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2018年の作品                  過去の例会作品はこちらからご覧下さい

第252回 2018年1月20日(土)

劇団前進座 『薄桜記』

原作=五味康宏祐
脚本・演出=ジェームス三木
出演=嵐芳三郎・中嶋宏太郎・浜名実貴 他

片腕を失い、家も断絶させられた丹下典膳が、吉良上野介の用心棒となり、 やがて堀部安兵衛となった剣友[中山安兵衛]と剣を交えることに・・・。 典膳と安兵衛の友情と武士の誇りを縦糸に、妻への愛情を横糸に、そして事件の中心となる“吉良上野介”を 風流人とし、これまでとは違った吉良像を作り、ドラマを紡ぎだす。

第253回 2018年4月4日(水)

イッツフォーリーズ 『死神』

原作=今村昌平 脚本=水谷龍二 演出=鵜山 仁
出演=園岡新太郎・井上一馬・藤森裕美・
   北川理恵 他

落語の「死神」を元に、今村昌平がオペラ化。その台本が面白いと西村晃がいずみたくに企画を持ち込んだのがきっかけ。「私と契約してお金儲けをしない? その代り、私と・・・」若くてカワイイ死神にそんなことを言われたら? さえない葬儀屋社長と死神、二人交わした契約の結末は?! イッツフォーリーズが贈る笑いと涙のミュージカル!

第254回 2018年6月1日(金)

東京芸術座 『蟹工船』

原作=小林多喜二 脚色=大垣 肇 
演出=印南貞人・川池丈司
出演=北村耕太郎・笹岡洋介 他

昭和のはじめ、食い詰めて“自分を売る”より仕方なくなった男たちが、函館の港に集まってきた。 乗り込んだ蟹工船「博光丸」。そこには苛酷な労働と権力を振りかざす鬼監督の理不尽な暴力が待っていた。 「このままでは殺される」・・・ついに彼らは立ち上がり要求を突き出すが、待っていたのは・・・。

第255回 2018年8月7日(火)

エイコーン 『松井須磨子』

作・演出=加来英治
出演=栗原小巻
ピアノ=城所 潔

近代演劇史上に一瞬の花を咲かせ、儚く散った日本新劇最初の女優。 芸術への深い愛、人生の機微を独白の形で物語が進行する。 『人形の家』のノラ、『復活』のカチューシャ等々須磨子が演じた役の西洋の思想と、 彼女自身の日本の魂が重なり、交錯し、新しい息吹が生まれる。

第256回 2018年9月18日(火)

テアトル・エコー 『おかしな二人』

作=ニール・サイモン  
翻訳・演出=酒井洋子
出演=安原義人・根本泰彦・後藤 敦・松原政義 他

ニューヨーク。離婚後、無精な生活のオスカーの部屋は荒れ放題。そして彼の仲間が夜な夜なポーカーゲームに興じる社交場に。そこへ、最愛の妻に追い出された友人のフィリックスが傷心を抱いて転がり込む。自殺しかねない様子に見かねて一緒に暮らすことになるが、潔癖性できれい好きの彼とは相容れられず、いつも衝突ばかりだが・・・。

第257回 2018年11月26日(月)

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場 『島』

作=堀田清美 演出=藤井ごう
出演=上甲まち子・藤木久美子・吉村 直 他

広島で被爆した青年教師・学。東京で働く同級生・清水との再開をきっかけに「島」を出て自立したいと思い悩む。彼の原爆症を心配する母親への愛憎。進駐軍で働く妹。許されぬ恋、差別、貧困。様々な困難を抱えながらなお人間らしく生きたいと懸命な若者たち。高度経済成長に突き進む中、影となってきた人々の溢れんばかりの「生」への渇望が、いまを生きる私たちを照射する。