デジカド 第8話3部

『さて、いきなりの乱闘だーー!パートナーを持たない2人が登場!!どうなるんだ!?この戦いーー。』

フィールドは変わらず廃工場。サイルドさんとハンダントは初めから向き合っている。
戦いが始まった。

「レオマグナム!イーグル転送!イーグル、メタモルフォーゼ・・・」
イーグルがグラップレオモンのタービンに変化し装備される。
右・左から連続でキック:パンチを繰り出してもハンダントは身軽にかわす。
しかし、一方的に追い込まれているのは事実。
「・・トラップ!」
ハンダントが開いたダークエリアに続くゲートから多数のスカルサタモンが上半身だけを出し、技で応戦。
「変化!イージス!!」
左右から来る攻撃を回避するため両手にイージスを装備し、何とか回避する。
そして、イージスを一つにして・・。
「ファイナルエリシオン!!」
「ぐわっ!!」
攻撃を受けても踏ん張るハンダント。
「腕が落ちたか!?」
イージスをエクスカリバーに変化させ、接近。
「まだまだ・・・最近は戦闘をやってないからこたえるな・・。」
ハンダントの腕にヴァンデモンのデータが入り、ブラッディストリームを出現させ攻撃を受け止めた。
「頭は腐ってないようだ・・むしろ上がったかな?」
「ククク・・・作戦の実力が上がったと言いたいのか?」
エクスカリバーがイーグルに戻る。さらに背中のレオマグナムを取る。
ハンダントもカオスドラモンのデータを取り込み腕にキャノン砲が装備される。
「レオストライク!!」「ハイパームゲンキャノン・・・」
ほぼ同時に攻撃を仕掛ける。
両方が吹っ飛んだ。
「まだまだぁ!!」

【・・待て・・】
誰かの声がした。聞き覚えのない声だ。
【マスターの命令だお前は退散しろ。俺がサイルドを始末する。】
「貴様・・カオスデュークモンか!!」
【いかにも・・。】
「待て、サイルドは俺が倒す。」
【聞けないのなら、お前から始末してもいいのだが?】
「ふっ・・お前に俺が倒せるかな?」
【・・・・・・・。】
「まぁいい。サイルドはおまえさんには、負けんよ。」
ゲート空間でデジタルワールドに戻っていった。
【さて、消えてもらおう。】
「・・・スライドチェンジ・・。」
サイルドがデジモンに変わる。
【オルウォディモン・・・・貴様らの王の居場所を教えてもらおう。】
「しらん・・。」
【・・・なるほど。嘘はついていないようだ。】
「嘘は一生の恥。そう義務ずけられている。」
【では、消えろ・・デモンズディザスター!!】
「がっ!!」
ハンダントの攻撃を食らった時よりも数倍の距離吹っ飛んだ。
【・終わりかな・・グッ!?】
オルウォディモンの拳がカオスデュークモンの溝に入った。
「カメレモンのステルス機能をイーグルで再現したんだよ!!」
【こしゃくな!!】
バルムンクでなぎ払うカオスデュークモン。
【本当に消えろ!!ジュディッカプリズン!!】

大きな爆発と共に巨大なクレーターができる。
「今のは・・さすがに効いたぞ。・・・日々トレーニングしていないとココまで腕が落ちるのか・・。」

「サイルドが危ない!」
志連がそう叫ぶ。しかし・・・。
「駄目ですね・・。フィールドに続くゲートが完璧に閉鎖されています。いわば密室状態」「駄目かっ!!」

【ちりと化せ・・。】
バルムンクを振りかざしたその時。フィールドへのゲートが開いた。
【ふっ・・・やはりセキュリティを解除したか・・以外に遅かったようだな。】
「甘い甘い!!あんなのはな?10分そこらで解除できるんだよ。救世主ってのはな、ギリギリで参上するもんなんだぜ!?」
「早く助けようと言っても聞かなくて・・。」
デジビートルに乗った2人組が現れた。一人はパートナーと思われるヤシャモンといる。
もう一人は見慣れない杖を持っているパートナーはいない。
【何処までもふざけた組織だな。】
「んぁーちゃうちゃう。これは!俺達の!ポリスイーだ!!」
【・・・・・。】
さすがに拍子抜けする。

「あいつら誰だ?」俺が質問をだす。
「奴の名は木羽。んで杖持った方がレイド。」
「へ〜なんでしってんだ?」
「おいらの兄貴とその親友だ。」
「!!!」
固まる一同。
「おいおいおいおいーー!!知らなかったぞ?お前に兄貴がいるなんてさ。」
「知る必要も無いだろ?しかもたまにしか帰ってこないし。いたと思ったらもうすでにいなかったり。」

「さぁ!カオス野郎ー。覚悟」
【く・・お前らの相手はカオスメタルシードラモンで十分だ!!】
カオスデジモンが転送されてくる。
「レイド!!戦闘開始だ!」
「押忍!!」
レイドが左足にくくりつけているカードデッキボックスに手を伸ばす。
一方、木羽は。ヤシャモンを進化させて待機させる。・・一体どういう作戦なんだろうか「レイド、カオス蛇は任せた!!」
早速、省略されるカオスメタルシードラモン。
「デジカード、ガルルキャノン。カードイン!」
持っていた杖にカードを差し込んだ。すると杖が見る見るうちに縮小されていく。
レイドの右手にはメタルガルルモンの上あご、左手に下あごが装備された。
「ガルルキャノン!」
上あごと下あごを重ね合わせて冷気の銃弾を放った。
命中。敵はひるんだ!!
「休ませないよ。追加カードメタルガルルモン。カードイン!・・・コキュードスブレス!」
一瞬にして凍りつくカオス蛇。
「デジカード、セントガルゴモン。カードイン!」
レイドの周りに無数の小型ミサイルが出現する。
「バーストショットォォォ!!」
これでもか!と言うくらい小型爆弾を浴びせられ気絶寸前のカオス蛇。
「新規カードイン!」
元の大きさにもドった杖に真っ白なカードを入れた。そして近づいていく。
工場の壁も軽々と登り高く跳んだ。
「はぁぁ!」
カオス蛇の脳天に杖の先を思いっきり当てた。
【ガァ!!】
杖の中にロードされていくカオス蛇。
「カオス蛇!ゲ○トだぜ!・・・言って見たかったんだよなー。今までは、捕獲!!って言ってたから〜。」
「次は俺の番だぁ!ブジンヤシャモン!!」
さっきから腰の右と左に装備されている刀を構えたまま待機しているデジモン:ブジンヤシャモンに命令が下った。
【こしゃくな・・。ジュディッカプリズ・・!!】
「遅い!!遅い遅い遅いーーー!!」
「くらえ・・・抜刀:居合い。」
一瞬の出来事でよく分からなかったが、気づいた頃にはカオスデュークモンのゴーゴンは消滅し、体はボロボロになっていた。
【な・・何を・・。】
「抜刀:居合いは待機している時間に比例して攻撃範囲が大きくなる剣術だ。カオス蛇戦の時もずっと待機してたからな・・・。あーちなみに技発動時は、一瞬だけど時間が止まるよ。」
【なめられたもんだ・・・。】
カオスデュークモンは立ち去った。
(そういえば、カオスメタルシードラモンはカオス蛇だけど、カオスデュークモンは何だろうか・・まぁいいか別に。)

「くそ兄貴ー。」
大地がとてもうれしくなさそうに駆け寄る。
「ははは〜〜久しぶりだな?剣術は上達したか?」
「何だと!?」
大地の目に炎が宿った。
「ふー暑い暑い。」
軽くよける木羽さん。さすが兄。
「あーーーー!!!」
「どうした?麗菜。」
「そのレイドとかって人・・どっかで見たと思ったら。5年前くらいの全国格闘技大会で優勝をかっさらっていった人だーー!!」
「ははは・・・知ってる人はいるものだな。あのときは我が組織:BDHの休日期間中だったからな。」
「BDHってなんだ?」
とりあえず質問する俺。
「ブラックデジモンハンターの略名なんだ。なんか悪そうな組織だなーと思ったら大間違い!!正義の組織なのだーー!でも、訓練とか厳しすぎて隊員になるのは不可能だとか言われてるけど。まぁまぁだったかな?」
(毎日死ぬような顔してるのになぁ・・。)
「なんか言ったか?レイド。」
木羽の目が鋭く、なおかつ怪しく光る。
「レイドさん。強さの秘訣は?」
「麗菜さん・・だったけ?いきなりそういわれてもなぁ。感情操作って技を使うんだ。いろんな感情を使って自分の中に有る能力を最大限に引き出すんだよ。たとえば怒の感情、人は怒の時、一番強いと言われるんだ。攻撃の時は怒。防御は、逆に冷静になれば、むしろ冷静になりすぎると相手の攻撃が見えるようになったりするんだ。まぁこんな感じの技を駆使して戦ってるよ。」
いいのかな・・・そんな秘密ばらして。
「つーわけで、俺達はそろそろ次の任務に行くよ。あーばよ!」

「なんか無性に疲れたんですけど・・・。」
時間は午後5時。何と、デジブロンズ像は馬鹿売れ。かなりもうけた。
「よくやったな諸君!明日もあるんでよろしく。」
「将木先生もう帰るのかよ。」
「明日は、今年の最高傑作作品と呼ばれるゲームの発売日なのさ、その仕入れと整理で忙しいのだ。ばいなら。」
「そうそう、明日は。ジドケン部とのレース競技があるのだ。忘れるところだった。」
「何ソレ。」
「自動車研究部という怪しげな部活とのレース競技さ。自分たちで作った乗り物で競技をするんだ。ココに来るとき急な坂のある山が有っただろ?あそこの頂上に行き、隠されたフラッグを持ってココに帰ってくる。と言うルールなのだ。」
「探すのか?」
「ふふふ・・ただ走るだけじゃおもしろくないからな。」

「で、何で希代がいる。」
十次郎宅に戻ってきた一同。十次郎が早速もの申した。
「いいじゃん。」と麗菜
「何故お前が答える・・。」
そういうと完璧に無視された。

ENDー。

次回予告!
レース大会勃発!激しいデットヒートが起こる。
命を懸けた勝負が始まる(大嘘
では、次回を待て(待つのか?)