こんばんは。
台風が変な動きをしていて
地域によっては雨や風が強いところも
あるみたいです。
皆さん気をつけてね。
今日は珍しく、本当に珍しく
ロンリーフライディです。
っていっても、実際は、夜の10時までは
友達と遊んでいました。
でも、本当は私の家に泊まる予定だった友達のてんこ(典子)が
親戚の家に急用で行くことになったので
自宅に帰っちゃいました。
でも、私の他の友達は
今日は私が用事があるってことを知っているので
誰も連絡くれないの(寂)
ってことで、久し振りにロンリーフライディです。
今は夜の10時20分。
ゆっくり更新できそうで〜す。
って事で288日連続更新で〜す。

長い間、静岡県の伊豆半島の話ばかり
書いていましたし、
ずっと女の子との話ばかり書いてきたので
今日は、男の子との旅行の話を書くね。
そして、旅行先は、伊豆半島にも比較的近い
箱根の話です。

今から2年半ほど前、大学の学生だった私は
同じクラスのB君と、親友って感じで
お付き合いしていました。恋人っていうんじゃなくて
友達って感じです。
パソコンをやっている可能性があるので
名前をB君とさせてくださいね。ゴメンなさい。
B君っていっても、ベン君とか、バージル君とか
そういうB君って意味じゃないよ。
A君、B君っていう意味だよ。
立派な日本人で〜す。

そのB君の実家は、神奈川県の小田原。
ある時、学校で
「相談したいことがある」って言われて
どうしたのかな?って思っていると
「大学をやめたい」って。
「勉強に追いついて行けない」
「学校生活が楽しくない」
って理由でした。

そして、ちょうど秋の9月の連休の時
B君の実家である神奈川県の小田原に行きました。
B君のお父さんやお母さん、そしてお兄さんまで
私が恋人って思われて
凄い歓迎されちゃって、困っちゃった。
そして、B君のお父さんが
「2人きりで箱根で楽しんできなさい」
って言ってくれて、
お父さんの車でドライブ。

一番最初に連れて行ってくれたのは
箱根ガラスの森っていう施設。
お父さんは車の中で待ってくれていて
私とB君で中を見ました。
とてもステキな美術館でした。
たかがガラスじゃん!って思う人がいると思いますが
大昔の時代は、透明で透き通っているきれいなガラスってものが無くて
みんながガラスを発明するために必死になっていたり
ガラスがとても貴重品だったりして
そんな時代を垣間見ることができて勉強になりました。
B君のことを忘れちゃうくらいに
真剣に展示物を見ちゃいました(笑)
そして、レストランでは、カンツォーネを聞きながら
軽い食事やドリンクがいただけます。
お庭もきれいで、絶対にお勧めですよ。
でね、次回の更新に書く予定ですが
山梨県の河口湖に
この「ガラスの森」と同じ系列の施設
「オルゴールの森」があります。
この話は次回書きますが、ここもお勧めです。

そして、ココも感激しちゃいましたが
「星の王子様ミュージアム」です。
ここの施設は、
星の王子様の話よりも
作者であるサン=テグジュペリさんの話を中心に
作られている施設です。
サン=テグジュペリさんは、飛行機の操縦士さんでした。
彼がなぜ星の王子様を書いたのか?みたいなことが
細かく綴られていて、とても勉強になりましたし
色々と考えさせられました。
戦争の最中に「人間にとって、本当に大切なものって何?」
みたいな疑問を持ちながら、書いた話。
笑える施設じゃないけど、何か感じることができる施設だと思います。
サン=テグジュペリっていう名前は、覚えていても損は無いと思いますよ。

でね、この施設を見ているときに、
知らないうちに、B君と手をつないで観覧してました。
B君が、とても嬉しそうな顔で鑑賞していたのが
とても印象的でした。

そして、彫刻の森美術館。
とても広〜い広大な敷地の中に
大きなオブジェがいっぱい。
開放感があって、雄大な感覚で楽しめました。
訳が分かんない彫刻もありましたし
「なるほど〜」って唸っちゃう彫刻もありました。
自然の風が気持ちよくて
景色も素晴らしくて、ステキな施設でしたよ。
ココもお勧めで〜す。

でね、B君のお父さんは
私とB君をホテルに残して
家に帰って行きました。
私とB君が泊まったホテルは
「ホテルグリーンプラザ箱根」っていうホテルでした。
3階建てのホテルですが
私達が泊まった3階のホテルの窓からは
湖(芦ノ湖)、そして、芦ノ湖ロープウエイも見えて
富士山まで見えちゃうっていう
素晴らしいロケーションのお部屋でした。
真下には、ホテルの庭園があります。

料理も、部屋出しではありませんが
和洋折衷のフルコースっていう感じの
素晴らしい料理でした。
そして、お風呂がステキでした。
露天風呂から富士山が見えますし
露天に入りながら、お酒も飲めるんだよ。
でも、私は一人でお風呂に入ったので
一人でお酒飲んでもつまらないので
飲まなかったです。
でね、お風呂から出てきたB君に
「お酒飲んだ?」って聞くと
男性の露天には、そんなサービスが無いみたいでした。
違ったらゴメンネ。
たまたまB君が入った時だけ
お酒が無かったのかもしれないよね。

でね、夜、一緒のお部屋に寝ることになっちゃったんだけど
このときになって、はじめて
「なぜB君と、ホテルに泊まってるの?
 なぜB君と、一緒の部屋に寝るの?
 え〜?どうして〜???」って感じで
改めてビッ栗(笑)
いまさら遅いですよね。
でもね、「学校を辞めたいから相談に乗って」
って言われて、神奈川県に来たのに
今までは、普通の友人だったのに
お互いに浴衣なんて着ちゃって
一緒の部屋に、これから寝る!って事に
改めてビッ栗。
そして、こういうセッティングをしたB君のお父さんに
2度ビックリ〜!!(笑)
だって、今まで手をつないで歩いたこともないですし
もちろんキスなんてしたことないのに
いきなり2人で同じ部屋に浴衣着て1泊!って感じ。
なんか笑える設定(笑)。
小学生ならありえる話ですが
お互いにもう立派な大人?なんだよね。

お部屋は、和室なので、お布団が2つ並んで
敷いてありました。
比較的密着して敷いてあったので
寝ながらお話をしていました。
B君は、どうも私の手を捜している様子で
私と手をつなぎたかったみたいなので
私がB君の手を追いかけて
手をつなぐと、メチャ嬉しそうでした。
B君は
「ゴメンネ、父も母も、陽子さんが恋人だと思ってるから」
って笑いながら言った後
「俺ね、陽子さんを見ていて、羨ましいなっていつも思う。
 陽子さんは、友達といつも楽しそうに過ごしていて
 陽子さんの友達の女性も、みんな生き生きしているのに
 クラスの男子って、みんな暗くて陰気だろ?
 できれば女の子の仲間に入れてもらいたいけど
 でもそんなの無理だろ?
 なんか、生きていく活力が湧いてこない感じがしてさ。
 むなしくなっちゃって、だから学校辞めて
 働こうかな?って思ってたんだ。
 でも父も母も、大学をやめて欲しくないみたいで
 俺、悩んでいた」って
深刻な話をしていましたが
いきなり
「陽子さん、お願いがある。
 一度でいいから、キスをしたい」って言うの。
「いいよ」って言うと
「え?本当にいいの?ウソみたい。
 絶対に断られると思っていたから
 凄い嬉しい」って言った後
布団から出てきて、私の上に来ると
私の唇にチュって軽いキス。
B君がすぐに離れようとするので
私がB君の腰に手を回して押えると(笑)
私からB君にチュってキスを返しました。

私の上から離れると
B君が再び私の手を握って布団に入ると
私の方を見ながら
「陽子さんとキスが出来たから・・・
 だから、もう何も後悔しない・・・
 後悔しないで、学校を辞められそう」
って言うの。
私が「本当に辞めちゃうの?」って聞くと
「もっと早く、陽子さんと知り合っていれば良かった。
 もっと早く、陽子さんと仲良しになっていれば良かった」
って言いながら、私の手を強く握り締めました。
私は
こんな純粋なB君に学校を辞めて欲しくなくて
そして、私のキスだけでこんな感激をしてくれるB君が
好きになっちゃったので
思わずB君に
「学校にいて。
 学校に一緒にいて、
 これからも色々なことをして行こうよ。
 キスだけじゃなくて。
 もっと色々、ね♪」
って言っちゃった。

B君が急に黙るので
どうしたのかな?寝ちゃったのかな?
って思って、顔を見ると
涙を流してました。
なぜ泣いているの?私には意味が分からなくて
「どうしたの?」って聞くと
「やっぱり陽子さんに相談して良かった。
 陽子さんと同じ部屋、同じ空間で
 手をつないで寝ているなんて
 夢みたい。
 きっとクラスの男子に話しても
 誰も信じないだろうなぁ。
 キスもしちゃった。
 俺の長年の夢だった。
 でもね、これ以上は望まないよ。
 陽子さんに失礼だから。
 ・・・・・・・
 俺、もう少し頑張ってみるよ。
 別にさっきの陽子さんの言葉を期待したから
 って訳じゃないんだ。
 俺のために、嫌がらすに一緒に部屋に泊まってくれて
 キスまでしてくれて
 そして俺を引き止めてくれた陽子さんに対する恩返しっていう気持ち。
 その気持ちからだよ」
って、急に立派なことを言い始めるので
私が
「急にB君(仮称)変わっちゃったね(笑)」って言うと
「陽子さんが俺を変えちゃったんだよ。サンキュー」
って言った後
急に、また深刻な顔になって
「こんなことを言うと、陽子さんに嫌われちゃうと思うけど
 俺ね、ある人から「陽子さんは処女じゃない」って聞いて
 凄いショックだった。
 それは、処女であって欲しい!っていう願望があったのかもしれない。
 でもそれ以上にショックだったのは
 この陽子さんを抱いた男性が他にいるんだ!って思ったら
 嫉妬を感じちゃって。情けないね俺」
って言いながら
私の手を、更にきつく握っていました。
そして、私とB君の「箱根一泊の旅」は終わりました。

B君は頑張って学校に行って無事に一緒に卒業しましたよ。
でね、結局B君とは、キスをしただけの関係。
本当の話です。
B君の方から「陽子さんみたいな神聖な人は
俺には似合わないから、友達でいいよ」って言って
それ以上の関係が無かったんです。
ある意味、紳士だったのかもしれません。
私が「私は神聖な人間じゃないよ。処女でも無いし(笑)
   普通の女の子だよ」
って言っても
B君は「俺には重すぎる存在」って笑いながら言って
本当に、それ以上の関係は無かったです。
1泊した時にしたキス1回だけの関係です。

男性との過激なエッチを期待していた方
本当にゴメンなさい。
でもね、私にとっては、思い出に残る箱根の旅行でした。

今B君は、神奈川県で頑張ってますよ。

本当に萌えない話でゴメンネ。
ぎゃー、また長く書きすぎたら
時間が無〜い!!!どうしよう!!!ぎりぎり〜!!!!
No.823

陽子の旅行の思い出・目次♪

04/07/30 (金) 午後 11:59:16