4輪アライメントテスター


スラスト角 (スラストライン)


この図ではわかりにくいのですが左が車両進行方向で、図では後輪が左を向いています。(赤い矢印) 
船の舵やフォークリフトと同じで後輪が左を向くと後方が左方向へ向かおうとするので車両前側が右に向かいます。
その為、直進していても無意識のうちに右にいかないようにハンドルを左に切ることになります。
4輪の進むべき方向(ほぼ車両中心線)と後輪左右の向いている方向(赤い矢印)との角度をスラスト角といいます。
この角度が0.2度以上になると車両は直進できなくなる(ハンドルが取られる)といわれています。

サンプル写真

・テスターの測定結果のモニター画面                          
 ・上半分が調整前(左の写真の状態) 赤(NG)が多い                 
下半分が調整後 調整不可部分は赤のまま、黄色は調整範囲がギリギリ