お芝居に夢を乗せて。

2020年の予定                  過去の例会作品はこちらからご覧下さい

第264回 1/22(水)昼

劇団朋友『ら・ら・ら』

作=太田善也  演出=黒岩 亮
出演=原日出子・牛山 茂・ 水野千夏・石川惠彩 他

コーラスグループ「あんだんて」は、平均年齢55 を超え経験者も 少なく、お世辞にもうまいとは言えない小さなグループ。指揮担当 の赤木響子の家のリビングが練習場だ。メンバーたちは練習後 や合間にいろいろな話をするのが何よりの楽しみ。最近はもっぱ ら定年前後のそれぞれの夫の話。そして、合唱コンクールを間 近に控えたある日……
赤木家にとんでもないことが……。

第265回 3/25(水)夜・26(木)昼

劇団民藝 『集金旅行』

原作=井伏鱒二 脚本=吉永仁郎 演出=高橋清祐
出演=樫山文枝・箕浦康子・伊藤孝雄・西川 明 他

東京荻窪のアパート、家主が借金を遺して亡くなった。
居住者たちは担保に入ったアパートを守るため、部屋代を踏み倒して逃げた 者たちから金を回収するべく「小説家」ヤブセマスオを遣わせるこ とに。そこへ昔の男たちからの慰謝料取り立てを企てるコマツラン コが同行。こうして目的の違う集金人二人の珍道中が始まる。

第266回 5/26日(火)夜・27(水)昼

こまつ座 『きらめく星座』

作=井上ひさし  出演=栗山民也
出演=松岡依都美・高橋光臣・瀬戸さおり 他

昭和15 年、浅草のレコード店オデオン堂の家族と下宿人たちは 無類の音楽好き。とりわけ「軟弱な流行歌」やジャスが。長男は 軍隊を脱走し憲兵に追われる「非国民の家」だが一転、長女が 「白衣の勇士(傷病兵)」と結婚し「軍国美談の家」に。戦時下に 翻弄され、好きなものを好きと言えない暗い時代に明るく生きよう とした庶民を、懐かしい歌を交えてほのぼのと描く。

第267回 7/23(木)夜・24(金)昼

加藤健一事務所 『煙が目にしみる』

原案=鈴置洋孝  脚本・演出=堤 泰之
出演=加藤健一・山本郁子・雨宮 良・新井康弘 他

とある田舎街の斎場で偶然出会った、北見栄治と野々村浩介。 頭には三角の布、手には数珠、全身白ずくめというスタイルの二 人。生まれて初めて(?)の長旅に、良き相棒がみつかった……。 にこにこ手を振る年老いた母と満開の桜に見送られて、見知ら ぬ世界へ珍道中。
いざスタート!!!

第268回 9/30(水)夜・10/1(木)昼

劇団文化座 『旅立つ家族』

原作=金 義卿  演出=金 守珍
出演=佐々木愛・藤原章寛・橋美沙・有賀ひろみ 他

韓国の国民的画家、イ・ジュンソプの半生をエネルギッシュに描く。 彼の画業と人生には日韓100 年の歴史が深く関わっている。日本 占領下の朝鮮北部に生まれ、絵の留学に訪れた日本で出会った 方子と結婚。やがて互いの祖国に離れ離れとなったが、国交のな かった当時には再会が叶わず失意のうちに39 歳で死去。彼の芸 術にかける熱い情熱と、消えることのなかった家族愛を描く。

第269回 12/10(木)夜・11(金)昼

劇団銅鑼 『センポ・スギハァラ』

作・演出=平石耕一
出演=館野元彦・馬渕真希 他 (予定)

1939 年、ナチス・ドイツは350 万人のユダヤ人が住むポーラン ドに侵攻。彼らは隣国リトアニアに逃れ、第三国に脱出する為の ビザを求め日本領事館を取り囲む。領事・杉原千畝(すぎはら ちうね)は本国にビザの発給許可を求めるも拒否される。千畝と 妻・幸子は苦悩しながらも政府の命令に逆らいビザを発給した。 6 千人以上の命を救った杉原千畝の実話を元にした作品。