小学3年の冬だったと思います。
私はどこかのおじさんの家に家族で行きました。
そのおじさんが誰なのか?今もって謎なのですが、
そのおじさんの家に行って
私とおじさんだけその家に取り残されて、
他の家族のものはどこかへ出かけてしまいました。
私が「お腹がすいた」と言うと、そのおじさんはカップラーメンをくれました。
私がカップラーメンにお湯を注いでいる時、
ドジな私は自分の手にお湯をかけちゃったの。
そんなに熱くはなかったんですが、
そのおじさんは、急に真剣な顔になって
「ヤケドがひどくなるといけないから、ヤケドにオシッコをかけなさい」
って言って私を家の外の庭に連れて行くと
「ココでオシッコをして自分の手にかけなさい」って言うので、
私は「ヤケドひどくなったら嫌だなぁ」って思ったので
おじさんのの言う通り、素直にその場で
下着などをおろすとしゃがみこんで
オシッコをしました。
結構オシッコが溜まっていたみたいで、
いつもよりたくさんの量のオシッコを
いつもより激しい勢いと大きなシューって音を立てて出しました。
しかも、勢いがある上にオシッコの勢いの調節ができない子だったので、
オシッコは私の手や指に当たって
あっちこっちに飛び跳ねてしまい、しかも寒い日だったので
私の周りはオシッコの湯気だらけで真っ白になってた(笑)。
そしてシューっていうか
シュルルっていう感じのオシッコの音が庭中に響いていて。

そのうえ、その状況を
ずう〜っとおじさんは見ていたんだよ。
そのおじさんの位置からはワレメは見えなかったと思いますが
小学3年だった私は結構恥ずかしい!って思いました
おじさんが、私がオシッコをしている間
そばにいて見守ってくれたのはやさしさなんだ!
って当時は思っていたけど、今考えると怪しい(笑)。
だって、なぜ外に連れて行ったのかな?って。
トイレでいいわけだし。
それに、そもそもオシッコって
ヤケドに効果あるのかな?・・そして、このおじさんは誰だったんだろう?

なんか不思議な体験でした。
今でもカップヌードルを見ると思い出します。
実は両親にこのおじさんが誰なのか何度と聞いてるのですが、
「いつのこと?」「どんな家」って聞かれるんですが、
よく覚えてないんです。覚えてる事って言えばカップヌードルで
ヤケドしてオシッコかけたことだけだもん。
そんな事言えないし、言ってもわかんないよね。

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