こんばんは。
今の時間、深夜の1時40分です。
泣きながら掲示板にレスポンスしていたら(笑)
眠気が覚めちゃったので
更新を書き始めますね。
明日の朝はゴミの日ですし、出掛けるのも早いので。
って事で、凄い久し振りに深夜の更新を書きますね。
ちなみに、今夜は久し振りにロンリーナイト。
久し振りに我が家に友達が泊まってません(笑)

でもね、明日は早目からお出掛けです。

ゴールデンウィークも後半に入りましたね。
楽しんでいますか?
お仕事の方、頑張って下さい。

昨日は、予定を変更して志保と行ったホテルの画像を掲載したので
今日は前回の続き、映画の話を書きますね。
本当はエッチな話を書こうと思いましたが
レスポンスを泣きながら(笑)していたので
萌える話を書く雰囲気じゃないんだもん。
萌えない話でゴメンなさい。
565日連続更新です。

今日の映画は「砂の器」。
出演:丹波哲郎/加藤剛/森田健作/加藤嘉

高校の時に、父に薦められてこの映画をビデオで見たとき
最初は、ただの刑事映画、サスペンス映画かな?って思いました。
普通の犯罪映画かな?って。
なぜこんな刑事映画、犯罪映画、サスペンス映画を、父は勧めたのか?
理解できませんでした。
だって殺人事件が起きて、刑事が出てきて、っていう展開なんだもん。
でも、映画の中盤あたりから、雰囲気が変わってきます。
はなれ瞽女おりんと同じく、壮大な人間ドラマって感じ。
でね、はなれ瞽女おりんと同じで、楽しい愉快な映画ではありません。
友達や彼女と、ポテトチップスを食べながら見るような映画では
ありませんので、注意してください。
はなれ瞽女おりんと同じく、日本映画の名作の1つだと思います。
父が薦めた理由も分かりました。いい映画でした。

映画の中で、犯人の男性の幼少の頃の回想シーンがあります。
っていうか、映画の後半は回想シーンがほとんどっていう感じの映画です。
その回想シーンの中で
その犯人の男性の幼少の頃の少年は
父と巡礼の旅をしています。
でも、どの村に行っても
村の人から罵声を浴び、石を投げられ
どの村に行っても追い立てられる。差別を受けます。
惨めで、悲しくて、残酷な、そんな苦難な巡礼の旅。
この親子は、何も悪いことを一切していないのに
父親がある病気にかかっているために
村の人から責め立てられるんです。
理由も無く、ただ集団の心理からでしょうか?村の人たちと一緒に
この親子を責め立てる村人達。
この迫害シーンの圧倒的な迫力と、胸苦しいほどの哀しさが凄かったです。

この映画の中で
「人間の優しさって何?」
「思いやりって何?」
「暖かい心って何?」
「子供に対する愛情って何?」
そんな事を、問いただしているような
そんな壮大で、もの悲しい映画です。

巡礼の旅をする父親役を演じていた加藤嘉(かとう よし)さん。
迫害を受けながら必死に巡礼をするという迫真の演技が凄かったです。
この「砂の器」が名作になったのは、加藤嘉(かとう よし)さんの存在が
あったからじゃないのかな?って思うくらいの名演でした。
この加藤さんっていう役者は、父の好きな俳優の1人だそうです。
人からいじめられ責められる悲しい老人の役をやらせたら
右に出るものはいない!っていうほどの名優みたいです。
そして、善人の心優しい老人も上手ですが
極悪非道な悪役の親玉をやらせても、凄い上手だそうです。
加藤嘉さんは、はなれ瞽女おりんにも
良識ある老人役で出ていましたよ。

この映画を私が進めたい理由は
はなれ瞽女おりんと同じで
壮大で素晴らしい音楽。そして
親子の苦悩の巡礼の旅のシーンを見てほしいからです。

サスペンス映画、刑事映画としても、素晴らしい映画だと思います。

でね、この映画を見終わった後
父が私に見せてくれたのが
なぜか「帰ってきたウルトラマン」のビデオ。
私が「え?ウルトラマン見せるの?なぜ?」って不思議に思っていたのですが
父が見せてくれたのは
帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」っていう題名の話です。
この話の中でも
ごく普通の地球人の男の子(少年)は
街の人たちから徹底的にいじめられます。
何も悪いことをしていないのに
誰かが「あいつは宇宙人だぁ」って言い始めたのがきっかけで
町中の人が、いじめはじめます。
高校生も大人の男性も女性も、そしておまわりさんまでが
この男の子を「あいつは宇宙人だぁ」って言って
徹底的にいじめます。
何も悪い子をは一切していないのにいじめられる男の子。
砂の器の巡礼の親子と一緒。
男の子と一緒に生活をしていた老人(実は心優しい宇宙人)が
町の人たちによって殺されると、怪獣が出現。
町の人たちは、「怪獣だ!やっつけてくれ!」って叫ぶのですが
そばにいたウルトラマンに変身する人が
いつもならウルトラマンに変身して怪獣をやってつけるのに
その子供と町の人々の一部始終をみていたので
怪獣にではなくて、町の人たちに対して怒ります。
「勝手な事を言うな!怪獣を出現させたのは、あんた達じゃないか!」
みたいなことを言います。
でも見ていて、その通り。って思っちゃいました。
「砂の器」も「帰ってきたウルトラマン」も
「何も悪いことをしていない人間が、同じ人間にいじめられる」
「人間が、同じ人間に差別され、暴力を受ける」ことをテーマにしています。
見方によっては残酷で、悲しい話ですが
でも、ぜひ見て欲しいなって思います。できれば両方。

って事で、映画の話を書きましたが
一部の地域を除いて、いい天気が続くみたいですから
外でいっぱい遊んでくださいね。
ステキな連休を過ごしてね。
げ〜!もう深夜2時15分過ぎ??朝起きれるかな?微妙!
微妙って言ってる場合じゃなくて、起きなくっちゃ!
先ほどは眠くなかったんですが
今は超眠いです。
No.1145

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05/05/03 (火) 午前 2:15:39