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”技術と心”を基礎的な事を、提供できる人間になるためのものです。
技術には、その裏付けとなる理論が必ずある。このことは、どこの業界でも、料理や建築の世界でも、同じです。
「なぜそうなるのか!?」
を、解明し、技術について整然と筋道を立てて説明できるように組み直したものが理論だと言えます。
理論は「なぜそうなるのか!?」を解き明かす大事な鍵であるといえます。この鍵をしっかり持っていなければ、技術という扉を開けることは出来ません。
美容技術を習得する為の道は我が国、日本では見よう見まねの長い時代を経て、戦後(1945年以降)ようやく理論体系として確立されました。
今日、美容文化が花開き、実を結んできていることは美容の業にたずさわった多くの先人達の切磋琢磨、努力によるものであります。
現在、美容の文化は多種多様化し、複雑化していると言えます。
美容技術理論は技術に理論的根拠を与え、技術の習得を容易にすることにあります。
最後に「美容」とは何か?についてご説明いたします。これについて美容師法第2条に次のように定義されています。
「パーマネントウェーブ。結髪化粧等の方法により容姿を美しくすることをいう」
同時に公衆衛生を維持し、美容文化を支え、生活を快適にするという社会的な役割も担っています。
もしも美容師を目指す方は、厚生労働省の指定した教科課程の履修を経て、国家試験に合格しなければ、美容師の免許が取得できないというハードルが設けられています。 |