こんばんは。10月26日金曜日です。
今日はサーカスの日、そして原子力の日です。
今日がお誕生日の方、おめでとうございます。

昨日は、交通事故の話を書きました。

昨日の更新にも書きましたが
昔と違って、今では
シートベルトの着用率の向上、エアーバッグの標準装備
車の衝突安全構造のボディー(車体)の採用、
そして、医療技術の進歩により
交通事故による死亡者が減ってきました。

それでも、シートベルトをしていなかった人や
外からはシートベルトをしているように見えるけど
本当はシートベルトをしっかり着用していない人が
事故のたびにコロコロ死んでいるみたいです。
昨日も書きましたが、エアーバッグだけでは命は守れないみたいです。
エアーバッグは、あくまでも補助的なもので
顔や頭をフロントガラスなどに打ち付けるのを防ぐためだけのものだそうです。

シートベルトしないと危ないよ!って言い続けられている今でも
シートベルトをしていない人や
外からはベルトをしているように見えるけど
本当は、ただベルトを体の上に置いてあるだけの人や
ベルトに固定金具をつけて、ベルトをゆるめてしている人が
多いみたいですね。
ベルトが緩んでいたら、ベルトの意味無いのにね。
でもね、ベルトをしていれば、何も怪我などしないようなチョットした事故だったのに
ベルトをしっかりしていないばっかりに、顔や頭を強打したり、鼻の骨を折っちゃったりする人って
すごいいっぱいいるんだよ。日本中に。
昨日の交通事故の死者数と、負傷者数の数の違い、覚えているでしょ?
ベルトをしていなかったので、
または、ベルトをしている振りをしているけど、本当はしっかりベルトしていなかったので
鼻を強打して骨を折ったり
額を強打して額を切って何針も縫った人などの人数が
負傷者数に大勢入っているみたいです。

警察(パトカーなど)に捕まらないためだけに
ベルトをしている振りをしている人って、
ベルトの大切さ、そして、命の大切さが何も分かっていない人だと思います。
立派な大人なのですから、しっかりしてくださいね。

シートベルトなんてダサイぜ!カッコ悪いぜ!
カッコ良く行こうぜ!なんて思ってシートベルトをしていない人が
ちょっとした事故で顔を殴打して「カッコ悪いぜ!」になっちゃうんだよね。

でね、ここから本題に入りますね。

交通事故で怪我をして入院した。
交通事故以外の事故で怪我をして入院した。
または、病気で入院した。
そして、病院で手術をしたり治療をして
元気になって、退院した。
そんな時、多くの人が
「助かったぁ。良かったぁ」「病院で手術したから助かったぁ」
って言葉を言う人がいます。
それって、間違っていると思う。

助かった!では無くて、助けられた!だと思います。

「病院で手術したから、治療したから、助かった」では無くて
「病院の先生(医者)や、看護婦さんに助けられた」
「病院の先生(医者)や、看護婦さんに助けてもらった」
っていうのが、本当だと思います。

「助かった」なんて言うと、まるで自分ひとりで助かったみたいに聞こえますよね。
違うんですよね。
自分は何もしてない。
お医者さんに、看護婦さんに、親や奥さん、そして他の人たちに
助けてもらったんですよね。

なんて話を書くと、
「助かった」でも「助けれてもらった」でも
どっちでもいいじゃねぇか!
うぜぇ!陽子!
なんて言われそうですが
でも、「助かった」と「助けてもらった」では
全然違います。

お医者さんや看護婦さんに、そして家族のみんなに「助けてもらった」と思ったら
そう思った瞬間から、自分の命を、そして人の命を
大切にしていけると思うんです。

でも「助かった。よかったぁ」って思っていれば
今後も自分の命なんて大切にしないと思いますし
人の命も大切にしようなんて思わない。
ですから、また速い猛スピードで車を運転したり
無理で乱暴な運転をしたりを繰り返していくと思う。
シートベルトもしないでしょうね。

病気も同じだと思います。
たとえば、お酒をいっぱい飲んだばっかりに病気になったり
タバコをやめられないばっかりに病気になって入院して
そして、手術や治療で病気が良くなったときに
「助けてもらった」「助けられた」と思わずに
「助かったぁ、よかったぁ」って思っていたら
退院した後も、お酒やタバコをやめずに続けていって
そしてまた病気になって、でも今度はもう治す事が出来なくなる。
そういう未来が待っていると思います。

もし手術や治療で病気が良くなったときに
「お医者さんや看護婦さんに助けてもらった」
「お医者さんや家族のみんなに助けられた」と思ったら
命を大切にして
きっとお酒もタバコもやめられると思います。

最近、ニュースで、不祥事を起こした某食品会社の社長さんが
「死のうと思ったけど、死にきれなくて戻ってきました」って言っていました。
「死のう」って思ったら、死ぬ気になれたのなら
死ぬ気で頑張れば、道が開けるかもしれません。

そして、最後に一言です。
皆さんは「私は生きている」って思っている方が多いと思いますが
本当は「生かさせてもらっている」だと思います。
色々な人の力によって「生かさせてもらっている」って思えば
命を粗末にしたり、誰かを苦しめたりしないと思います。

事故や病気をした時、病院に行って
そして「助かった」んじゃなくて「病院で助けられた!助けてもらった!」
そう思うことが大切です。
そして、助けてもらった命なのですから、大切にしなくっちゃならないと思います。
命を大切にする事が、病院のお医者さんや看護婦さんに対する恩返しだと思います。
No.1781

07/10/26 (金) 午後 11:37:24

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