こんばんは。
今夜から勉強モードに入ります。
9時から純子ちゃん宅に行きます。
実は、今回から、純子ちゃんの友達の
祥登恵(さとえ)さんも一緒に勉強する事に
なりました。
祥登恵ちゃんとは面識がないけど
今日の夕方、写真を持って見せてくれました。
とても可愛い女の子でしたよ。

って事で、
勉強モードに突入してしまいましたので
私自身の気持ちの切り替えのつもりで
今日もエッチな話を書きませんでした。
ゴメンなさい。
これから勉強を教えに行くって事で
私の方も緊張している感じです。
勉強が終わったらまたエッチな話を
書くので、それまで待っててね。

って事で、昨日の続きを書くね。
料理の話です。

私の父は
母と結婚する直前まで
タバコを吸っていたそうです。
でも、私の母が
料理の繊細な味と香りを楽しむ人って分かったので
タバコをやめたそうです。
でね、タバコをやめて気が付いたのは
料理の繊細な味、奥深い味
微妙な味、豊かで繊細な香り
そんなことに気が付いたそうです。

父が「料理は心が表れる」って言います。
私が中学の時にビッ栗した事なんですが
ある日の夕食、母が作った酢豚でした。
父は、母に「今日の酢豚は嫌々作っただろう?」
って言うと
母は「え?」ってビックリしていました。
私もビッ栗しました。
実は、その日、私が学校の部活動が休みで
早く帰ってきていました。
母が「なんか面倒くさいなぁ」って言いながら
酢豚を作っていたんです。
ですので、父が言い当てたことに私も母もビッ栗。

父が言うには
「肉などの具材が大きくて食べにくい。
食べる人の事を考えて作らないと
こんな感じで出来ちゃうんだよ」
って言うので
実際に食べてみたら
本当に大きくて食べにくかったです。
「食べる人のことを考えながら作らなかったら
料理に心が入らない」って
父はよく言ってます。
「技術やテクニックでごまかして料理を作っても
立派な人や人格者が見れば
心がない寂しい料理って事が見破られるよ」
って事もいいます。

私の父は
「技術がなくても、テクニックがなくても
知識がなくても、裏ワザなんて知らなくても
食べてくれる人のことを考えて作れば
ステキな料理ができる。
俺の料理はうまいんだ!そんな威張った気持ち
おごった気持ちで作った料理は
心がなにもない。技術だけのロボットのような料理。
技術がなくても、
小学生の子供が
一生懸命に作ってくれたおにぎりは
ステーキ以上においしいかもしれない」って言います。

父から聞いた話です。
父がある人の所に食事をもらいに行った時の話です。
ごく普通の、ありふれた、よく見かける
貝のお味噌汁(あさり)と
ご飯とお魚を出してくれたそうです。
父がお味噌汁を飲むと、なぜか美味しかったそうです。
ご飯は、その家のご主人さんが作ってくれたそうです。
私の父の部下?後輩?に当る人だそうです。

帰り際、
その男性(ご主人さん)は用事で出掛けてしまって
その男性の奥さんに
「ご主人さんのお味噌汁美味しかったです。味噌が違うんですか?」
って声をかけたそうです。
そしたら、奥さんが
「実はね、ちょっとお金が無くて、高価な料理を作れなかったんです。
そしたら、うちの主人が「少しでも美味しい物を食べてもらおう」
って言って、
お味噌汁に入れるアサリを一つ一つ手で持って
大きさや形のいいもの、色のいい物だけを選んで
煮え方の不均衡で生臭くならないように、
死んだ貝が入らないように
選んでましたよ」
って言ったそうです。
たかが味噌汁なのに
それだけ食べる人のことを考えて
一生懸命に尽くしてくれる。
それも立派なご馳走だよ。
って、父は話してました。

そして父がよく言うのは
「嫌いな人には料理を作らなくていい。
まずその人を好きになってから料理を作りなさい」
っていいます。
誤解されちゃうかもしれないので
説明しますが、
嫌いな人には料理を作らなくてもいい!
って事じゃないよ。
その人が嫌いだったら
なぜ嫌いなのかを考えて
好きになる努力をして
好きになってから作りましょう。って事です。
好きにならないと
料理に心が込められないからです。
人を嫌いになる!って事で
色々な話があるのですが
凄く話しが長くなっちゃうので
次の機会に書きますネ。

それから、
「陽子の作った手作りの料理に対して
技術やテクニックに関して意見や苦情など理屈を言う人とは
心をつないで付き合うことは出来ないかもしれないよ。
究極の料理とは、心をどう表現していくか?を
理解していかなくちゃダメかもな」
って言います。

実は、私が料理をはじめて作ったのは
父とでした。
普通は母と一緒に料理を作るでしょ?
男性の方だって普通お母さんと作るでしょ?
でも私の場合は、父とよく料理を作りました。
中学1年の最初の頃は
ジャガイモの皮を1個剥くのに
5分程もかかっていました(遅)
それでも父はニコニコして見ていてくれて
楽しく料理を作れたよ。
一番最初に作ったのは
定番のカレーです。
すごい時間がかかっちゃった(笑)
それ以来、父と献立を決めて
毎週日曜の夜は
色々作っていました。
中学の時に父と作った献立は
カレー、中華丼、ハンバーグ、コロッケ、かつ丼、ちらし寿司、
ホイル焼き、グラタン、大学イモ、牡蠣鍋(笑)などなど
楽しく作りました。
ちなみに、私の父は
料理人でもありませんし
料理の世界で働いているわけじゃないよ。
料理が好きな男性って感じかな?

私の母も母で
こんな事を言います。
「夕食のおかずをスーパーやデパートに買いに行って
何を作ろうかな?って思ったときに
頭に浮かぶ人が
今一番好きな人。
お父さんの顔が浮かぶ時が
一番ベスト。
陽子や他の家族の顔が浮かぶ時も
まぁまぁいいかなって感じ。
でも何も浮かばなかったら
私が家族を愛していないって事。
そんな時は
私の気持ちや情緒が不安定って事。
料理って気持ちが一番大事。
お父さんが一生懸命働いて
私の食事を楽しみにして帰ってくるのだから
私も一生懸命に作らなきゃって思う」
って言います。

ちなみに私の家庭では
あまり詳しく書けませんが
母も仕事していますので
一番夕食を作る頻度が多いのは
私で〜す。
母よりも多いかも。
父も母も
私の夕食を楽しみにして帰ってくるので
私も手抜きしないで
一生懸命に作らなくっちゃって思いながらも
嫌々作っています(笑)

話が反れますが
先ほども書きましたが
中学生の頃から
父といっしょに料理をよく作りましたが
今では、たまに私の彼と父が一緒に
「男の料理を御賞味あれ」とか言って
彼と2人で作っています。
そこで、よく父が彼に言うことがあります。
「料理をしたら片付けをしなければダメ。
片付けが出来ないのなら
片付けを女性に任せよう!なんて考えなら
作る資格は無いと思いなさい。
男って、料理を作ってやったんだぞ!
って気持ちで作っている事が多いけど
そんな傲慢な態度で料理を作らないこと。
男って、「料理は女性の仕事。なのに
男が作ってやったんだ。凄いだろ!
料理つくりに疲れちゃったから
片付けは女性の方ヨロシク!」
なんていい加減な気持ちを持ちやすいけど
そんな気持ちで作るなら
作らないこと。
最後まで責任を持って
片付けまでしっかりやること。
傲慢な態度は、男を堕落させる」
なんて言います。
私には、よく分からない世界だけど
彼は「はい。はい」って
うなづいてます。

料理って、やっぱり心なんだなぁって
思います。
もちろん、作り手だけじゃなくて
食べる方もしっかりとした心で
受け止めてやらなければ
いけないと思います。
せっかく奥さんが、彼女さんが
作った料理を
「美味しくない」って言って
ゴミ箱にポイなんて
冷酷で残酷な態度をとって欲しくないなぁ〜なんて思います。

私が「料理って面白い」って思ったのは
色々な料理があるからです。
って、当たり前ですね(笑)
とにかく短時間で仕上げなければならない料理
逆に、じっくり時間をかけて作らなければならない料理
疲れる位に力をいっぱいかけないとならない料理
逆に、あくまでもソフトに微妙な力加減が必要な料理
繊細な気持ちと動きがないといけない料理
逆に、大胆なダイナミックな気持ちと動きが必要な料理
長年の勘と経験が必要な料理
逆に、正確な材料の配分が必要な料理
色々あるんですよね。


そして
料理も心が大切なのですが
言葉も心が大切って思います。
凄い長くなっちゃったので
その話はまた今度書くね。

陽子の恋愛・エッチの話目次

03/02/27 (木) 午後 8:29:08