No.228『夢千代日記』 感想文
■前進座はやっぱりすばらしいです。夢千代さんはなんであんなに優しくなれるのでしょう。はる家では、誰もが喜怒哀楽を全部さらけ出せて、温かいところでしたね。重みのある内容で現在の私たちにも、とても考えさせられるものがありました。
菊奴さんの演技がおもしろくて場を盛り上げていたと思います。三味線、踊り、どれをとっても、うーん！と唸るものがありました。
感動をありがとうございました。
■「中国残留孤児」「ピカドン」などが死語になりつつある現在、肉親にも巡り合えずに悲しい思いを抱いて生活している人達が居られ、新たに原発事故による放射能汚染で心身共にバラバラになっている人達が居られることに再度心を致しました。
そして、すばらしい諸芸、華やかな衣裳が楽しく、明暗のバランスが「明」「暗」共に主張がはっきりしていて観劇後の満足感は充分でした。
■女優さんの衣裳が華やかでとてもステキです。
夢千代は以前テレビで見ていたので、内容はわかっていましたが、舞台で観ると俳優さんの細かい仕草まで見えてとても良かったです。
■目の前で多くの人がバタバタ亡くなっていくなんて･･････、我が子の命を親が断つなんて･･････
放射能のために生まれてくる前の命も病気になるなんて･･････
想像を絶するできごとにことばもありません。
命の尊さを伝えてくれる芝居でした。
こんなに重いテーマなのに、最後まで釘付け、集中力が途切れませんでした。
夢千代さんをはじめ、たくましく生きる芸者さんたちの姿と、
歌や踊りの艶やかさのおかげでしょうか。
本当に観て良かった作品です。
■今年初めの観劇にふさわしく、華やかな場面が多々ありました。でも、その裏で一人ひとりそれぞれの事情を抱えている中、精一杯生きる姿に目が潤みました。
みなさんの精一杯の気持ちが伝わってきました。
■笑いあり、涙ありで、とても良かった。
被爆した人たちは一日とて戦争を忘れることはできない。このことはいつまでも言い伝えて行かねばならない。
■あまるべは、何かなつかしく思い出しました。兄弟姉妹で旅行に行って、はるか上方にかかっている鉄橋を･･････ああ、あのレールだと。
今は、チラホラ兄弟も減ってしまい･･････主人も･･････涙が止まらなくなるし･･････困ってしまうわ･･････。
〜ピカドンを忘れない〜
■いつもながらの素晴らしい舞台装置（大道具）です。
はる家に料亭、楽屋、洞穴、すごいです。
音響が大きすぎて台詞が聴こえ難かったです。
女性陣の演技は引き込まれましたが、男性陣の演技が少し鼻につくというか、マコトの瀕死の演技など、わざとらしかったです。
■戦後の生きている中でとても辛く悲しみを心に秘めて暮らしている方が大勢いたんだなと身につまされる思いで観ていました。
戦後力強くたくましく生き、努力し、頑張ってこられたから今の日本があるのだと思いました。
とても役者さんの美しさ、たくましさを知りました。
■忘れていた戦争体験の話に、知らなければならない、子供たちに教えなければ。大切な劇です。
■小泉元首相じゃないけど、一言で「感動した！」
生きることの意味をしみじみ考えさせられる。
■原発被曝の現状を知るべきだ。
■社会情勢を取り込んで、すばらしい物語でした。
■すばらかったです。ありがとうございました。
■内容、舞台共にすばらしかったです。ありがとうございました。
■大変な題材をよくここまでまとめられました。おばあさん役もよかったです。
■楽しく観劇させていただきました。嵐の音がリアルで、観ていて胸がどきどきしました。
■観る前はどういう話か知らなかったのですが、内容が非常に良かったです。舞台の演出がすばらしかったです。
次の例会も楽しみです。
■とても感動しました。よかったです。
■大変良かったです。命の大切さを思いながら観させていただきました。
■素晴らしい舞台でした。哀しくて、でも、とても楽しいお芝居でした。