少し前まで
風俗の話など、過激な話ばかり書いちゃったけど
夏休みという事で
「良い子のための夏休み特集」を書こうと思います。
っていうか、良い子は私のHPには来ていないかも?(笑)
なんて事は無いですよね。
みんな良い子ですよ。←社交辞令(笑)

良い子特集って事で
ウルトラマンの話を書こうと思います。
って、最近の人はウルトラマンなんてあまり知らないかもしれませんね。
っていうか、なんで私がウルトラマンなんて知ってるのか?
って疑問に思った人が多いと思いますが
私は決して40代のおばさんじゃないよ。
実はね、
私の父は映画が好きで、色々な名作を見せてくれました。
例えば、最近のディカプリオさんのタイタニックよりも
父に、中学の時に見せてもらった白黒の作品「SOSタイタニック」の方が
私的には感動しました。
でね、私の父は、映画だけじゃなくて
ウルトラマンやゴジラなどの映画も好きで
私達に見せるんだよ(笑)。
女の子だから興味ない!っていっても
「男女関係なく、いい作品だから見てごらん」って言われて
しぶしぶ見たら、結構面白かったです(笑)。
女の子だからってわけじゃないと思うけど
ウルトラマンと怪獣の戦いにはあまり興味ありませんでしたが
ストーリーは、素晴らしい物が多かったです。

私の父に言わせると
「ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンまでの作品は
 本当に素晴らしい作品が多かった。
 でも、帰ってきたウルトラマン(安易な題名だね(笑))あたりから
 幼稚になってしまった。 
 それは、ウルトラ兄弟という安易な設定」
って言ってます。(私はよく分からないですが(笑))
父の話ですと、最初の作品(ウルトラマン・ウルトラセブン)には
兄弟なんていう安易な設定は無くて
この2つの作品は全く別の次元の話だったそうです。
そもそも、ウルトラマンの名付け親は
ハヤタ隊員が即興で付けた名前だそうです。
それまでは名無しのゴンベイさんだったそうです。
ウルトラマンの第一話では「彼」って呼んでるそうですが
他の隊員から「名前が無いなんておかしいよ」って言われて
「じゃぁ、ウルトラマンなんてどうだ?」って言って、その場で決定。
ウルトラセブンの時も
最終回に、ウルトラセブンそっくりの宇宙人が出てきて
「340号、地球での呼び名でウルトラセブン」って呼んでいるそうです。
そして、ウルトラ兄弟の長男として設定されているゾフィは
ウルトラマンの最終回に出てきて
ウルトラマンはゾフィに「君は誰だ?」って聞き
ゾフィも「私は宇宙警備隊長のゾフィだ」って感じで
ほとんど初対面。
なのに、長男になっていて、ヘンだ!って言ってます。
ウルトラマン・・・・名前の無い宇宙人
ウルトラセブン・・・340号
ゾフィ・・・・・・・宇宙警備隊長
この3人が、本当は兄弟だった!なんて無理がある!って父は言ってます。

ですので、私の父は
「帰ってきたウルトラマンくらいまでは見れるけど
 それ以後は、あまり見ていられない」って偏見を持っています。
でも私も見ましたが、父と同じ考えでした♪
ウルトラマンもウルトラセブンも
しっかりとしたストーリー、そして全編にながれる愛
優しさ、思いやり、勇気、
そしてチームワーク、そして平和を願う気持ちというのが
上手に表現されていましたが
帰ってきたウルトラマンになると
暗くて難しい話ばっかりって感じしました。
それに、MATっていう攻撃チームの隊員が暗くて
いつも仲間割ればかりしていて、
主人公の恋人も宇宙人に殺されちゃったりして
出てくる人間も、権力や立場などを利用して
嫌な感じだったりして
見ていて暗くなる話が多かったです。
でも、重くて暗い話の中にも名作はありました。
ちなみに、ウルトラマンタロウって人がいますが
これって日本の名前の太郎って事?
ダサ!(笑)
ウルトラマンヒロシとか、ウルトラマンアキラとか、ウルトラマンオサムとかっも
出てくればいいのにね(笑)
ウルトラマンヨウコって、ちょっと危なそうで弱そう(笑)

ウルトラマンやウルトラセブンに出てくる宇宙人って
意味も無く「とりあえず地球を侵略に来た」っていう安易なストーリーじゃなくて
みんなそれぞれ地球に来た理由があって
ストーリーの繊細さとアイディアが素晴らしいと思いました。

でね、皆さんは、ウルトラセブンって見たことありますか?
はっきり言って、私の世代では、あまりいません。
って、当たり前ですよね。
今から約30年以上も前の話しですもんね。
ですので、私がウルトラマンの話をしても
誰もよく知らないから「ポカーン」って顔をして聞いてます。
でもね、実際に父のウルトラマンのビデオを友達に貸すと
「結構面白かった」って言います。
特撮技術は全然今よりだめだけど、話は深いテーマを持っていて面白いです。
でね、ウルトラセブンを良く知ってる世代って
2003年現在ですと、30代後半〜40歳代以上かな?
もし、私のHPに来て下さっている人で、30代後半以上の年齢で
ウルトラセブンが大好きな方がいらっしゃいましたら
とっておきの情報を教えちゃうね。
その情報って、・・・・
実は、私の父も、小学生時代から日記をつけていました。
そして、ウルトラセブンに感動して
見たあとに、日記帳に、今日見た話のストーリーと感想を書いていたそうです。
父が小学生の時に一度だけ放映して、それ以後は
放送禁止になった話があるのを知っていますか?
今から約30年以上前に、一度だけ放送して
それ以後、再放送などでも、ビデオやDVDなどでも見る事のできない
封印された話があるそうです。
それを父は日記をしっかりつけていました。
その日記から抜粋して書いてみますね。
★この話は実話だよ

封印されたウルトラセブンの話(父の日記より)
「第12話 「遊星より愛を込めて」
 話:ウルトラQ、ウルトラマンにレギュラー出演していた桜井浩子が
   アンヌ隊員の友達役で出演。
   桜井浩子さん役の女性が、恋人の男性に指輪をもらったが
   その指輪は、その人の血液を吸う吸血指輪だった。
   ウルトラ警備隊は、アンヌの友達の女性の彼を尾行する事を決める。
   アンヌの友達の女性と、彼がデートをしているのを
   ダンとアンヌが恋人の振りをして尾行するが
   その時の映像がとてもきれい。木漏れ日の中をアンヌとダンが
   恋人のように仲良く歩いていて、なんか憧れる。ロマンチック。
   やっぱりその男性は悪い宇宙人だった。
   その事を信じないアンヌの友達。
   でも、実際にその男性が宇宙人に変身するのを見て
   泣き崩れるアンヌの友達。
   今まで強い役が多かった桜井浩子が、弱く優しい女性を好演。
   ダンとアンヌのラブロマンスもイイ感じ」
っていう内容だそうです。
注)上の書き込みは、父の日記をそのまま写したものですよ。
でね、なぜ放送禁止になったのかといいますと
その宇宙人は、住んでいた星が核戦争を起こして被爆してしまい
被爆宇宙人として登場。
なので、新鮮な血が欲しいって事で地球に来たらしいです。
この話を放送した直後
ある被爆者(長崎or広島)の方から
「被爆宇宙人なんていう名前はヤメテ」っていう連絡があり
そのために封印したそうです。
父の話ですと、ストーリーは、別に核を描いた所もなくドロドロした所もなくて
ダンとアンヌのラブロマンスが上手に描いてあった好感のもてる作品だったそうです。
もし被爆宇宙人という肩書き?(笑)ではなかったら放送禁止には
ならなかったのかもしれませんね。
それから、父の話ですと
やっぱり今から約30年ほど前の映画
「日本沈没」という名作が作られたそうですが
その直後に「ノストラダムスの大予言」っていう映画も
上映されたそうです。
が、色々な理由により、この映画も封印されてしまって
ビデオもDVDもなく、もちろん再上映もテレビ放映も行われないそうです。
色々あるんですね。

話が反れちゃいましたが
私が見たウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンの中での
傑作選をちょっと書いてみます。
もし興味のある方は
見てください。決して幼稚ではなくて
とても感動する話もありますし
考えさせられるような話しもありました。

ウルトラマン
・恐怖の宇宙線
  子ども達が書いた怪獣の絵が、特殊な宇宙線の影響で怪獣に。
  それをウルトラマンがやっつけようとすると
  子ども達が「ウルトラマン、やめろ!」って言うの。
  正義のウルトラマンなのにね。
  でも現在の子どもが忘れつつある子どもの純粋な心が
  感じられて、感動しました。

・無限へのパスポート
  心臓みたいな血管が浮き出たへんな怪獣。
  内容も面白くて、でも特撮は凄くて、
  吸い込まれるように見ちゃいました。
  ウルトラマンと怪獣の戦いも
  肉体を使った戦いじゃなくて
  超能力合戦って感じで面白かったです。
  怪獣の超能力で、戦車が空を飛んで
  飛行機が陸を走ったりしてました。

・故郷は地球
  某国の宇宙飛行士が宇宙で遭難。
  その某国も宇宙飛行士を見捨てたため
  その宇宙飛行士が怪獣になって復讐に。
  科学特捜隊?の隊員も
  「怪獣は人間じゃないか!僕達の先輩じゃないか!」
  って言って、攻撃をためらったり。
  最初から最後まで、深いテーマを持った名作だと思いました。

・禁じられた言葉
  ウルトラマンと同等の強さの宇宙人が登場。
  子どもに「地球をあげる」って言わせてから地球を侵略しようとしている
  ヘンな宇宙人だけど、メチャクチャ強そう。
  最後も「同じ宇宙人どうし戦うのはよそう」って言って
  宇宙に帰って行きました。

・撃つなアラシ
  攻撃を受けると、強くなる怪獣が登場。
  子ども助けるためにアラシという隊員が攻撃してしまい
  怪獣が協力に。
  命令違反で隊員をリストラされちゃったけど
  「自分の責任は自分でとる!」って言って
  死を覚悟で怪獣に挑んでいきました。

・小さな英雄
  科学特捜隊の隊員の中に「どうせウルトラマンがいるのなら
  俺たちは必要ないじゃないか!」って感じてくる人がいて、
  怪獣が現れても、「ウルトラマン。早く来い」って言ったり。
  そんな現状を見たウルトラマンが、悩んじゃう。
  これも深いテーマをもった話でした。
  今、こういうテーマを描いた話ってあまり無いですよね。

・その他にも
 ・怪獣墓場・バラージの青い石・真珠貝防衛指令・恐怖のルート87・まぼろしの雪山
などが面白かったです。

ウルトラセブン
・ダークゾーン
  巨大な宇宙都市(宇宙船)が操縦不能になって地球と衝突寸前
  その宇宙都市の宇宙人が「地球のコースを変えてくれ」と交渉に。
  地球がコースを自由に変えられないと分かると、地球を破壊しようします。
  一つの文明を守るために、もう一つの文明を滅ぼさなければならないという
  大きなテーマを持った名作だと思います。

・狙われた街
  あるタバコを吸うと、人間が狂ってしまい、それは宇宙人の計画。
  人間の信頼を失わせて地球を滅ぼそうという計画。
  それにウルトラ警備隊?とウルトラセブンが挑みます。
  とにかくね、映像がきれいでした。夕日、夕焼け、
  そして、下町の雰囲気が出ていた宇宙人の秘密基地。
  まるでサスペンス劇場を見ているようでした。

・アンドロイド0指令
  ある時が来ると、子どもに持たせた鉄砲や飛行機などのおもちゃが
  本物になり、催眠術で子どもを操り、世界を征服しようとする宇宙人。
  ウルトラ警備隊の隊員が、おもちゃの戦車やロボットと戦い
  その事を報告すると、「寝ぼけてるな!」って怒られたり。
  深夜のデパートでのシーンは、やっぱりサスペンス劇場ぽい感じでした。

・零下140度の対決
  ウルトラ警備隊の基地が怪獣に襲われて冷凍に。
  何人も寒さで倒れる中で必死に基地の修復をするけどみんな倒れ始めて
  「基地を守るか?それとも隊員の命のために基地を見捨てるか」
  の決断まで迫られます。
  緊張の連続のストーリーでした。

・超兵器R1号
  当時のアメリカ・ソビエトの核開発競争を批判したような話で
  深いテーマを持った話でした。
  地球の核実験場として使った星には怪獣がいて
  地球に復讐しに来るのですが、ウルトラセブンのあらゆる武器が
  通用しない強敵でした。

・盗まれたウルトラアイ
  ある美少女?(笑)の宇宙人が
  ウルトラセブンに変身するダン隊員の、変身道具のウルトラアイを
  強奪する任務で地球に来るのですが、
  その美少女宇宙人には迎えは来なくて、地球に超破壊力のあるミサイルを発射。
  見捨てられた美少女宇宙人の悲しさがテーマの
  これも深いテーマの話でした。
  ちなみに、怪獣は全然出てきませんでしたよ。
  でも、私は怪獣とウルトラセブンの対決はあまり興味がなくて
  ストーリーが名作でしたので、傑作選に選びました。

・セブン暗殺計画
  セブンを暗殺するために宇宙人が色々と計画します。
  前編と後編に分かれますが、前編は息詰まる!っていうか
  息苦しいくらいのサスペンス調の展開でゾクゾクしました。

・ノンマルトの使者
  今地球に住んでいる私達地球人は、
  本当は大昔に地球を侵略しにきた宇宙人で
  本当の地球人は、私たちノンマルトだ!って言う謎の少年が現れて。
  なんか考えさせられちゃうような深いテーマでもありますし
  話の全編に流れる笛の音も印象的な話でした。
  この話、立派な一本の映画になるかも!って思いました。

・第4惑星の悪夢
  ウルトラ警備隊の隊員が乗ったロケットがコースをはずれて遭難して
  地球そっくりの星に到着。
  でもそこは、人間そっくりのロボットに管理されていた星で
  そこに住んでいた人間は奴隷のように扱われていた。
  っていう、これも立派な一本の映画になるような名作でした。
  この話にも、怪獣は全然出てきませんでした。

・史上最大の侵略
  ウルトラセブンの最終回です。
  例のウルトラセブンそっくりの人が出てて
  「340号。地球での呼び名に従って、ウルトラセブン。
  M78星雲に帰れなくなるから、もう変身するな!」って言います。
  ラストは、アンヌさんっていう女性の隊員に、ダン隊員が
  シューマン作曲のピアノ協奏曲イ短調 作品54の音楽をバックに
  「僕はウルトラセブンなんだ!」って告白するシーンは
  やっぱりジーンって来ちゃうね。
  もし自分の彼が「僕は宇宙人なんだ。今から星へ帰る」って言われたら
  私どういう気持ちになるんだろうね?
  でもね、水をさすようで申し訳ないのですが
  「西の空に、明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んでいく。それが僕なんだよ」
  ってダン隊員が言うシーンがあるのですが
  明けの明星(みょうじょう)は、東の空に現れま〜す♪なんて思いながら見てました。

その他にも
・明日を捜せ・怪しい隣人・北へ還れ・悪魔の住む花・あなたはだぁれ?
なんかも面白かったです。

帰ってきたウルトラマン
なんか題名がダサい気がします。
ダサいっていうか安易っていうか(笑)
だって「帰ってきた」ですよ。
でも来たのは違うウルトラマンなんでしょ?ヘンなの(笑)
でもストーリーは、子どもには難しい話ばっかりって感じしました。
それに、MATっていう攻撃チームの隊員が暗くて
いつも仲間割ればかりしていて、
主人公の恋人も宇宙人に殺されちゃったりして
見ていて暗くなる話が多かったです。
そんな中にも、名作がありました。
・悪魔と天使の間に
・怪獣使いと少年
などは、話は超超暗かったけど、名作だと思います。
そして
・残酷!光怪獣プリズマ
は、怪獣が超きれいで、神秘的で
感動しました。

って事で
良い子の夏休み特集を終わりますね。
萌えない・面白くない・意味わかんない更新でごめんネ。
っていうか、今日も書きすぎ!
キーボードの叩きすぎで指が痛い(笑)

人によっては
今、お盆休みの真っ最中の人もいらっしゃると思いますし
これからお盆休みになる人もいるでしょうし
仕事柄、お盆は忙しくて休めない人もいますでしょうし
全然関係ないよ!って人もいると思いますが
皆さん、それぞれお盆を楽しんでね。

陽子の普通の話、雑談コーナー目次

03/08/11 (月) 午後 9:26:15