993 カレラ までの道
2000年
毎日毎日仕事に追われ、頭の中は仕事だけのリッパな?企業人と成っていた。
会社の方はなんとか安定しだし、月2度位は休みを取れるようになって来た。
休日はいくつになってもウレシイものだが、・・・ハテ?やる事がない!
仕事と借金に追われた6年の間に完全な趣味なし人間となっていた。
若い頃から体を動かすのが好きな私は、カートレース、ウィンドサーフィン、林道ツーリングなど
これでもかという位の趣味集中型の人間だったのだ。
元々車好きの私は(走るのはもっと好き)当時乗っていたQ45(インフィニティー)で富士山を走り始めたが、
Q45はドアやフェンダーのプレスラインがどんどん合わなくなって行った。
友人からは、こんな車で走ってるのかよ!とバカにされどうしたもんかと考え始めたら――――。
フェラーリしかないじゃん!と頭の中は寝ても覚めてもフェラーリが全速で走り始めた。
元々新車を買えるような身分でないので、中古車雑誌をめくる。
この頃のF355は1000万以上。
買えない・・・・・・・・。
オ――――ッ、348ならいけるぞ!
早速研究(本を読みあさるだけ)
清水草一氏の本を読んだ。
エッ、曲がらない。真っ直ぐ走らない。遅い。
何とヘレンケラーバリバリの3重苦ではないか!
というわけで、フェラーリはブラゴの348tbにて卒業となりました。
で、ポルシェ。
下がったケツ。1本ならまだしも、2本位死んでるような排気音。
カッチョワリ〜〜〜〜。
でも買えるのは94年の993位だ。
とり合えず見に行こう。
ということで女房様同伴にていくつかのショップを見に行った。
どの店も敷居が高い。
お金持ち御用達ショップしかないのか?
俺には合ってないな・・・・・・・・・・・。
ポルシェのショップが俺に合わないのか、俺が車に合ってないのか?
又、仕事が忙しくなり、棚の中のフェラーリ348tbと共に1年半が過ぎて行った。