こんばんは。
金曜日の夜です。
まだまだ雨の日が続くみたいで
梅雨明けは、地域によっては来週の後半以降になるかもしれませんが
でも、夏はもうすぐやってくるんだよね。
二度目の215日連続更新です。

でね、夏に気をつけなくっちゃならないのは
目です。
夏本番になると、昼間は紫外線がいっぱい降り注ぎますし
太陽の光もいっぱい降り注いで、メチャ明るい昼間になります。
必要以上に明るい昼間の光、眩しいほどの光で
目にも必要以上の負担がかかります。
車の運転をしていても
明るい昼間の光から、突然トンネルに入ると
視界が真っ暗になって「恐い」って思ったこと
皆さん経験ないですか?

夏の、必要以上に明るい昼間の光や、強烈な紫外線が
目にかなりの負担をかけているみたいです。

それから、冬と違って、夏の夜は
皆さん出掛ける機会って多いでしょ?
昼間は暑いから「涼しい夜になってからお出掛け」とか
または花火大会など
夜に出掛ける機会が増えます。
夜の暗い時間に目を使うのも
目にかなりの負担をかけているみたいです。

でね、そんな目に、夏の時期の目に必要な物質が
「ベータカロチン(ビタミンA)」「ルテイン」「ビタミンE・C」「DHA」
そしてブルーベリーなどに含まれている「アントシアニン」という色素です。
これ以外にも色々と必要な物質ありますが
(例えば、アミノ酸・メグスリの木エキス・鉄分・タウリン)
今回は先に書いた物質を重点に色々と書きたいと思います。

ビタミンA及びベータカロチンは、
視紅(明るさを感じるロドプシンという物質)に必要な栄養物質です。
不足すると、夜暗くなると目が見えにくくなったりするみたい。
極端に不足すると「角膜軟化症」になって、角膜が溶けてなくなっちゃう!
なんてこともあるみたいです。

ルテインは、
目に入ってくる紫外線を吸収し、
高い抗酸化作用で網膜の老化(酸化)を防ぎ、
眼球にある毛細血管の血流を促進し目の疲れを改善します。

ビタミンEとCは
疲労回復と、血管強化作用があります。
血流を良くして、疲れ目を改善します。

DHAは
網膜と視神経の脂肪酸の50〜60%を占めていて、
脳の神経と同じように、目の神経の情報伝達に大切な物質です。
血液をサラサラにしてくれるので、疲れ目の改善や、情報伝達スピードのアップにもなります。
魚の目玉の周辺にDHAが多いのも同じ理由らしいです。

そして、アントシアニンは
視覚に関わる成分があるロドプシン
目の網膜には、ロドプシンという紫色の色素があって、
このロドプシンが光を信号に変えて脳に情報を伝えます。
目を酷使したりするとロドプシンは減少します。
ロドプシンのはたらきが鈍ると、目がチカチカしたり、目が疲れたりします。
アントシアニンは、ロドプシンの生成を助ける働きがあるので、
視力の低下を防ぎ、目の疲れや視力回復にいいみたいです。

こういう物質が不足すると、
視力が低下したり
少しの時間で目が疲れて
たとえば長時間の運転が出来ない!とか
映画館の暗い部屋の中での映画鑑賞で目がメチャ疲れちゃう!とか
目の老化(老眼)が早く進んだりします。
ファーストフードやカップ食品ばかり食べていると
まず目の視力低下や、目が疲れやすい体質になっちゃうと思います。

特に夏は、目の事をしっかり考えてあげてください。

一般的な人間の場合、情報を得るために必要な器官の割り合いは
目(視力)が、80%くらい。
耳(聴力)が、10%くらい。
手などの触覚が、8%くらい。
鼻(嗅覚)が、2%くらい。
だそうです。

もし鼻がダメになってしまっても
街を歩くことには、あまり支障がないと思いますが(ガス漏れに気が付かない?)
でも、もし目がダメになってしまったら
車の運転は、あきらめなくっちゃなりません。
街を歩くのも、家の中を歩くのさえも、とても大変なことだと思います。
情報源の80%を失ってしまうので、
耳と鼻と触覚で、つまり、残りの20%で生活をしていかなくては
ならないって事です。

日常から、目の事を大切に考えて生活していこうね。

でね、最後に、目が疲れたときのアドバイスですが
遠くの景色を見る事が、目の疲れをとるのにベストみたいです。
それから、軽く目を閉じて目を休ませたり
目を閉じたその上から、暖かいタオルをかけてあげるのもいいかも。

目に一番負担がかかるのは
至近距離での、早い動きを、真剣に見ることだそうです。
たとえば、テレビゲームです。
テレビゲームを1時間くらいしたら、7〜8分は目を閉じたり
遠くを見たりして、リフレッシュ(目のリセット)をして下さいね。
No.1602

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06/07/21 (金) 午後 11:06:40