2023-6月《みのぶ道を歩く》
(第6ステージ)

2023-6-11(日)
東静歩こう会記録幹事 住谷 敏明
東静歩こう会2023-6月《みのぶ道を歩く(第6ステージ)》大会の記録である。
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コースレポート

身延駅から波高島駅までの13Kmを雨の中を歩く。このコースは、日本に7本ある天然記念物「お葉付きイチョウ」の2本を見ることが出来る。

身延宿波木井交差点を右折して1km程で円実寺に着く。聳え立つ大きな本堂を拝観する。当寺は南部公の招きで身延山に入山した日蓮が甲州各地に巡教に行った折にお休みになった霊場の寺である。しだれ桜があると聞いていたが見当たらなかった。

下山宿に入ると題目道標があり、身延山久遠寺への参詣での道であったことが判る。

身延町指定文化財寺である常福寺のお葉付きイチョウは火災の際に幹の一部が焼けて樹皮はないが葉が茂り良くこれだけの大木になったものだ。本国寺の門前に武田一族の穴山氏の下山城跡の碑がポツンとあるが昔の痕跡は何もなかった。 国指定天然記念物のお葉付きイチョウは、日蓮の持病が重くなり、常陸へ湯治に向かう途中に泊まった時1本の銀杏を植えられたものだと言われている。

「道の駅みのぶ」で昼食。ここは広大な公園「富士川クラフトパーク」できれいに整備されていて、バラを沢山植栽してある。バラを見るには残念ながら一週間遅かった。

上澤寺のお葉付きイチョウは「さかさイチョウ」と言われ国指定天然記念物である。日蓮が毒殺の難を逃れ身替りに白犬が犠牲となった。塚に杖を立て供養したところ、銀杏が芽吹き成長したと言う。眼にしたものは台風で横倒しになった巨木から若木が林立している様に生命力の強さを感じた。

今回は三寺の樹齢700~800年のお葉付きイチョウを観賞したウオークであった。

(写真撮影:大嶽信久)
  
天候/参加人員/交通 雨/電車
19名 三島:8名 沼津:7名 富士:4名
歩行距離 Aコース:13km
所要時間 4時間20分 休憩1時間00分
例会幹事 住谷・稲葉
9:10 9:30 会長挨拶、事務局長連絡、コース説明
ストレッチ体操
9:30 身延駅前 : スタート
10:10 10:25 円実寺 : 見学・WC
10:55 11:05 題目道標 : 身延山久遠寺参詣での道
11:20 11:25 常福寺:町指定記念物・お葉付きイチョウ :見学
11:35 11:45 本国寺:国指定天然記念物・お葉付きイチョウ:見学
12:10 13:10 道の駅 : (昼食) WC
13:20 13:30 上澤寺:国指定天然記念物・お葉付きイチョウ:見学
13:50 波高島駅:ゴール