こんばんは。
今日は朝から、先ほど(夜7時30分)まで
色々な友達と楽しく遊んできました。

夏休み特集ということで
今日もちょっと萌えない話を書きます。

前回も書きましたが
父は映画が好きで
色々私に映画を見せてくれました。
でね、明日の8月15日が終戦記念日ってわけじゃないけど
私が高校の時に見て
感動した映画の話を書きます。
とても古い映画で、私が生まれるずっと前
まだ父の精子にも母の卵子にもなっていない頃(笑)。
っていうか、まだ父と母が結婚していない頃
今から約30年以上前の映画です。
日本の映画で
題名は確か「軍閥(ぐんばつ)」っていう映画だったと思います。

内容は、第二次世界大戦(太平洋戦争)での映画。
その頃の日本って、事実のニュースを隠して
嘘のニュースを国が平気で流す
今流行りの「情報操作」をしていて
その事に気が付いた新聞記者が
「今、日本は負けている。ニュースの報道は嘘だ」と言い
現実を国民に教えてくれるという話でした。
全編緊迫した映画でした。
防空壕?で大勢の人が隠れている時に
赤ちゃんが泣き出して
そのお母さんが思わず赤ちゃんの口を押さえると
赤ちゃんが亡くなってしまい
お母さんは泣き叫びながら岸壁から自殺してしまったり・・・・
沖縄の岸壁では、髪をきれいに整えながら
女性が次々に飛び降りて行って・・・
それでも戦争をやめない日本。
原爆を1個落とされても
まだ戦争をやめない日本。
負けているのに負けを認めない日本。
そして2個目の爆弾投下・・・・・

でね、その映画のラストの方で
新聞記者役の加山雄三さんっていう人と
今はバラエティで人気の黒沢年男さん(特攻隊役の青年)が
会話をするシーンがあるのですが
その時の会話がとても印象的で
感動しました。
そのシーンを少しだけ載せますので
興味のある人は読んで下さい。

まず、新聞記者に、年寄りの人(天本英世さん演じる)が会話するシーン。
年寄りの人(先生と呼ばれていました)
「私みたいな老人が、鉄砲をかつぐようでは
 日本の戦局は厳しくなった」

それから
これからが例の
新聞記者と、特攻隊として飛び立とうとしている若者との会話です。
っていうか、特攻隊の青年が一方的に話していのですが
特攻隊の青年
「新聞記者として、どんな立派なことをしたというんだ!
 戦争に勝っているときは「バンザイ、バンザイ、さすが東条さんだ!
 鬼畜米英だ!」そう言って日本を好戦的にした、戦争漬けにしたのは
 貴様らだろ!
 今さら「戦争は負けそうだから、やめた方がいい!」
 たったそんなことだけを言って、何が立派だ!
 勝つ戦争ならやってもいいのか!
 「負け戦(いくさ)だからやめた方がいい」って言ったが
 じゃぁ勝つ戦争ならやってもいいのか?!!
 戦争に勝てばいい!っていうその考えが
 俺たちの日本をメチャクチャにしてしまったんだ! 
 ・・・・・
 日本は負ける。
 負けちまえ、こんな国。
 日本が負けるためだったら、オレは喜んで死んでってやらぁ!
 ・・・・・
 死刑だ!
 日本が勝てばいい!って思っていた奴らは
 みんな死刑だ!」
そう言って、泣きながら走り去っていって
次の日に、帰る事のない特攻隊として
飛び立っていきました。

とても奥が深く、いい映画でした。
こういう重く厳しい名作をたまに見るのもいいですよ。

ちなみに、戦争に詳しい人に言わせると
「日本が成功したのは真珠湾攻撃の奇襲攻撃の1回だけ。
 あとはずっと負けっぱなしだったけど
 情報操作で勝っているかのように思わせていた」
そうです。

今日も、萌えない話に付き合っていただき
本当にありがとうございました。
明日は来れそうなので
明日は、萌えるような話を書くように努力しますね。

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03/08/14 (木) 午後 8:19:59