女は、「漫画について考える」の「伊藤潤二・首吊り気球」にわたしが書いた、
「芸術家タイプ」、に憧れる人と言えます。現在のわたしは「職人タイプ」に憧れているので、彼女をけっこう冷ややかな目で見てしまいました。
職人は名を残すことは考えていない。結果名が残ることがあってもそれを目標にしていない。
まずは自分がやらなければならないこと、受け継いできたものをしっかりとこなすことのだ。それにわたしはかっこよさを感じる。どっちにしろ
自己満足だけれど。
「みんな考えが甘い」と必死に主張しておりましたが、やはり佐藤さんも同じじゃないか、と言いたくなった。些細な事に憧れてる人も、大きな
夢を持ってる人も、自分がその状況に納得さえできれば同じだと思うのだ。結局はどちらも、何かを犠牲にしなければならないのだから。
佐藤さんのように一直線に漫画家を目指せば、有名な漫画家になれるかもしれないが、他の楽しさを知る機会を失うかもしれない。大きい夢も
無くその時その時で生きてる人は、輝いた人生は手に入らないかもしれないが、辛い努力をせずに、死ぬまでなんだかんだでそれなりに楽しく
やっていけるかもしれない。佐藤さんが否定するサラリーマンや主婦も、会社の一部でしか無かったり、家族の為に自分を犠牲にして働いたり
という面はあっても、それぞれメリットはあるはずだ。漫画家になって、なったからこそのデメリットだって当然あるだろうしね。だから、最終的
には同じだと思うのだ。どれを選んでも。自分がどれを我慢できるか、という問題だと思う。

わたしは今のしゃべり場の中では、久々江さんの発言に一番納得できる。考え方が近いようだ。会ってお話がしたい。ラーメン屋に行こうかな。

更に時間が経って、今はタモ倶楽を見ている。「自分の名前の漢字を人にどうやって説明するか」をテーマにタモさんたちが話している。
わたしは、「遥」という字をどうやって説明したものか、いつも悩んでしまう。結果、「一文字のハルカです」と言ってしまうのだが、それでは
そもそも「遥」という字を知らない人には全く通じない。なんて言ったらすっきりかっこよく伝えられるのだろうか。
ところでわたしの今のささやかな夢は、タモリ倶楽部に出演することだ。みなさん応援してください。 

2005年9月26日(月)
お葬式

今日は、わたしの先生のお母さんのお通夜に行ってきた。先生にお世話になってるのは勿論だが、先生のお母さんにもよくして頂いたので
行った。人が死ぬのは淋しい。3年前亡くなったわたしの一番上の大先生のお葬式は、とっても淋しかったけどとっても良いお葬式だった。
素敵なお葬式だった。綺麗で悲しくて。
さて、少し前にプロレスラーの橋本慎也(字が合ってるだろうか?)さんのお葬式か追悼式みたいのかなんかの時、小川直也(だったか
どうか定かでない。何しろわたしは格闘技に全く興味が無いのだから。柔道は好きだけどな!)さんかなんかが、「彼は湿っぽいのが嫌い
なので、明るくやりましょう」みたいなことを言っていた。有名人が死んだ時とか、なんかの時に、湿っぽいのが嫌いだから・・という発言は
よく聞かれるが、わたしは湿っぽいのが大好きだ!凄く好きだ!湿っぽくなるようなドキュメンタリーとかは積極的に見るようにしている。
だからわたしの葬式は、盛大に湿っぽくやって欲しいのだ。わたしが、みんなに悲しんでもらえるような人物かどうかは置いといて、
超じめじめした葬式にしてほしい。数人の友達にはその思いを伝えてあるが、これを読んでるみんな!ぜひ宜しく。小川さんのように、
わたしの葬式で挨拶する人は、「故人は湿っぽいのが大好きだったので、精一杯しめっぽく送りましょう」と言ってください、お願いします。

2005年9月24日(土)
今だけの輝き

今この瞬間にしか出せない輝きというものは、確かにある。ということを最近よく思うのだ。
というのも、わたしは今アグネス地獄から脱し、wind-s地獄に堕ちてしまったのだ。ただ、わたしは別にwind-sのファンということではない。
わたしが聴くwind-sの曲は4曲のみだ。「Forever Memories」「Feel The Fate」「Paradox」「キレイだ」である。それ以外の曲は知ら
ない。これら4曲を延々と聞いている
(ついでに歌ってる。歌詞暗記で。)と、今この瞬間にしか出せない輝きというものは確かにあると思うの
だ。メインボーカルの男子の名前もはっきり分からないのだが、その彼の声がとても良い。上の4曲では、前3曲は割りと時期が近く、
「キレイだ」はちょっと離れた時期に出たものだと思うのだけど、どの曲もその時しか出せない声で歌われていて、それがとても心を掴むのだ。
きっと今の彼が歌っても、わたしは気に入らないのだろう。この4曲には常に切なさが付きまとう。歌詞の内容の事ではない。彼の声にだ。
逆に、「paradox」から「キレイだ」の間の曲は、どうにもその輝きを感じ取ることが出来ない。
何かを作り出す職業の人は、その輝きを出せるか出せないかで評価してよいと思っている。特に音楽はCDとは言え、瞬間芸術だと思うので
その傾向は強いだろう。わたしは音楽を聴くときは、声が好みかを最重要要素としているから余計にそう思う。歌が上手い下手の問題では
ないのだよ。言葉では上手く説明できないよ。
世の中には、一発屋と言われてしまう人が沢山居るが、そういう人たちこそ、その時その瞬間にしか出せない輝きを大放出してしまった人
なのだろう。
舞踊というのも瞬間芸術であるからして、わたしも今しか出せない輝きを出すことを考えなければいけない。妖怪のことばかり考えていては
いけないのだ。気をつけよう。

2005年9月22日(木)
期待してはいけない

他人に期待してはいけない。自分が思う程、他人はわたしに興味は持っていないし、暇ではないのだ。と、今まで何度自分に言い聞かせた
ことか。ところが、愚かなもので、すぐ忘れて期待してしまう。幼い頃からこのことだけは忘れないように、と思って生きてきた(誇張でなく)
のに、やはり人間とは本来、他人に期待をするのが自然な生き物なのでしょうね。しかし、わたしの期待することとは、世間とズレがあるのか
分からないが、大抵期待通りには行かない。その度に「だから言ったじゃないか!」と自分を叱るのだ。
わたしにとって日記とは、今後の自分のためのアドバイス書だ。将来の自分が日記を読みかえして、役に立つことを書いておこう。という目的
で、わたしの為に書いている訳だ。だから、わたしはよく日記を読み返す
(今はここに書いてるが、前は無地ノートに書いていた)のだけど、
何度も「期待してはいけない」という戒めの話が出てくる。ちっとも活かされていない。
と、こう書くと、とってもネガティブな人だと思われるかもしれないが、そういう訳ではない。わたし自身の性格としてはとっても楽天家だが、
成長過程での経験等により、悲観的というか根暗な部分が育まれていったのだ、と自己分析している。元の性格が楽天的ではなかったら
きっと今頃見るも無残な暗い女になっていただろう。よかったー。

さて、急に話は変わるが、先程テレ朝で、「好きなアニメベスト100」というのをやっていた。わたしは、1位はきっとドラえもんだろうな、と
思っていたのだが、ドラえもんは3位だった
(わたしの一番好きなアニメがドラえもんという訳ではないよ)。1位はガンダムだった。2位は
ドラゴンボールだった。わたしはドラゴンボールではベジータが好きだ。4位はワンピースだった。ワンピースはアニメは見ていないので、
漫画で言うと、ゾロとスモーカー大佐が好きだ。5位はルパン3世だった。ルパンでは次元が大好きだ。他には、8位がスラムダンクだった。
スラムダンクはアニメも見ていたけど、余り記憶が無いので、漫画で言うと、水戸洋平が大好きだ。「スラムダンクで誰が好き?」という話に
なった時に、わたしは必ず「水戸」と答えていたのだが、わたしがそういうと「あー、いいよねー、わたし
(僕もあり)も好きー。そうだそうだ、
いいよねー」等と言うやつがいるが、果たして本当に水戸の魅力を分かっているのか疑問である。忘れてたくせに!と言ってやりたい。
他にも順位は忘れたが、タッチでは新田君が気持ち悪いから嫌い。エヴァではミサトさんが好き。
ランキングには入っていなかったが、アニメと言えば、タルるーととか、前にも書いたウイングマン(殆ど記憶が無いが)とか、おぼっちゃま
くんとか、名作劇場系とか、キテレツとか見てた。忘れてるのもいっぱい有るだろうなー。各テレビ局は、同じアニメばかり再放送しないで
忘れてた名作を再放送して欲しい。トムとジェリー見たい。
アニメの主題歌は、わたしは沢山知ってるのだ。見てないアニメの主題歌まで知っているのだ。何にも活かせないことにばかり夢中に
なっていることに対する反省も、日記にはよく見られるのだが、やはり治ってはいない。結局、このままわたしは年老いて行くのだろう。
ある意味楽しみだ。

2005年9月18日(日)
思い出の街

今日は、仕事とお稽古を休んで新宿へ行った。大学のクラス会があったからだ。新宿というのは思い出の街なので、久しぶりに行っても、
なんとなく安心感もある。しかし、今現在わたしが住んでいるところは田舎なので、新宿のような都会にドキドキ緊張する部分もある。
新宿に行く前に、もう一つの思い出の街、百合ヶ丘へ行った。駅で言えば新百合ヶ丘だ。大学時代、わたしは百合ヶ丘に住んでいたので、
隣駅の新百合には週に4日は行っていた。新宿以上に安心できて懐かしい。だから、今日も用は何も無かったし、実際何か買い物した
とかではなかったのだけど、寄ってしまった。

あまのの揚げ饅頭食べたい。とっても美味しいのだ。正確には揚げまんねん(漢字を忘れてしまった)という名前だ。揚げ饅頭には、揚げ
まんねんの他に、揚げチョコとハート揚げ饅頭がある。それから、揚げまんねんには、本日の旬彩揚げまんねんという、日替わりの揚げ
饅頭がある。この間は胡桃だった。ここのところは、毎日の様に揚げ饅頭のことを考えている。愛しい揚げ饅頭。毎日一つずつ食べたい。
でも、揚げたてが一番美味しいので、一つずつ食べてたらしなしなになってしまってまずい。だから、一日で一箱食べないと。考えただけで
おなか一杯。

2005年9月17日(土)
猫の鼻水


わたしも少々風邪気味なのだが、わたしが仕事で担当している猫も風邪をひいてしまった様だ。別にわたしがうつした訳ではなく、この間
雨が降った時にびしょびしょに濡れてしまったことが原因だと思う。と、思いたいがわたしがうつしたっぽい。少し前からくしゃみを頻繁にして
いたが、最近では鼻水もでるようになった。くしゃみをすると鼻水が飛び出してくる。犬でも鼻たらす子はいるけど、水っぽい鼻水で鼻の穴が
少し濡れてる程度なのに、今回の猫の鼻水は凄い。人間の鼻水でも濃いタイプのようなのが、しっかりした量で出てくる。で、くしゃみをする
ものだから、鼻水に勢いがついて、周りに飛ぶのだ。遠くに飛ぶときもあるし、近くに飛ぶときもある。近くに飛ぶと、ひげに引っかかって
プラプラしたりしてとっても面白い。猫がヒゲに鼻水をぶら下げてるのなんてなかなか見られない。「ひゃー、あんた鼻水ぶらさがってるよ〜」
と思わず話しかけてしまった。

さて、随分前になるが、中学からの友人2人(内一人は現在東京にいる)と会った時、お笑い芸人って凄い、という話で盛り上がった。
わたしは一時期、バカみたいにお笑いにはまっていた時期があって、録画が趣味なこともあり、お笑い番組を沢山撮ってたりしたんだけど、
好きな芸人さんは、マイナーな人だ。一番好きなのは、バカリズム。他には、アルファルファ(内2人が現・東京03)とかスープレックス(内
一人が現・劇団ひとり)とか、アクシャンとかノンキーズとかきぐるみピエロとか、バナナマンとか粋なりとかが好きだ。なんとなくの共通点が
感じられるラインナップだ。お笑い好きなので、お笑いの話題になった時に熱く語りだしたら、「テレビ以外でバカリズムって言葉、初めて
聴いた。」と感動された。ちょっと嬉しい。初の女だ。わたしはバカリのマスノさんが好きなのだが、マスノさんはNHKの朝ドラの「ファイト」に
時々出演している。頑張れ!

東京にいる方の友達は芸術系の勉強をしているので、集まるとよく次の作品の話になるのだが、今回はシルヴィ・ギエム(超有名な
バレリーナ)がボレロ(ラヴェルの音楽にモーリス・ベジャールが振り付けした、有名なバレエ作品)で来日する話をしていた後だったので、
わたしたちもポレロで作品(映像作品)作りたいね!という話になった。その友達の家のちゃぶ台を取り囲んでバンバン机を叩いたり、味噌汁
飲んだりしたい!と凄い盛り上がりをみせた。早くやりたい。わたしも、それとは別にバレエ作品としてもボレロの音楽で作ってみたいなー、
と思っている。でも、曲が長いし、メロディー自体は同じことの繰り返しなので、うまく振付けないと超つまらない作品になってしまう。しかも、
現段階でわたしの理想通りに踊れるダンサーが、自分も含めていない。まだ時期が早すぎるようだ。今は、別のソロ作品を作っているのだ
けれど、曲は白鳥の湖の「ロシアの踊り」を使う。曲はロシアの踊りだけど、テーマは瑞鳥だ。鸚鵡とか孔雀とかの、花喰い鳥のイメージで
作った。衣装はこれから作るのだけれど、羽がピラピラする衣装にしたい。妄想を具現化されられる場があって、わたしは幸せものだ。

2005年9月13日(火)
駄々こねる

今日、新しい趣味に気付いた。それは鳥の羽を集めることだ。前からやってたけど、趣味という意識はなかったのだ。道や庭に落ちてるのを
拾ったり、畑(我が家の農地。山。)に拾いに行ったりする。今の仕事場には、いろいろな鳥が居るのだが、今日、ホロホロ鳥の羽を拾っていて
趣味に気付いたのだ。羽を拾いたい、欲しい、という欲求がとても強いということだ。拾って何をするわけでもない。大抵は瓶に刺して貯めて
いるが、今は車のフロントガラスの下のところに置いたりしている。とっても楽しい。
それから、車でエアコンを使う季節には、楽しいことがある。それは、エアコンの送風口を自分の方に向ける時に「オラにパワーを!」とか、
「みんな、オラに元気を分けてくれ!」とか言うことだ。言うまでも無く、ドラゴンボールの悟空の真似だ。ドラゴンボール好きの人はやったら
いいと思う。いつもより涼しい感じになるから。

さて、今日本屋に行ったら、入り口のところに加山又造さんの作品集のパンフレットが置いてあった。いいなあと思って、何気なくもらって
帰って家で読んでみたら、その作品集は予約出版で52,500円もするのだ。とっても欲しいけど、とっても買えない!
先日、お母さんと話していた中で、わたしは幼い頃駄々をこねた事がない、という事実が判明した。欲しいものは昔からたくさんあるタイプ
だった筈なので、きっと我慢していたのだろう。なんせ小心者だから。だからと言うわけではないが、もう二十歳も何年か過ぎた今、恥を捨てて
今までの分も駄々をこねてみたいものだ。それで買ってもらえるものならば。パンフレットを前に、床に転がってじたばたしながら泣き、
「買ってよ〜、買ってよ〜!買ってくれるまで帰らない!」と言うのだ。楽しみだな。

さて、今日は更に、染めの仕事で次のシリーズに入った。新しい型を彫る為の打ち合わせをしたのだけれど、今回のテーマはナチュラルでは
なく、和の花等なので、わりに得意分野だから良かった。

明日はYMOの活動日。

2005年9月10日(土)
アグネス地獄

わたしはバカな上に粘着質なので、一つのことにすぐに夢中になる傾向がある。それが何か約に立つようなことなら良いのだけれど、大抵
何の役にも立たないようなもののことが多い。わたしの友人たちは50%がO型で、45%がA型だ
(わたしの持っている印象による数字なので
超適当だけれど)
。そのなかで気付いたO型の習性として(性格に血液型は関係ない、などとつまらないことを言うな!わたしは信じてる
んだから。)
すぐに自分に対して下らないルールを作る、というものがある。わたしもO型なので例に漏れずすぐに下らないルールを作る。
普段の生活の中で自分に厳しいのなら良いのだけれど、O型が自分に課す決まりごとというものは、大抵が本当に下らないのだ。よく聴く話で、
例えば「横断歩道を○歩で渡れたら良いことがある」とか、「白い所だけ踏んで行くと、面接に合格出来る気がする」とか、「○○したらよい
事が起きる」系の一種の験かつぎのようなことは、血液型に関わらずやる人は多いようだが、O型の場合は「良いことが起きる」とか、そんな
甘い物ではない。「わたしは○○しないとならない」という妙な使命感に燃えるのだ。何度も言うが、その○○が、世の中や誰かの役に立つ
様なことなら大いにやったら良いのだけれど、そうではない。

長くなったが、今わたしが決めているルールは「車を運転中、歌入りの音楽をかけ、それに合わせて最初から最後まで歌詞を間違えずに歌わ
なければならない」というものだ。間違えたら最初からやり直す。だから、仕事から家に帰るのに30分くらい運転するのだけれど、その間ついに
1曲歌い終わらなかった、などということもよくある。これは、最近始めた訳ではなく、ここ1年半くらいは運転中にやっていたことなのだけれど、
最近は特に厳しく取り締まっているのだ。わたしは基本的に自分に甘い。こんな下らないことで自分に厳しくせずに、もっとほかの事をきちんと
やるべきだろう、とは思うのだけれど、こういうことにしか熱くなれない性格なのだから仕方が無い。もっとおりこうさんに生まれたかったなー。
で、最近チャレンジしているのはアグネス・チャンの歌だ。ただ歌詞を覚えて歌うだけでなく、モノマネすることにしている。レパートリーは
色々あるのだが、一番似ているなと自分で思うのは「草原の輝き」だ。しかし、わたしの声は低めなのに対して、アグネスはめちゃ高い。あの
キーで歌うだけでとても疲れる。喉痛い。だからきっと似ていないのだろうさ。 でもお陰でアグネスの歌は大半が見ないで歌えるからね。

ほら役に立たないし、そうしなければならない理由も無い。わたしが芸能人だったら、歌詞を見ないで最後まで歌えたらお金がもらえる番組に
出られるから役に立つのに。でももし、わたしが芸能人だったとしたら、カラオケランキング上位曲とかは歌えないからやっぱりダメだと思う
けれども。ほら、やっぱり役に立たない。
わたしって本当に役に立たない。車の中だけでなく、仕事中に掃除等しながらチャレンジすることもある。こっちのほうが難しく、レベルが高い
のだ。何故なら、掃除中にはアグネスは一緒に歌ってはくれないのだから。   本当に色々残念なところの多い女だ。
他にもよくルールは発生するので、発生次第お知らせする。みんなもチャレンジすれば良い。

さて、7日に「漫画について考える」に第二回分を追加しようと思っていたのに、書いたページを消してしまった。やり直しだ。やっぱり甘い。
なのでもうしばらくお待ちください。

2005年9月8日(木)

うちの庭のかりんの木に、毛虫が大発生しているのを発見した。もう、すげえの。本当に。うじゃうじゃいるんだよ。葉っぱが食い尽くされた。
しかも一匹一匹がでかい。太ってる。そんな毛虫が2.5メートルほどの木にびっしりといるので、殺虫剤で退治した。2.3分後には、毛虫の
雨が庭に降り注いだ。鳥肌立った。200匹程いる
(ようにみえた)毛虫の中に、一際大きいボスが居た。3倍くらいの大きさだ。そいつが元締め
に違いないと思い、集中攻撃した。派手にくねって落ちて行った。気持ち悪い。

一昨日は一昨日で、仕事場で毛虫に腕を刺された。ブルーシートを片付けてたら、その裏に毛虫が居て、知らずに触ってしまったのだ。
刺されたその一瞬、チクッと痛みがあり、そのあと腕から上半身全体に電気が走ったような感じがした。痛さは大したこと無かったのだが、
めちゃくちゃ驚いてしまって、ありえないくらい心臓がドキドキしたので、このままドキドキ死するかとおもったくらいだ。妄想癖のあるわたしは、
毒が回ったのでは、と思い始め、そう思ってしまうと何か気持ち悪い気がしてきて、ついに吐き気までしてきてしまった。刺されたところがプクっと
腫れてきて、眩暈がしてきて(これはもともとあった症状だが)、とても悲しい気持ちになった。しかし、猫のご飯を作ってる間に、吐き気も腫れも
全く無くなってしまった。病は気から、とは全くうまいこと言ったもんだ。ばかだなぁ、わたし。

虫は別に嫌いじゃない。毛虫も単体だったら、気持ち悪いとも思わない。余程の大きさだったりしなければ。
虫と言えば、ファーブル昆虫記が有名だ。読書好きなわたしは、小学生時代に図書館の本を読みまくったのだけれど、その中に当然ファーブル
昆虫記もあった。ファーブル昆虫記は面白い。ただ、わたしが世の中に主張させてもらえるなら、「シートン動物記の方がずーっと面白い」と
言いたい。小学生時代のわたしは、もうシートン動物記に夢中だった。何度読んだか分からない。シートンになりたかったもん。なのに、
なぜ、世の中にあまり知られてないのだろうか。友達に聞いてみても、ファーブルは知っててもシートンは知らない人が断然多い。
みんな、シートンも宜しく!

小学生時代のわたしが夢中になったと言えば、「ウイングマン」だ。原作はジャンプ連載の桂正和による漫画「ウイングマン」だが、わたしが夢中
になってたのはアニメのほうだ。小学校二年生の時に、休み時間の度にクラスメイトと階段に座って「ウイングマンごっこ」をした。
ちょっと具体的な内容は忘れてしまったのが残念だが、よい思い出。
今も昔もばかなわたし。きっとこの先もバカなままでしょうよ。残念だ。

2005年9月7日(水)
休み

今日は久しぶりの休日で、ゴロゴロできて嬉しい。

わたしの住む地域では、行方不明者が出たり火事が起きたりすると、各地に取り付けられたスピーカーにより、町中にその事がお知らせ
されるようになっている。警報のお知らせだったり、時には交通安全の呼びかけなども、同じように放送される。
わたしは大学生になるまで、この「広報でお知らせする」という事を日本全国で行っているのだと思っていたのだが、そうではなかった。
東京都内の大学にいったのだが、そこで都内や千葉等の友人にその話をさも当然のことのように話したら、「なにそれ?」と言われてしまった。
言われてみれば、大学生の4年間、住んでいた神奈川県川崎市でも、大学近辺でも、そんな放送聞いたこと無い。
わたしの地元が田舎だからなのか。とっても便利だと思うのだけれど。火事が収まれば「鎮火しました」と放送が入るし、不明者が見つかれば
「無事見つかりました。ご協力ありがとうございました
(行方不明の場合、その人の特徴などを言って、街の人にも探してもらうから)」と入る。
そんな放送はしょっちゅう聞いているのだけれど、昨日は違った。
生まれて初めて「猿が出たので注意してください」という放送を聞いた。家の近所に猿が出たのだ。そもそもが田舎なので、少し上
(山がある)
行けば、猿もいるし、ハクビシンとか狸とか、時には鹿なんかも居たりするのだが、家の近所にはまだ出たことが無かった。放送されたことに
よって、近所の人がわさわさ外に出てきた。警察も猿を捕まえにやってきた。斜め前の家に猿が入り込み、お菓子を食べていたらしい。
テレビでよく見る動物騒動が、間近で起こったのだ。だが、残念なことにわたしは猿をまだ見ていない。見たい。凄く見たい。

しかし、猿がわたしの部屋に入り込んでいたらどうしよう。ゴキブリも怖いけど、猿も怖い。部屋の中で会うのは怖い。ゴキブリなら戦えるけど
猿は無理だ。どうしよう。朝起きたら、猿が添い寝してたらどうしよう。妄想は深まるばかりだ。でも、今日のこの台風で猿も飛んでいってしまった
かも知れない。ちょっと淋しい。

話題は全く変わるが、「大人の塗り絵」というものを買ってきた。わたしは仕事中によく新聞を読む。犬の部屋に敷く用なので、当日の新聞では
無いのだけれど、熱心に読む。新聞には大抵、本のお知らせが載っているのだが、この「大人の塗り絵」はよくそこに出ているので気になって
いたのだ。今日は休日だったので、ぶらぶらと本屋に行った所、この本が目立つ所に置いてあったので衝動買いしてしまった。わたしは、父から
もらった72色入りの高級色鉛筆セットを持っているので、すげぇ塗り絵を完成させてみせる!楽しみだ。

新聞の下の広告は面白い。わたしが他に気になっているものは、「どどいつ入門
(通信講座)」と、タイトルは忘れたけど仏様に色を塗る
塗り絵だ。やりたいことが一杯あるせいで、なかなか体が休まらない。1日が24時間では足りない。最近は余り漫画も読めていない。
多趣味も程ほどにしないと、妄想以上に問題有りだ。

2005年9月1日(木)
びっくり

8月は二回しか日記書いてなかった。今見てびっくり!
なんせ、8月はとっても忙しかった。わたしの仕事にお盆休みとか正月休みとかはないせいもあるが、今年は妙にイベント事
(仕事の)
多かった。
大学を卒業して2年目ですが、去年1年間で、純粋な休み
(今日は一日何も無いから、何をしようかな〜、という休み)は全部で3日程。その他
午前だけとか、午後だけとか仕事がある、という日はあるんだけど、気持ちが休まらない。今一番欲しいものは連休です。今年は1回3連休
とって北海道に鶴を見に行けたのは嬉しかったな。なんかわたし芸能人みたいね!

さて、昨日は歌舞伎を見に行ってきた。市川海老蔵の襲名披露公演だ。友達と着物を着て見てきた。久しぶりに着物を着てよい気分だ。
わたし
(と友達も)夏の着物を持ってなかったので、必死に探し回ってやっと見つけたよい着物だったので、より一層よい気分だ。ついでに
今回着た着物とは別に、1着誂えてきてしまった。安かった
(本当に)ので。出来上がるのが楽しみだ。歌舞伎も楽しかった。小さい公演だ
ったので、派手さはなかったんだけどおもしろかったし、海老蔵はとてもかっこよかった。絵になる感じ。馬がスリッパ履いてるみたいで笑って
しまった。

長く日記を書いていなかったので、書くことが一杯ある。けど、簡単にまとめる。
「サスペンスドラマについて考える」ですが、まだ1回しか書いてないんだけれども、様々な理由
(10個くらいある)により、あのコーナーをなくす
事にしました。しかし、わたしは永遠にサスペンスドラマは好きだと思うので、日記で感想は書いていこうと思う。この間の月ミスの、萩原聖人と
桜井幸子さん主演の「運のない女 最後の誕生日」は、凄く良いドラマでした。桜井さんとっても綺麗!
しかし、火サス今月でなくなっちゃうんだよね〜。その特集はやりたいなあ。

その他、漫画について・・・は、7日に第2回分を追加予定。他にも舞台について・・・
(新)とか、音楽に・・・についてもどんどん追加したい。
今日はこの辺で。

2005年8月6日(土)
美しいもの

わたしは綺麗なものや人をを見たいという欲求が人一倍強い。綺麗な人を見たい、という欲は綺麗な女の人を見たい、ということに結びつく。
その欲を満たすために、わたしは芸術スポーツの選手や、バレエ等のダンサーを見るのだ。彼女たちは本当に美しい。鍛えた体と才能を
持っている。体操選手がそうでもないが、バレリーナも新体操選手も、見た目が演技に与える影響は大きい。評価の対象にもなる。新体操は、
衣装やメイクも審査の対象になるから、それぞれの美意識も見て取れる。見ていて飽きない。そこに立っているだけで良い。見た目が美しい
人は世の中にたくさんいると思うが、バレエや体操・新体操・フィギュアスケートでは、その見た目の美しい人が、美しく動くのだから!
こういうものがこの世にあってよかったなと、本当に思う。みんなもっと見れば良いのに。本当に美しいから。

それから、わたしは生き物のビジュアルにも凄く興味がある。気持ち悪い、というのも含めて凄く好きだ。本物も好きかどうかは、それぞれの
生き物によって、好きだったり嫌いだったりなのだけれど、図鑑などで見るのは大好きなので、マイナーな生き物まで名前と見た目は良く
知っているほうだ。
特に、蜘蛛とか蝶とかトンボとか爬虫類とか、金魚とか、鹿系の動物とかが好きなのだけど、鹿や金魚はともかくとして、これらのものを好き、
と言うと2種類の誤解を受けることになる。
先ず一つは、昆虫を採集したり、標本作ったりする自然大好きタイプ。こっちに誤解されるのならまあ、良い。ただしわたしは、採集や標本作りは
やらない。めんどくさいから。
2つめは、モチーフとしての蜘蛛(巣も含む)や蝶やトカゲが好きなタイプ。蜘蛛の巣の柄の服とかを着るタイプのことだ。そういう人が嫌だという
ことでは無いがわたしにはそういう趣味は無い。わたしの気に入るような柄なら大賛成なのだけれど、だいたいにしてそういうものはある方面に
偏っているのでつまらない。

わたしは、このどちらでも無い。実物にしろ写真にしろ見る、という行為が好きなのだ。ここの関節がどうなってる、とか、ここで色が変わるんだ、
とかが見たいのだ。蝶や蜘蛛は、そういう観察に凄く向いている、ということなのだ。だから、モチーフとしても面白いのは当然なので、好き
なのだけれど、モチーフとしてなら蜘蛛とかだけでなく、ほかの生き物全般も好きだ。生き物万歳!

ところで、今度は生き物でも、金魚とか、鳥とかのモチーフが好きだ、と言うと、かわいらしいものが好きなのだと誤解を受けることになる。
なぜ、みんなもっと素直に受け取ってくれないのか。
ただただ単純に好きなのに。「ああ、ああいう系のものが好きなのね」ととられるのが悔しい。
「ああいう系」のものが好きな人より、その対象を愛してるのに!工藤静香のアクセサリーのような使い方は好きじゃないのだ。
なぜ、そう、イメージを偏らせるのだ!しかも、工藤静香は、「こういうのを使ったアクセサリーって、無いじゃないですか。だから自分でデザイン
しちゃいました」というようなことを言っていたが、そんなん、一杯あるじゃないか!それよりも、わたしが求めるような生き物モチーフのものの
方が無いから、是非作ってくださいお願いします。

2005年8月5日(金)
変な新人

毎月7日を気ま娯記念日とし、毎月7日に妄想源等に新しいのを追加しようと思っていたのですが、体調が優れなかったり
仕事が忙しかったりで、1ヶ月目で挫折。今月中の7の付く日に変更することにした。来月からは7日で頑張ろうと思う。

今月から、仕事場に新人が2人入っている。一人は高校生で、夏休みの間だけのアルバイトだ。
そして、残りのもう一人が変な新人なんだけど、その前に幻の3人目も面白かったのでここにその存在を記すことにする。
その幻の3人目とは、新人2人と一緒に1日から入った18歳の子なのだが、1日に来たきり、連絡も無く来なくなってしまった。
わたしの仕事場はそんなことはしょっちゅうあったので、みんな「またか」くらいにしか思ってなかったのだけれど、昨日、
その子の親から会社に連絡があったのだ。結果としては、やめる、ということなのだけれど、その理由が凄いのだ。
要約すると「友達がバイクで事故って半狂乱になってしまった。だからやめる」ということだった。今までたくさんの「すぐに辞めた人」を
見てきたけれど、こんな腑に落ちない理由ははじめて聞いた。ちょっとカッコいいなと思った。

で、変な新人の話に戻ると、その子は15歳なのだが、見た目は老けてるほうの30代女性。基本的に声が大きい。大抵の新人さんは年齢に
関わらず、余り喋らず、なんか落ち着かない(まだ馴染んでないから当然だ)感じなんだけど、彼女は3日目にして大胆発言をするようになった。
今日もウサギ小屋を掃除しながら目立っていた。ウサギ小屋は高さが2メートル強くらいあるので、その上の空間を利用して鳩も同居しているの
だけれど、その鳩がバタバタ飛び回るのを見て、「ウルセー!コノヤロー!バタバタすんなー!取って食っちまうぞー!」などと言っていた。
字で書くと凶暴な人みたいだけど、そうではなく、喋り方は小学生の演劇という感じ。語尾を上げながら伸ばして読むと感じが出るので
やってみて!
でも、言いながら嫌な顔もせずにやっているので、こういう人は長く続くのではないかな、と思っている。

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