こんばんは。11月9日の木曜日です。
本当はね、明日の金曜日も更新できると思っていたのですが
さっそく友達からお誘いがあって、明日は出掛けることになっちゃったので
今日で今週の更新が終わりっぽいです。
いつもいつも少ししか更新できなくてごめんね。
少し前まで「連続更新」をしていた自分が、信じられない(笑)。
って事で、今週最後の更新です。
ちなみに、おそらく更新もレスポンスも出来ないと思いますが
11月11日は、ポッキーの日です。勃起ぃ〜♪の日じゃないよ。ポッキーだよ。
「だから何じゃい!」って突っ込まれそうですが、
別に意味ないよ。ただポッキーの日だよ!って事です。なんか文句ある?(怒)なんちゃて〜(笑)
本題に入りますね。
昨日の更新で
友達や知り合いを乗せた時ほど
友達や知り合いを喜ばせようとして、わざと暴走したり
友達や知り合いを驚かせようとして、わざと危険な運転をしたりする。
そういう未熟で無神経なドライバーが増えている。
それにね、車に乗せてもらった人も
「もっとスピード出せよ」とか
「おまえの運転は安全運転でつまらねぇよ。もっと激しい運転しろよ」
なんていう事を運転手に言う無教養で無秩序な同乗者も増えてきている。
こんな無能で未熟で無神経な人がこれから増えてきそうなので
4人・5人も乗せた車の事故が増えると思う
みたいな更新を書きました。
でね、今日も車の話です。申し訳ありません。
最近ね、車で暴走をしたり、警察に追いかけると、逃げたりする車が
多いみたいですが
私の勝手な考えですが、これって、映画の影響じゃないのかな?
って思います。
パトカーに追われている主人公の車が
街の中を走り抜け、タイヤをキキーって鳴らしながら暴走して
うまく逃げ切っちゃう!
みたいな映画がありますよね。
「おお〜、カッコいい。オレもあんな感じで運転してみたい!」
なんて思っている人がいたら
ちょっとあまりにも幼稚で無教養な人だと思いますよ。
パトカーに追われている主人公の車が
街の中を走り抜け、タイヤをキキーって鳴らしながら暴走して
うまく逃げ切る。
この映画ね、本当に街の中で、一般車が走っている中で撮影しているんじゃないよ。
主人公とパトカーが暴走する道を走っている一般車も
あれもすべてスタントマンが運転しています。
パトカーと衝突する一般車もスタントマンが運転しています。
主人公とパトカーは、どの道を走り
どの一般車が、どのくらいのスピードで、どの位置を走行するのか?
どこでパトカーと一般車が衝突するか?
どこで主人公の車が一般車と衝突するか?
これはすべて計算され、リハーサルも行われています。
これが映画です。
一切のアクシデントが無いように、
怪我人が出ないように、綿密に計算されています。
考えてみてもらえませんか?
たとえばカメラが撮影していないところで
車と車がクラッシュしても、勿体無いでしょ?
ですので、どこの位置で車同士がクラッシュするのか?
どこの位置で車が横転するのかを
しっかりと打ち合わせしリハーサルもして、カメラアングルも計算してから
本番撮影に入ります。
でもね、もしあなたが街の中を映画のカーアクションきどりで暴走しても
周りの一般車はスタントマンでもありませんし、何のリハーサルもしていません。
あなただけが勝手に一人で暴走しているだけです。
独りよがりで、自己満足で暴走しているだけです。
急に車が飛び出てきますし、急にオートバイが横切りますし、急に車が右左折してきますし
急に車が車線変更してきますし、子供が急に飛び出してきます。
打ち合わせもリハーサルも、一切計算もされていません。
そんな中を、あなた一人だけが映画の主人公になりきって
暴走すれば、事故しますよ。当たり前ですよね。
実際に、最近では、パトカーに追われた車が
他の一般車と衝突したりして大事故になってます。
まったく関係の無い一般市民が巻き添えになっています。
そんな事態になったら、一生をかけて償いをしなくっちゃならないよ。
でね、映画での事故シーンは、「カッコいい」で終わりますが
現実では、被害者の怒りと悲しみを背負い、
一生をかけて償わなければならないし
社会的な制裁も受けなければならないよ。
それからね。映画ではね、まるで時速100キロ以上の猛スピードで
カーアクションをしているように見えますが
実際は40キロや50キロで撮影している場合が多いです。
場合によっては30キロという低速で撮影している場合もあります。
本当だよ。
今ね、東京を舞台にしたカーアクション映画「ワイルドスピード3」っていうのかな?
あるみたいですが、前作の「ワイルドスピード2」は
時速40キロくらいで撮影されたそうです。
だって考えてもらえますか?
本当に100キロ、150キロで走ったら
カメラマンやスタッフも同じスピードで走って撮影しなくっちゃならないから
危険でしょ?
それにね、いくらスタントマンだから!っていっても、普通の人間ですから
安全を確保しながら撮影をしなくっちゃなりませんから。
でも、その映画を見た人は
「すげぇ、凄いスピードで走ってる!俺も速く走りたいぜ!」って思って
時速150キロ以上で暴走したら、事故するに決まってますよね。
映画は実際は、そんな速く走ってないっつうの!(笑)。
それから、カーブで車が横すべり(ドリフトって言うんでしょ?違ったらごめんね)するシーンも
映画の撮影の時は、低速でも車が横すべりするように
地面に水をまいて滑りやすくしたり、わざと山の無いタイヤ(ツルツルタイヤ)を使って
撮影している場合が多いです。
そうする事で、安全な低速でも横すべりや回転シーンなどを撮影できるみたいです。
映画のカーアクションシーンをしっかり見ると
急に道路が濡れている場所があって、そこで車が回転したり、横すべり(ドリフト)したりする
なんていう場面も多く見られると思いますよ。
「なぜここだけ道路が濡れてるんだろう?」みたいな感じ(笑)。
映画によっては、同じ車を3台くらい用意してあって
この車は、横すべりしやすいように加工してある車。
この車は、車体をしっかり作ってあるのでジャンプする時に使う車。
この車は、クラッシュする時に使う車なので、ポンコツ車を加工して作った車。
みたいに使い分けて、撮影している映画も多いようです。
それからね、あのカッコいいタイヤのキキーって音は
本当にその時にあの音がしているんじゃなくて
後で音を入れているんですよ。効果音を入れています。
時代劇での、刀の「カキーン」っていう音や、斬られた時の「ズバ」って音も
後で音を入れています。そんな事は知っていますよね。
現代劇の、何かが爆発する「ドッガーン」って音も
ピストルの「バキューン」「キュイーン」って音も
後で音を入れています。
そのくらいのことも分かっていますよね。
でね、カーアクションのタイヤの「キキー」って音も
車同士がぶつかった「ドガン」って音も
みんな後で音を入れています。
迫力あるエンジンの音も、車のドアの開閉音も効果音を使っている場合が多いです。
タイヤのキキーって音も、エンジンの音も、その他の音も、迫力のある音を厳選しています。
パトカーに追っかけられるシーンでも、
撮影する時はパトカーはサイレンなど鳴らさずに静かに走っていて
後でサイレンの効果音を入れている場合がほとんどみたいです。
それが現実なんだよ。
でもね、そんなことを知らない幼い人が
「映画のカーアクションみたいに、キキーっていうタイヤの音をさせたい!」って思って
カーブや交差点で、タイヤを必死に鳴らしているみたいですが
これってあまりにも幼稚で無教養だよね。
なんか情けないよね(笑)。
先ほども書きましたが
「ワイルドスピード2」の冒頭では
男3人と女1人でレースするシーンがあって
浮き上がった橋を、男2人と女1人がジャンプするシーンがあって
特に女性が橋をジャンプする時は「ケツでも舐めな」なんて言いながら
かっこよくジャンプするシーンがあります。
でもね、本当にあの高さをジャンプしたら
着地した時に、普通の人でしたら、背骨を折るか、大怪我をすると思いますよ。
考えてみてくれませんか?たとえばね、
あなたが車の乗って、その車をクレーンなどで3メートル、たった3メートルだけ持ち上げて
そこからドスンって落とされたら。
車も痛むでしょうが、あなたの腰や足などに凄い衝撃があると思います。
あの映画では、10メートルの高さをジャンプしてたよ。
素人がマネをしたら大怪我or死亡の可能性が高いかもしれません。
映画は、あくまでも映画です。
その映画と同じように
街中を暴走したり、タイヤを鳴らして走ろうとしたら
高速道路を200キロくらいの高速で走ろうとしたら
きっと事故をするよ。
最近、よくあるニュースのひとつに
「パトカーに追跡されていた違反車が
交差点で他車と衝突して大破。
ある時は、その違反車の運転手や同乗者が死亡し
ある時は、巻き添いになった他車の運転手が死亡。
または歩行者が死亡。
警察は「追跡には問題がなかった」とコメント」
みたいなニュースがあります。
映画と現実の区別がつかない幼稚な人が起こした事故だと思います。
父に聞いた話ですが、今から35年位前に、テレビで「仮面ライダー」っていう番組をやっていて
当時の子供が「ライダキック」?のまねをして怪我をして、社会問題になった
っていう話を聞きました。
それと同レベルのような気がします。
どうか映画と現実を区別して、けじめのある運転してね。
そして、優しい運転をしてくださいね。
今週最後の更新って事で、ちょっと長めに書いてみました。
陽子の法則・・・萌えない話ほど、更新が長くなる法則(笑)。
皆さんもステキな週末を過ごしてくださいね。
それから、風邪に気をつけてくださいね。
No.1649
06/11/09 (木) 午後 10:15:16