徒然乱れ書き日記

 7月
                                                                   

2005年7月28日(木)
カブトムシとブリュッセル・グリフォン

今日、カブトムシ(♂)が馬に踏まれて真っ平らになっていた。わたしは蚊に刺されやすいのもあって、小さい虫が飛んでいると、しつこく
追い掛け回して叩くことを心がけている。やらないとやられるからだ。でもその際、いつも「いくら相手が蚊と言えども、命を奪っていることに
変わりはない。わたしはきっと地獄に落ちるだろうな。自分勝手な行動だもんな〜」と思うのだが、今日のカブトムシを見て、そんなこと
考えるのはばかばかしいと思った。自然界では、馬や象なんかに踏み潰される虫なんて山のようにいるのだろうから、わたしだって虫を
叩きつぶしてしまうこともあるのだ。トカゲを食べる犬だって、カタツムリを食べるアヒルだっているんだから。なんだ、よかった。一安心。

ところで、ブリュッセル・グリフォンという犬が仕事場に居る。パグの顔を細くして、シュナウザーの体を付けて、茶色と黒の少し長めの毛を
生やしたような小型犬だ。全然メジャーな犬ではないのだけど、すごく可愛いのだ。バグやブルドッグ系の顔が好きな愛犬家というのは
かなりいると思うので、そういう人たちは他のブル系犬好きに差をつけるためにも、グリフォンを飼うことをお勧めしたい。因みに、たいてい
断耳するようなのだが、わたしは断耳してないほうが可愛いと思う。
それで今、そのグリフォンの子犬が3匹いる。もう生後3ヶ月くらいになる姉妹なのだけど、今日その3匹に名前が付いた。保育室担当の人が
つけたと言うその名前が、なんと、ポッポ、チッチ、ピッピというのだ。惜しい!一匹余分!それかピッピをパンチにすれば良い。漫画好きの
わたしは、即座に「タッチですか?」と聞いたのだが、保育室担当の人は
(50代女性。仲良しです)「なにそれ?」と言った。漫画のことしか
頭に無い自分が情けなくなった。

2005年7月27日(水)
草刈民代

もう1週間も前になるが、20日に「世界バレエ&モダンダンスコンクール メダリストたちの競演」というガラ公演を見に行った。
吉田都さんや、草刈民代さんや、ポリーナ・セミオノワさんや、ルシア・ラカッラさんや、ラスタ・トーマスさん等が出演した。
みんな、有名なダンサーたちなので、どれも素敵だったんだけど、草刈民代さんの踊った「
レダと白鳥(ローラン・プティ振付」という作品が
凄く美しくて気に入った。もともとプティの作品は大好きなんだけれども、この「レダと白鳥」はプティの作品の中でも一番かな、と思うくらい
美しかった。一緒に見に行ったわたしの先生は、「草刈さんだったら、クラシックの普通の作品(白鳥の湖とか、という意味)が見たかった」
と、言ったが、わたしは「レダと白鳥」が見れてよかったと思った。
ということを、今日、草刈民代さんの「カルメン」の映像を見ていて思い出した。草刈さんはカルメンよりレダと白鳥のほうが合ってるな、とも
思った。大変おこがましいが。

白鳥と言えば、今年3月に北海道に行った時に近くで見たけれど、白鳥とアヒルは似ている様で全然違った。うちにいたアヒルは大きいほう
だったけど、白鳥は4倍くらいの大きさだった。それに首が長いから、なんか洒落た感じでずるい。
みにくいアヒルの子という童話があるけれど、確かに子供の頃の白鳥は、なんか灰色で汚いのに対し、アヒルの子は黄色でかわいい。
しかし、成長してしまえば実際印象が逆転するわけだからよく出来た話だな。白鳥もアヒルみたいに人を突付くのだろうか。首が長い分
アヒルよりスナップが効いて痛そうだ。

フレンチブルドッグは、チワワの2・5倍くらい大きい。シェルティーは、フレンチブルの2倍くらい大きい。グレートデーンは、シェルティーの
4倍くらい大きい。ツキノワグマはデーンと同じくらい
(もっと丸いけど)。ポニーはデーンの1・7倍くらい大きい。馬は(サラブレッド)ポニー
の2・5倍くらい大きい。顔も長い。 遥cpの目測による。

2005年7月23日(土)
歴史的瞬間

フランスのシンクロ選手、デデュ選手が引退するらしい。世界水泳で金メダルを取ったから、もういいのだそうだ。

自分の好きなバンドが解散する、とか、自分の好きな選手が引退する、または、メダルを取る、新記録を出す、などという瞬間というのは、
わたしにとって歴史的瞬間だ。大学生の頃、とある大好きなバンドの解散ツアーの最終日に大阪まで出向いていったのは、我ながら偉業
だなと思う。本当に行ってよかった!それはさておき・・  

わたしは、体操・新体操・シンクロ・フィギュアスケートなどの芸術スポーツやバレエ等が大好きだ。それ以外のスポーツは余り見ないの
だけど、これらの競技会や公演やテレビでの放送は見逃さないようにチェックしている。今まで見てきた中にも沢山の歴史的瞬間がある。

わたしが一番気に入っている歴史的瞬間は、5年ほど前の新体操の世界選手権
(だったかな?日本でやってた)の時のことだ。その前の
大会まで女王の座を守り続けていたウクライナのヴィトリチェンコ選手をおさえて、ロシアのカバエワ選手が優勝したのだけれど、その
表彰式で、金メダルのカバエワ選手が表彰台に上り、2位のラスキナ選手が上り、3位のバルスコワ選手も呼ばれ、更に4位のセラノ選手も
呼ばれてから5位でようやくヴィトリチェンコ選手が呼ばれたのだが、その時ヴィトリチェンコ選手は泣いていたのだ。わたしももらい泣きで
号泣。だってね、今まで世界のトップに立っていたのに、下から若い力のある選手がどんどん出てきて、それを抑えることができず、5位に
落ちてしまった自分が悔しかったんだと思うんだよ。セラノ選手とヴィトリチェンコ選手は当時もうベテランの年齢
(こういうスポーツは引退が
早いので20代に入ればベテランになってしまう)
だったので、二人は長く共に戦ってきた仲間なのだけれど、ヴィトリチェンコ選手が5位で
呼ばれて前に出て、1位の選手から順番に握手していって、セラノ選手とは特に長く抱き合っていたのが涙を誘う。ヴィトリチェンコ選手の
心情を想像してしまって、一人で感情が盛り上がってしまう。女王交代という歴史的瞬間を見れてよかった。ビデオをとってあるので何回も
見てるのだが、見るたびに泣いてしまう。まあ、ヴィトリチェンコ選手は↑こんなこと考えてなかった可能性もあるんだけどね。

他にも熱く語れる歴史的瞬間はいっぱいあるのだけれど、今日はこのへんで。
なかなかこういう話題は、理解してきいてくれる相手がいないのでつまらないのだけどl、妄想源の中に、バレエ等の公演や、芸術スポーツ
の選手や競技会についての熱い思いを書く場も作ろうと思っている次第です。

ただ、歴史的瞬間と言っているが、恐らく世間ではそんなこと知るか!ヴィトリチェンコって誰なんだ?という人の方が多いのだろう。
悲しい事実だ。みんなもっと見れば良いのに。野球とかサッカーとかゴルフとか、わたしの興味のないスポーツのテレビ放送はいっぱい
やるのに。フィギュア、シンクロはそれでもかなり放送されてるけど、体操新体操の扱いはひどいよ!もっと見たいのに!

そういえばこの間、我らが静岡県の水鳥選手(体操日本代表の男性選手ですよ)が優勝しました。おめでとう!万歳!最近は日本の
体操男子の選手が活躍気味でうれしいね。
でも、わたしが全スポーツ選手の中で一番好きなのは「千代の富士」です!千代の富士の引退は、本当に世間的にも歴史的瞬間だね。

2005年7月22日(金)

今日は耳鼻科に行ってきた。
耳とか鼻の穴とか喉とか目とか検査した。頭のレントゲン撮って、聴力等の検査もした。その結果、左耳の鼓膜は張りすぎで、右耳の鼓膜は
弛んでることが判明。更に、頭蓋骨の中に2個ずつセットで3箇所にある鼻の空洞
(説明聞いたけど忘れちゃったから、正確に説明できない)
が、レントゲン撮ったら本来は背景の黒と同じくらい黒く写るはずの部分なのに、わたしはほぼ真っ白だった。炎症を起こしているのだそうだ。
急性ナントカ蓄膿だと言われた。つまり、脳でもなく、耳でもなく、原因は鼻だったらしい。鼻は詰まってないんだけど、炎症の膿などのせいで
(の鼓膜の内側)の空気にも影響が出て耳が痛くなったり山の耳になったり、めまいがしたり、そのストレスで不眠になったりするんだって。

薬が沢山出て、とってもめんどくさい!やっぱりいい加減な性格って損だ。薬を飲むのもめんどくさい。いい加減な人は、病気になど罹らない
ほうが良い。めんどくさいからだ!今は、寝られない所為もあるし、暑い所為もあるしで体力も気力も落ちてるから、何もかもがめんどくさい!
何度も言うけど本当に面倒だ。さすがに、「息をするのもめんどくせぇ」とか思ったことはないけれど。むしろ、息をするのをやめるのは面倒
だと思うな。

今日もレオに麦茶と飴をくれた。フルーティーレオの誕生だ。

2005年7月21日(木)

最近めまいが酷いので、昨日病院に行った。なんだか常に船酔いというか車酔いのようなものになってる感じで、とても目が(脳みそが)
回って気持ち悪い。わたしの大好きな本屋へ行ってみても、本棚をゆっくり歩きながら眺める、その視線の動きでもう酔ってしまう。もともと
乗り物酔いとかしやすいタイプな訳ではないのだけれど。昨日の夜など、寝ようと思って横になってても目が回るので、「このまま寝て
しまったら、わたしには明日の朝は訪れないんではないか」とすら思った。なんだか体全体が脳を重りにして下に
(地面に、床下に、ベッドの
中に)
沈んで行く感覚が付きまとう。今も画面見ながらぐるぐる回ってる。

で、病院で血液検査と尿検査とMRIというのをやってもらって、今日結果を聴きに行った。そしたら、耳に何か問題があるのではないか、
という話だった。わたしはいつものことなので、当たり前のことだと思っていたのだが、耳の中でプチプチ音がするのはおかしいことらしい。
そんで、明日は耳鼻科に行ってこなければならない。普段、体に不調があったとしても、滅多に薬も飲まないし、病院にも行かないわたしだが

(めんどくさいからだ!)
、今回は、お稽古に支障をきたしたので病院行きを決意したのだった。だって、ターンなんてしようものなら首を切って
いるにも関わらず、残像が見える感じで目が回る。むしろ、切れば切るほど残像は線に変わり、高速回転してるような状態になるのだ!
ピンチ!大ピンチ! そういうわけで病院へ行ったのだ
。(因みに、首を切るというのは、ターンをするときに目が回らないように、1点に視線を
留めておく、ターンの時の技です。適当にまとめて説明するならば。普段ターンをよくする方々にはお馴染みですね)

今回初めてMRIというのに掛かったのだけど、あれは恐ろしいマシンだ。最初はちょっとおもしろいな、などと余裕で寝てたんだけど、動いちゃ
いけないし、怖い音はするし、20分も掛かるしで、すごく苦痛だった。ほんとに最初はさー、目を瞑ってて真っ暗なところにヒューンヒューンとか
音がして、「宇宙に居るみたい
(行ったこと無いけど)」と楽しかったんだ。でも後半の音は、宇宙人に捕らえられて、脳になにか怪しい光線を
当てられてマインドコントロールされそうになってるみたいな音ばかりで本当に怖かった!もう二度とやりたくないよ。でもなー、今日先生が
またナントカっていう検査をしましょうとか言ってたからなー。どんなんなのかなー。やだなー。怖いなー。

でも、血圧測るのは楽しい。

2005年7月16日(土)
楳図かずお

何ヶ月か前に、テレビで「NANA」特集をやっていた。NANAにはまる女たち、みたいな特集で、NANAのゲームに夢中のかたとか
NANAのキャラクターのかっこをしてるかたとかを取材してる番組だったんだけど、その番組を見ながらわたしは、「火の車」の楳図かずお
ところをまとめてた。わたしとこの番組で取材されてる人とどっちが幸せで不幸なのだろうか、と思った。

そして今、わたしはから騒ぎを見ながら、伊藤潤二についてまとめている。はたしてわたしは幸せな人生を送っているのだろうか。

あ、大変なニュースがあった!「火曜サスペンス」が9月で終わってしまう!ネタのマンネリ化で視聴率が悪かったらしい。
しかしね、マンネリって言うけどね、同じ様なこと繰り返すのって別に悪くないのに、とわたしは思う。だから面白いのにとさえ思う。
サスペンスドラマはあれが面白いんだよ。形式美なんだよ!わたしはしっかり見てるのに、わたしの力なんて大したことないんだ・・・。
ショック。

わたしにもっと権力があればなぁ。番組終了を阻止するのに。残念。

2005年7月11日(月)
集まれ 我らが仲間よ

仲間を集めてみたい。世界中に散らばる仲間たちを集める旅をしてみたい。だけど、今のところわたしに集めるべき仲間が居るという情報は
ない。
悪魔くんでは、昔は鳥乙女が好きだった。恥ずかしいね。単純だった。何も考えず、憧れてた。今はこうもり猫が好き。

アニメの話に乗る。忍者ハットリくんの主題歌を口ずさむと、「♪どんぐりまなこにへの字口 くるくるほっぺに覆面姿〜」の「覆面姿」の部分を
何故か必ず「エプロン姿」と歌ってしまう。無意識に。自分でびっくりしてしまう。
でも、想像すると、若妻みたいでちょっとかわいい。

2005年7月10日(日)
あめと犬とおいしいもの

レオは水が嫌いなので、雨が大嫌いだ。でも飴は大好きだ。特にレモン味が好きみたい。
このまえのど飴を食べた時には、レオの口から良い匂いが漂ってきて、わたしまで爽快な気分になった。

朝日あげはおいしい。一度吐くほど鱈腹食べてみたいものの一つだ。他にも、さくらんぼや(佐藤錦希望)、揚げ饅頭や、甘栗や、手羽先や
上海ガニなども鱈腹食べたい。カシューナッツも食べたい。あと、焼きそばと寿司とうな重も食べたいl。梨とか桃も食べたい。オムライスも
食べたい。甘エビとシラスも食べたい。
今までの人生で、一番まずかったものは、伊勢海老のスープの缶詰だ。それから、黒はんぺんはまずい。もう食べたくない。
小学生の日記みたいだ。

2005年7月8日(金)
前転

前転をしたら背中が痛くなった。別に、自分から進んで前転した訳ではなく、振りの中に入っていたのだ。座った状態から前転をするのなら
そんなに問題ないんだけど、今回は立位体前屈の状態から更に片足を真上にまっすぐ上げ、そこから前転するのだ。わたしの足がもう少し
短くて、前屈の体勢で床に頭がつけばこんなに痛くないのに、わたしの脚は、その状態での腰から頭までの長さより長かった。残念だ。

昨日
(正確には今日だ)、レオポルドが脱走した。サークルの扉が壊れてたから。我が家の庭には砂利が敷いてあるのだが、夜中にその
砂利を踏む怪しい足音。すげぇ怖かったよ。でもレオが白っぽい
(正確には濃いクリームみたいな薄い茶色みたいな色)でよかった。
この間、夜友達の家に行った時、そこで飼ってる黒い犬が脱走しちゃったんだけど、夜の闇に黒い犬は良く溶け込むのだ。足音は
聞こえるんだけれど、どこに居るのか見えない。噂には聞いてたけど、あんなに見えないとは思わず、興奮した。感動した。
でもつかまえるのは苦労した。友達のお母さんは、「蛍光塗料を塗らないとダメだね。」と言っていた。素敵な模様でも描いてあげたい。

2005年7月7日(木)
七夕

今日は七夕だけれども、中途半端な大人の年齢のわたし(親世代でもなく、家族とこういうイベントやるほど子供年齢でもない、という意味だ)
には、印象の薄い日。過去のわたしの日記(ノートに書いてた)の7月7日を読み返してみても、「今日は七夕だった。夜寝る前に気が付いた」
という様な記述が3年連続である。そんなもんだ。

しかし、今年は、理想想像は果てしなく広がって行く癖に、めんどくさがり。理想と現実の差に嘆くことはしょっちゅう。のわたしがようやく完成
させた、このニュー気まぐれ娯楽新聞の記念日であるから、ノートの日記にも七夕と記念日が如何に目出度いかを書いておこう。


本当にね、わたしはめんどくさがりの癖に凝り性だから困る。やりたいことは沢山あって、計画も立てるんだけど途中でめんどくさくなるから、
計画通りにできたためしがない。わたしの作るものは全て妥協の産物である。もし、わたしが、途中で面倒にならず、妥協せずに何かを
作ったらいったいどうなるのだろうか。秘めた才能が恐ろしいわ。

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