2004年2月 レース当日

レース当日、早朝の高速道路の上。

(俺)チョット、大き過ぎないか?
(女房様)ポルシェはこの位で丁度いいのよ!

レーシングカーみたいでキ・モ・チ・イ・イ〜〜〜〜〜ッ!
と、はしゃぎまくっている女房様。元、レディースか?
40代後半の夫婦の会話でした。

アクセルをバコッと踏み込んでみる。
ジョワ〜〜〜〜〜ン。
前より全然速いじゃん!
もう一度やってみる。
ジョワ〜〜〜〜〜ン、パコン。ジョワ〜〜〜〜〜ン、パコン。
ゲ〜〜〜ッ!こりゃイイや!

超適当に作ったのにスポーツマフラーのダメ3号君は、今までで最高にフケまくるのでありました。
これ、まじでヤバイでる。
何か、ワクワクしてきたぞ!!
パッセンジャーに座っておられる女房様も、最高のフケ上がりに思わずウットリ。

(俺)ホレなおしたなっ!
(女房様)・・・・・・・・・バ〜カッ!

【思った事】・・・人間まじめにやるのは大事!時には適当にやってみるのも大事!・・・・・・どっちだ?

ダメ3合君の性能は、いやがおうにもラップタイムで確認できるのでワクワク。

常盤道のP・Aで、いつもの様に南郷社長御夫妻と洋食屋さんの安井シェフと合流し、茂木へ。

(ダメ3号君汚名返上)
久し振りに再会した南郷社長の奥さんと、女房様は何の話か知らないが、いきなり盛り上がっている・・・・・・。
元レディース同士か?

安井シェフは、なぜか今回、1人での参加。
夫婦ゲ○カ?
真実は知らない・・・・・・。

俺んとこは戦争だよ!戦争!いきなり飛び道具を使ってくるから、いつも俺は会社の事務所へ逃げるんだ。
俺の飛び道具は911マガジンと911デイ。
でも向こうは台所にいっぱいの武器が・・・・・・。
戦争始める前から結果はおのずと見えるから退却するのだ!
引け〜〜ッ!引け〜〜ッ!引くのじゃ〜〜〜ッ!
大根のテポドンミサイル。ホウレン草のパナーム弾
キラット光る・・・・・・・・・。コワ〜〜〜イッ

     
                                             
  で、予選は始めるのでした。
明らかにポル君が軽く感じます。
Pラップにてタイムを確認。
オ〜〜〜ッ!

結果、前回より3秒の短縮。
ス、すごすぎるぜ、ダメ3号君!

                                   
                     
この時より、ダメ3号君は改名が決まり、ベリマッチョ3号君となったのでありました。

(探り合い)
決勝のグリットは皆さん、いつも同じあたりなので、いつも近くに並ぶ人のタイムは、気になるのでありました。

さっそく来ました。

 
       
    (○○君)ハセさ〜〜ん、エンジンやったのーーー?
(俺)ノーマルだっぺ。
(○○君)タイム3秒も・・・・・・。
(俺)マ・フ・ラ・アッ!
(○○君)エーッ!ど、どこの?A○R?
(俺)(人差し指を振って)ノンノン!ウチの〜〜ッ!
(○○君)エーッ!とケツを覗き込む。作ってーーッ!
(俺)・・・・・・ノンノン!

ベリマッチョ3号君付けられたら、俺に勝ち目はないのでした。
ダメ3号君と同じのなら作ってア・ゲ・ル!デヘヘヘヘッ!!

   
         
                       
  (決勝レースにて)

いつもより全然前のグリットからのスタートだ。
この前のレースは、スタートの時、エンジンかけるの忘れててクラッチつないだのに動かず、一瞬青くなった。
回りのエンジン音で、自分のエンジン音が分からないのです。

 
                       
  オーッ、こんな前にきちゃうと1コーナーもバッチリ見えちゃうぜ!
アクセル2・3回吹かして周りを威圧する。
オッ、後ろのポルはチョットビビッタぜッ!
これで後ろは気にしなくていい。
後は、ロケットスタートを決めて、1コーナーまでに2・3台抜くのだ!

(赤いシグナルが消えて)

スタート!!
ロケットスタートがバッチリ決まる!
1コーナー手前で2台抜いた。
ヨシッ!ベリマッチョ3号君、今日はオジサンがんばるぜ!
3コーナー。前のポルのブレーキングが早い。ヨシッ!もらったぜ!
と、インをつこうと思ったその時、後ろから来た2台にガバーッと抜かれる!
アチャ〜〜ッ!

       
                 
                 
  今までのグリッドあたりでレースをしている皆さんは、並びかけるアクションをすれば、ラインを譲ってくれたのに、
グリット前方はほ、ホンキでレースをしているのでした。
コ、コワイヨ〜〜ッ!・・・・・・マジで。
ワ〜オ!後ろにも横にも張り付いてる〜〜。
4コーナーで、またしても抜かれる。ゲヒョ〜〜ッ!
もはや、オジサン達の様な遊びのレースではないのでした。
やっとの思いで2週が終わり、3週目。
ついにヤッテしまいました。
右高速コーナーでケツを振って、一発で修正と思ったら、今度は右に流れる。
カウンター当てて一発で修正と思いきや、
何故かグラベルの上をピョンピョンと、ウサギさんの様にはねているのオジサンがいるのでした。
で・・・・・・リタイヤ!
周りのポルの気迫に、完全に負けました。
3週にて、オジサンのレースは終わったのです。
レースの世界は、速さが正義です。・・・・・・リタイヤしたのは一番早かったぞ!!(ちょっと違うかも・・・・・・?)
 
                                     
  パドックに戻り、言い分けをイッパイしているオジサンでした。
ベリマッチョ3号君、ゴメンネ!
ポルポル、ゴメンネ!
       
                   
グラベルから自力で這い出し、レース中のパドックへスロー走行にて1人寂しく戻る時、
西山先生の996と南郷社長の993が左側を、バビューンと抜いていきました。
最終コーナー手前のシケイン。カッコ良かったデス!
ク、クヤシィーーー!