おはようございます。
金曜日の朝です。
今日の夜は、お出掛けで〜す。
楽しんできますね。
って事で、2度目の96日連続更新です。

今ね、私の全く知らない世界ですが
「戦時中の緊迫した極限状態の日本での
 召集令状(赤紙)が来てしまい、戦争に出撃することになってしまった息子と
 その母親との間で行なわれる、近親相姦のような儀式」
の話を、人から聞いたので、書いてきました。
でね、まだ話は途中なのですが
ちょっと予定を変えて書きたいと思います。

昨日、良永明博さんから、掲示板に書き込みをいただきました。
内容は、こんな感じです。
 ↓  ↓  ↓

陽子さんの、近親相姦の哀しい話を拝読しました。
私の知っている内容と少し異なりますので、今からその話を書きますね。
昭和初期の20前後の男性の多くは、女性とセックスをすることはありませんでした。
そうしている間に、赤紙で出撃。母の気持ちはどうだったのでしょう。
人生の最も大事なことの一つに、大切な異性と愛し合うことがあることは自明。
でも、明日、むざむざ命を落としていく、いとしい息子。
せめて最愛の息子に私にできることは、息子にセックスをさせること。
そういった理由で、母と息子は裸で、お互いのぬくもりを感じ合います。
これで、永遠にお別れだと思いながら。



私の今までの更新の書き方が
第三者から見た、母親と戦争に行く息子の関係を書いてきましたが
良永明博さんからいただいた書き込みは
母親からの視線で書いてくれた内容かな?って思います。

人によっては
「いいなぁ、まだ若い年齢なのに、お母さんとエッチできたりしてぇ〜」
なんて思った人もいらっしゃるかもしれませんが
もう後は「死」を待つのみ。
そんな極限の状態で、愛する家族と、愛する母親と別れなければならない息子さん。
そして、戦争という「国家」の紛争のために、最愛の息子を失おうとしている母親。
お互いに、どういう事をすれば、思い残すこともなく、別れる事ができるのか?
どういう答えを出せば、満足して別れる事ができるのか?
「もう二度と会えない可能性が高い、最愛の息子」
「戦場で死んでしまって、永遠に会えないかもしれない最愛の息子」
「今、ここで何かをしてあげないと、明日には戦場で死んでしまうかもしれない最愛の息子」
「そんな息子は、まだ今は目の前にいる。まだ私の目の前にいる」
その息子と、今どんなことをすれば、思い残すことなく別れる事ができるのか?

主に母親が「息子に対して何をしてあげればいいのか?」色々と考え抜いた果てに
たどりついた答えが
「最愛の息子と結ばれること」
そう考えたのかもしれません。
でもね、母親とセックスをしても
息子は、何も思い残すこと無く、出撃できるか?満足して出撃できるのか?
って言うと、やっぱり満足して別れる事は絶対にできないと思います。
母親だって、最愛の可愛い自分の息子と、激しいセックスをしても
思い残すことなく別れる事なんて、絶対にできないと思います。
どんなことをしても、満足して別れる事なんて出来ないと思います。
でも、そんな極限で緊迫した冷酷な状況で
せめて、せめて・・・と思い、考えたのが
最愛の息子を、自分の体全体で受け止めてあげたい。
って事だったのかもしれません。
「生きて帰ってきて欲しい」
「できれば、出兵して欲しくない」
「でも、そんな事を言えない」
そんな苦しく厳しく暗い環境での、2人が選んだ道だったのかもしれないね。

良く戦争映画で
日本の兵士が死ぬとき、または死にそうな状況にあるときに
「天皇陛下、バンザーイ」って言っているシーンを見た事がありますが
それは映画の演出だったり、国家からの指示があったために、そのセリフになったそうですが
実際は「おかあさん!」って言いながら、命を絶った兵士がとても多かったそうです。
でもね、その方が自然だと思います。
そして、結婚している男性なら、最愛の奥さんの名前を叫ぶ。
それも凄く自然だと思います。
こんな事を書くと、関係者の人からまた怒られそうですが
「天皇陛下バンザーイ」っていうセリフは、作られたセリフだと、私は思います。
最愛の母親の名前を呼ぶ!っていうのは、とっても自然なことだと思います。

ある人から聞いた話によると
「天皇陛下 バンザーイ」っていうセリフは
軍隊の上司?から「こう叫ぶこと」って、部下の兵士に無理矢理に命令されていた!
っていう話も聞いたことあります。
「天皇陛下バンザイ」と言わせたり、
「命を天皇陛下や日本帝国に捧げろ」と教えたり
「死ぬ時は、逃げずに、相手に立ち向かって死ね!それが大和魂なり」と教えたり
「相手に捕まりそうになったら、自決(自殺)すべし!」とムチャクチャな事を教えたり
戦場に行く時に、家族の写真や彼女の写真などを持っていくことを許さなかったりしたのは
兵士に「死を恐れさせない」「弱音を吐かさせない」「人間的な暖かい気持ちを捨てさせる」
「家族愛とか人間愛などの感情を無くさせて、冷酷な人間殺人兵器に仕立て上げる」
などの、国家的な策略があったからだそうです。
当時の日本国家は、こういう形で、
本来は優しく暖かい人間を、冷酷な殺兵器として操り
そして戦況は悪化しているのに、新聞やラジオなどのメディアを操り
「戦争に勝っている」ように国民の思わせていた。
そういう状況だったようです。
あまりにも残酷で冷酷な国家プロジェクトですよね。

第二次世界大戦のとき
アメリカの国家は、戦っている兵士を大切にしていたそうです。
戦闘機を作るにしても、パイロットを守るための設備をしっかり作り
食糧もしっかり補給し、何よりも「戦争に大切な戦力」である兵士の命を
そして、健康状態を大切にしたそうです。
でも、日本は、兵士の命を粗末にしてきたそうです。
ほとんど使い捨て状態。
その結果、戦争に大切な戦力である兵士、優秀な兵士を大勢失って
最後は、若い未熟な若者達に「特攻!」という名前の、
残酷で冷酷な命令のもと、命を捨てさせ
そして完璧な人材不足で戦争に負けた。っていう理由もあるようです。
終戦当時、日本の人口の男性と女性の比率は
男3:7女 っていうデータが残っているそうです。
男性の15歳〜50歳の年齢の生存率は
極めて少なかった!って事です。
ほとんどの男性が、戦争で命を落としたんだね。

今まさに命を失おうとしている人が
「天皇陛下バンザーイ」っていうセリフ、すごい違和感あると思いますし
人間として無理があるセリフかな?って思いますし
いくら上の命令であっても、
今まさに「死ぬかもしれない」っていう時に
それって、あまりにも寂しすぎる。あまりにも心が無さすぎる。
血が流れている暖かい普通の人間だったら
「おかあさん」って言うと思います。
最愛の奥様の名前を呼ぶと思います。
それが自然で普通の事、当たり前の事、人間らしいことかな?って思います。

あなたが社会人で、どこかに勤めている人だとして
たとえばイザっていう時に、命にかかわる時に
「社長!」って叫びま?せんよね?(笑)。
やっぱり最愛の奥さんの名前だったり、最愛の子供の名前だったり
または「おかあさん」だったり、って感じじゃないですか?
どうでしょう?
No.1453

陽子の家族の話、目次

06/03/24 (金) 午前 6:58:13