ロレンスページTOPへ


■English(イギリス人)について■

○「English」の使われ方について○

吹替えと字幕についての話が出た時の話です。

吹替えだと伝わってないな〜、と痛感した言葉があります。
差別的に使われている
「English」(イギリス人)です。
私は結構重要だと思うのですけれどね。

私は言われるまでまったく気がつきませんでしたが、
言われてみれば確かにそうです。

ところで、イギリスと言われて私たちが思い浮かべるのはヨーロッパ大陸の西にある
島国ですが、その島国に住む人のことをEnglishと言うのかというと、
少し違います。
※本や地図帳などから勝手にコピーして載せるわけにはいかないので、
私がフリーハンドで描いたイギリスの地図です。下手ですがご容赦を。

上の地図を見るとわかるように、ひとつの島国でもいくつかに別れています。
イングランド、スコットランド、ウェールズ、そして北アイルランド。
日本における北海道、本州、四国、九州、沖縄の分かれ方とはちょと違います。

英語で「English」(英国人)というとき、
そこからスコットランド人とアイルランド人、ウェールズ人ははずされています。
Englishとは「イングランド」に住む人々のことで、スコットランドやウェールズとは、
人々の気質はおろか、法律や教育システムまで違ってきます。
イングランド、スコットランド、ウェールズを合わせると
「連合王国」[United Kingdom]となり、
それに北アイルランドを合わせたものが、日本人が通常「イギリス」と呼ぶところの
「グレートブリテン・北アイルランド連合王国」
[Great Britain(Made up of England,Scotland,and Wales)and Northern Ireland]です。
ちなみに、イギリスにはもう一つ「イギリス連邦」[British Commonwealth]
というものがあり、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドと、
英国女王を国家元首とする国々がこれに含まれます。

     
    (英語で比べる「世界の常識」・講談社バイリンガルブックス・1999より引用)

…ただ、アラブの人々がそこまで知っていて「イギリス人」と言っているかどうかは
定かではありませんが…。
(ロレンスはウェールズ生まれですしね。ちなみに、
ロレンス役のピーター・オトゥールはアイルランド生まれです)